8月3日(火)、今は亡きOさんから10年ほど前に貰った松の盆栽が生き生きと蘇った。盆栽を貰った時、ついでに手入れの仕方の手ほどきも受けたが、私のような無精者には身に着かなかった。初めのうちは水やりくらいは欠かさなかったが、それもいつの間にか忘れがちとなった。勢い松はだんだんと生気を失っていった。このままでは枯れてしまうと思い鉢から抜いて庭の小山に移してやった。移植してから1、2年は元気が無かったが、今年はみずみずしい緑の針葉を枝いっぱいに付けた。姿形はどうでもよい。野生の精気に満ちた姿を見るだけで元気が出る。同時にOさんの健在であった頃を思い出す。Oさんが亡くなってもう3、4年になるだろうか。地元のグループでよく碁を打った。Oさんは私と違って勝負には淡白で、負けが続いていても時間が来ると未練なく帰って行った。
最新の画像[もっと見る]
-
新型コロナ第7波はやっと収束に向かう 2年前
-
ホームを取り巻く山並みの遠望 2年前
-
老人ホームから望む納涼花火大会 2年前
-
転居届に難渋 2年前
-
紅葉の里 3年前
-
故郷の山 3年前
-
夕映え 3年前
-
田園 3年前
-
真すぐに伸びた道 3年前
-
夕焼け 3年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます