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日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

裁判所一帯に響いた歌声

2017-09-20 10:00:00 | (愛)のブログ
9月13日、東京無償化裁判当日はイオ編集部総出で取材に当たりました。

私も自分のカメラを持ち、取材に向かいました。
残暑が厳しいなか、一人二人、時間を追うごとに増える支援者と学生たち。

開廷前の裁判所前は
傍聴席の抽選を求める人と裁判の結果を見届けるため集まった同胞と支援者たちで開廷30分前にはすごい人波ができていました。

私は旗出しの瞬間を撮影するため、じっと門の前で場所取りをしていたのですが、
現場で待機していると、開廷直前に大合唱が始まりました。

文科省前「金曜行動」テーマソングの
「声よ集まれ、歌となれ~소리여 모여라, 노래여 오너라~」(朝鮮大学校学生合作)

どれだけ叫べばいいのだろう
奪われ続けた声がある
聞こえるかい? 聞いているかい?
怒りが今また声となる
소리여 모여라 노래여 오너라
声よ集まれ 歌となれ
동무여 모여라 노래 부르자
声を合わせよう ともに歌おう


歌声は裁判所一帯にこだましていました。
これほどに力強くて、まっすぐ心に届いた歌声を聞いたことがあっただろうか。
1000人を越える勝利を願った歌声。
なんだかとても胸が熱くなりました。

裁判結果は本当にひどい不当判決。
同胞たちの写真を撮りながらも、涙が溢れて仕方なかったです。

でも現場であの歌を聴いたときから、
私は不思議なことに、より力強さを得ました。

歌にのせて、当たり前の権利を当たり前に叫ぶ。
一歩ずつでも前へ進めば、この歌声が日本の司法の良心にいつか届くはずだと
信じています。(愛)

※エルファがアップしている動画の最後に歌声と少し歌詞が掲載されているので、
転載します。
https://www.youtube.com/watch?v=7XQ1BfHaZJY


「声よ集まれ、歌となれ~소리여 모여라, 노래여 오너라~」

どれだけ叫べばいいのだろう
奪われ続けた声がある
聞こえるかい? 聞いているかい?
怒りが今また声となる
소리여 모여라 노래여 오너라
声よ集まれ 歌となれ
동무여 모여라 노래 부르자
声を合わせよう ともに歌おう
聞こえないふりに傷ついて
かすれる叫びはあてどなく
それでも誰かと歌いたいんだ
一人の声では届かない(だから)
소리여 모여라 노래여 오너라
ふるえる声でも 歌となる
동무여 모여라 노래 부르자
声を合わせよう ともに歌おう
 
소리여 모여라 노래여 오너라
ただ当たり前に生きたいんだ
동무여 모여라 노래 부르자
ただ当たり前を歌いたいんだ
いますぐその足をどけてくれ
4・24の怒りがよみがえる
踏まれてもくりかえし立ち上がる
君といっしょならたたかえる
소리여 모여라 노래여 오너라
声よ歌となれ 響きわたれ
동무여 모여라 노래 부르자

子どもの絵に学ぶ

2017-09-08 10:00:00 | (愛)のブログ
最近の楽しみは子どもの絵をみること。
子どもの絵を見ていると、大人にはだせない色使いで仕上げてくるのに、毎回感動を覚える。

これはオバケの絵。よく見ると、手がちゃんとオバケの手の形になっている。


ザリガニの絵だそう。

以前、家で一緒に水彩画にチャレンジしてみたのだが、絵具をパレットにだすのを嫌がり、紙にそのまま出して描いていた。
案の定、手足や床は絵具がつきまくりで、すごいことになってしまったが、子どもはお構い無しで、満面の笑顔で楽しんでいた。

一緒に描いていると、なんだか私まで子どもに戻ったように、色遊びがとても楽しかった。
「楽しいから絵を描く」、そんな単純ででも重要な感覚を忘れていたことを思い出した。
子どもの絵には、学ぶことが本当に多い。
汚れるなどの労力を惜しんでも、また家でも一緒に絵を描いてみようと思っている。(愛)

今年の夏休みの過ごし方

2017-08-30 10:00:00 | (愛)のブログ
夏休みは、祖母が亡くなって初めてのお盆、新盆だったこともあり、夏季休暇が始まるとすぐにお手伝いのためにも里帰りし、ガッツリ長野で過ごしました。

前半は家のお手伝いに明け暮れましたが、後半は色々と楽しめました。

最初はバーベキュー場を予約してのバーベキュー。
天気予報は曇りのち雨でしたが、バーベキューをしている時間は雨は降らず
かえって涼しくて、鉄板が温かく感じられ、ちょうどよかったです。

お肉も美味しいお肉を頼み、
火力もガスのため強くてあっという間に美味しいお肉が焼けて、たらふく堪能しました。

食べ終わった頃に雨がざっと降り始め、撤収し、
帰りは施設にある温泉に入って体を温めてから帰りました。

また別日は釣堀と無料のアスレチックが併設されているパークへ。
初めは魚釣りか~と乗り気じゃなかったものの、久しぶりの釣りに子どもより私の方が夢中に(笑)。
釣りはまず、餌をどう仕掛けるかが勝負!!
入念に餌を仕掛けます。
結果、全員では合計15匹、私たち親子チームは最多の5匹を釣り上げ、おいしいニジマスをその場で調理してもらいました!
子どもたちもおじさんが調理している様子をじいっと見つめていました。
命をいただく大切さを学んでくれたと思います。
焼きあがった魚は皮まで柔らかく、最高においしかったです!
子どもたちも1匹まるごとペロッと食べていました。


その後は無料のフィールドアスレチックへ。
丸太渡り、くもの巣渡り、ねずみ平均台モンキーネット、吊橋渡り、など12のフィールドがあり、ひとつひとつクリアしていきます。
これが山の中の切り開いた場所に点々とあり、運動不足ぎみの私にとっては結構きつかったです。
でも子どもたちは大喜びでどんどんクリアしていき、子どもってすごいな~と改めて思いました。

(こんなダイナミックなアスレチック、初めてみました。。。)
帰りの車ではぐっすりの子どもたちでした。

他花火やスイカ割など、夏にできることを大いに楽しんだ夏季休暇でした。
こどもが小さいと、色々経験をさせるため、大人も色々なチャレンジができ、それもいいものだなと実感しました。(愛)

特集「高校無償化裁判 大阪で歴史的勝訴!」のイオ9月号

2017-08-21 09:14:14 | (愛)のブログ
イオ9月号が先週金曜に納品されました!
9月号の特集は「高校無償化裁判 大阪で歴史的勝訴!」。
大阪での完全勝訴を受けて、急きょ誌面構成を作り直し、1頁から特集として大阪、広島で行われた裁判結果についてルポ、解説しています。

表紙も特集に合わせ、グラフィックデザイナーのホ・サンホさんにかっこよくコラージュして頂きました!

そして特別企画は「わたし、別れました」。
離婚について、様々な角度から(ルポ、対談、エッセイ、法律相談、統計、社会制度等)まとめてお届けしています。

他、「見せた!愛知の本気」と題してウリ民族フォーラムin愛知の模様を伝えた記事、
東京中高で行われた安英学選手の引退試合の様子をお届けする「ラストパスに夢たくし」、
きむ・ぎがんさんの文「ひとり芝居がマダン劇になる時―『在日バイタルチェック』第100回目公演を終えて」。
「失敗を見つめ、失敗から学ぶ」と題して関東フードビジネスフォーラムの模様をお伝えしております。

ほか、連載「親子のじかん」は在日同胞のレゴ博士が登場した面白い内容になっていたりと
9月号も読みごたえのある内容でお届けしています!

ぜひお手にとって読んでみてください!!(愛)

夏の定番!~虫を飼う~

2017-08-03 10:00:00 | (愛)のブログ
夏!!!
といえば、何を思い浮かべるでしょうか?

我が家にも、夏の風物詩(?)と呼ぶものが、
できれば避けて通りたかったものが、、、とうとうやってきてしまいました。
それは。。。。





カブトムシ!!!

いままで自宅で虫を飼ったことはなく、
セミなんて飛んで来たら悲鳴をあげて逃げてしまう私にとっては、
虫を飼育するなんてことは決してあるまい!と思ってきたのに、
子どもの笑顔と成長のために、とうとう受け入れてしまいました。

とある支部イベントに参加し、帰りのおみやげで無料で配っており、
子どももしっかり籠を手にしていて、とても拒否できませんでした。。。
帰り道では、カブトムシにしっかり名前もつけて飼うことになりました。

先輩オンマたちからの助言、
夜になると活動的になって、カゴの中で飛ぶんだよ、とか、
カブトムシって、自分でカゴの扉開けちゃうから気をつけて、など
たくさんの助言をもらっていたので、カゴの外にでてしまわないよう気をつけながら飼育しています。


ところが、飼ってみると、
カゴの外にさえでなければ、かわいい。。。と思えてきました。
夜あげたエサが朝にはすっかりなくなっていて、
夜中にはガサゴソ、ブーンと、たまに飛んだりしていますが、それを見るのも結構おもしろい。。。
そして、子どもも責任もって育てるという意識がちゃんとあり、
朝も虫の世話をするため、いつもより早起きしてくれるようになりました!


子どもの成長のためにも、生き物を育てる、ということは、
良いことなんだな、と思えるようになりました。
多分ひと夏のみの成長を見守るだけになると思いますが、
子どもと共に大切に育てたいと思います。(愛)


親子の時間vol.8「くるくる回る♪ 時計クッション」

2017-07-25 10:00:00 | (愛)のブログ
イオ8月号が先週18日に納品されました!
皆様のお手元にもそろそろ届いている頃だと思います。

今年度に入って新たに連載している「親子の時間」。
イオ編集部では(S)さんは執筆を、私は撮影、デザインを担当していますが、毎回撮影が楽しみな連載でもあります。
第2期目はイオで長年イラストを描いてくださっている任ソンセンニムに担当していただきました。
第2期目に入った「親子の時間」も8月号で終了し、9月号からは第3期目に入り、また新たに「親子の時間」をプロデュースしてくれる方にバトンタッチとなります!

第2期目の4回目は「くるくる回る♪ 時計クッション」です!
こどもが成長するにつれて避けては通れない、時計の見方を勉強できる!!
知育玩具とインテリアがかわいく融合したものです!

こんな可愛くて、勉強もできる優れものを家で作れてしまうなんて驚きです!
詳しい作り方は、イオ8月号のp2~3をご覧ください。

今回は番外編として、コースターでも作れるミニ時計の紹介も掲載しております。
取材をした当日、任ソンセンニムが私たちにもお土産にと、途中まで制作したミニコースター時計を持ってきてくれました!

私にはなんと、
バルタン星人が真ん中についたコースター!
誌面では紹介できなかったのですが、こういったキャラクターのボタンをつけるのも
素敵ですね!
とっても可愛く、子どもも大喜びです。
実際こどもにお土産として渡したところ、なにこれ~?と興味深々、大喜びで、
一緒にシールなどを貼って完成したあとは、
いまは何時? これは何時? などもう何度も何度も聞いてくるほど、時計の見方を勉強しています。

大人と一緒に作ったあとは、大人とこどもで時計をお勉強♪
クッションとしても使える「くるくる回る♪ 時計クッション」、ぜひ作ってみてください!(愛)

8月号は本特集「おいでよ、児童文学の世界へ」

2017-07-13 10:00:00 | (愛)のブログ
いま私の会社の机の上は、8月号で使った資料がうず高く積まれています。
なぜこんなに資料が多いのかというと、8月号は本特集なので!

本は本でも、今回は児童文学、小中学生を対象にした読み物に限り、紹介する特集です。
特集タイトルは「おいでよ、児童文学の世界へ」。

私自身も、思い返せば幼少期、本ばかり読んでいました。
物語の世界が居心地良すぎて、
先に習うはずの日本語の教科書の物語だけをピックアップして先に読んだり、
自分の本棚から読むものがなくなると、父の本棚にあった怪盗ルパンシリーズを借りて読んだり。

最近は、本を読むということがめっきり減って、SNSでみかけた記事などばかり読んでいたのですが、
先日ジブリの宮崎駿さんおすすめの児童書を読んだところ、とっても良く、
考えが凝り固まっていく大人こそ読むべきなんじゃないか!とも思いました。

今回の特集では、様々な児童書が紹介されています。
私自身が読んでないものも多かったので、紹介されている本をこれからすこしずつ読んでいくのが楽しみです。

他、児童書の翻訳家さんのインタビューや
李慶子さんのエッセイ、文玉仙さんの書き下ろし童話、児童書をめぐる現在の時流を追ったルポなど、
児童文学の魅力を伝えられるよう様々な内容でお届けします。

今回私は特集デザインを担当しました。書き下ろし童話に少しイラストも描かせていただきました。
本特集は、毎回デザイナーにとっては骨の折れる作業も多いので、
冒頭に書いたように資料がたくさん必要だったのです。。。
(早く片付けなくては。。。)

今回イオの表紙も特集に沿ったとっても素敵な仕上がりになりました!
毎号通り、グラフィックデザイナーのホサンホさんが手がけてくださりました。

お披露目は来週7月18日になります。
今しばらくお待ちください!(愛)

LINE恐怖症?

2017-07-05 10:00:00 | (愛)のブログ
1年ほど前のことになるが、LINE(ライン)恐怖症になったことがある。

こどもが通うクラスのオリジナルTシャツを作ろう!と盛り上がり、
そこでデザインやデータ作りをできる私に白羽の矢が立った。

初めてのことだけど、こどもも喜んでくれるし、まあいっか、
皆の意見をまとめてささっと作ればいいか、と安請け合いしたのだ(もちろん無料奉仕だけれど)。
役員さん2名と他デザインできるママさんでTシャツ制作委員会を作って、
LINEで意見交換をしながら進めた。

直接会って、face to faceで話し合えれば一番良かったのだが、
普段忙しく働いている同士なので、LINEでしか協議ができなかった。

だが、これが大間違いだった。


LINEという表情が読み取れない文字だけのコミュニケーションは、
かなりそっけなく、
または些細なことでも双方悪意に受け取られがちになる。

そういった積み重ねで、
一時はLINEアプリを開くのも嫌、
LINEが届いた音でもびくっとなるのが嫌で嫌で、通知オフにし、夜は電話さえも電源オフに。。。

でもそこはやはり大人なので、
顔を合わせた時には、色々と双方に詫び、
お互い認め合い、
出来上がりのものを一緒に喜んだりしながら、乗り越えた。


いまのこどもたちはLINEでコミュニケーションをとっているとよく聞くが、
大人でもこじれやすいツールを、社会適応力の未熟な子どもたちが使ったら、
より危険なんじゃないかと心底心配になった。
(必修課外授業で「LINEの上手な付き合い方」とかやってほしい位)

親やきょうだいなど気心しれた人とのLINEはとても楽しいが、
あまりよく知らない間柄でのLINEのコミュニケーションは慎重にしないと本当に怖いと思う。

LINEは便利だけれど、
コミュニケーションのツールとしては、サブ的に使う方が絶対に良い。
いまの子どもたちには、顔と顔を合わせたコミュニケーションを一番に大事にしてほしい。
そこから学ぶことのほうが、大いにあると思う。

まずは顔と顔を合わせて、そこからの人間関係がずっと大事だと思う。(愛)









児童書「クルミわりとネズミの王さま」を読んで

2017-06-27 10:00:00 | (愛)のブログ
今日は本の紹介を。
児童書、「クルミわりとネズミの王さま」という本です。
バレエの演目でもお馴染みの「クルミわり人形」の原作となったお話です。

ジブリ美術館にいった際、このお話を基に展示し開催したときのパンフレットを見つけ、宮崎駿さんおすすめの児童書ということで、購入して読んでみました。

久しぶりにお話の世界にグングン引き込まれました。
と同時に、凝り固まった大人の思考から、こどもの頃のなんでもありの世界に引き戻されたような感覚を覚えるほど、読んでてワクワクドキドキと、想像力を大いに刺激されました。
本によっての空想がとても居心地よかったです。

児童書って、久しぶりに手に取ってみると、こんなにいいものなんだと、実感しました。

(ちなみに、ジブリ美術館でこの本を購入すると、宮崎駿さん描き下ろしのカバーがついてきます!)

ということで、来月号(2017年8月号)の特集は、児童書の魅力を紹介する企画となりました!
児童書の魅力的な世界へ、大人もこどもも、ご案内できればと思っております!(愛)

「生誕100年長沢節展」へ

2017-06-19 10:00:00 | (愛)のブログ
先日、とある方にチケットを頂いたこともあり、小雨の降るなか、弥生美術館へと行ってきました。
弥生美術館で現在開催中の展覧会「生誕100年 長沢 節 展 ~デッサンの名手、セツ・モードセミナーのカリスマ校長~」を見にいくためです。

弥生美術館は東京の根津駅を降り、ゆるやかな坂をのぼったりしながら、たどりついた昭和モダンな建物でした。

長沢節さん(1917-1999)はファッションイラストレーターの第一人者であり、セツ・モード・セミナーという美術学校の創設者です。 (卒業生には数多くのデザイナー、芸術家を輩出)

私は絵は知っていたものの、「長沢節」さんという方は詳しく知らなかったのですが、今回の展覧会に訪れて絵を鑑賞し、
そして長沢節さんが書いた文章を読みながら一気にファンになってしまいました。

軽やかでいながら、全てを語っているかのような線。
着色も透明水彩でポイントとなる色のみ。
すごく格好いい。

長沢節さんが1枚の絵を描く動画も展示されており、ひとつの線を引くのに、慎重に見極めながら一本の線を描いていました。

長沢節さんの人生も興味深かったです。
日本が第2次世界大戦真っ只中の頃周りが軍国主義に染まっていく中で、長沢節さんは知り合いの大学生にすすめられ、「共産党宣言」を読み、忠君愛国思想の中ではとても生きていけないと思い、故郷の会津若松から上京。東京では文化学院の美術科に通い絵を勉強しながらも、三木清さんの哲学の講義に感銘をうけ授業を熱心に聞いたそうです。

この間、長沢節さんの本も読んだのですが、考え方や絵のスタイル、どれをみても勉強になることばかりで、ものすごくファンになってしまいました。

今年の4月でセツモードセミナーは閉校してしまったということで、今回の展示会がセツモードセミナー主催の最後の長沢節展になるそうです。
展覧会は6月25日までなので、興味ある方はぜひどうぞ。
美術館の隣にあるカフェもとても雰囲気があり、展覧会チケットで一部割引サービスもあります。
展覧会後の珈琲も美味しく頂けました。(愛)

こどもとぬりえ

2017-06-09 10:00:00 | (愛)のブログ
通勤圏に昔ながらのおまけをしてくれる文房具屋さんがあり、そこでよく子どものお土産として、ぬりえを買って帰っていた。
ちょうどイヤイヤ期で登園拒否ぎみだったときは、そのぬりえがオンマを仕事に送りだしてくれる原動力になっていたので、新しい物がでるとちょこちょこ買っていた。

はじめは、好きなキャラクターを塗るだけで楽しそうだった。
だが、とある日から、はみ出さないように塗ることを要求し始めた。
そして、少しはみ出しただけで大泣きするようになった。
あ、これでは、絵を描くことが嫌いになってしまう、ぬりえはまだ早かった!と多いに反省し、ぬりえは一時禁止とした。

はみ出してもいいんだよ!
泣くのなら、もうぬりえはできないよ!
と。


そして、数ヶ月後、禁止されると無性にやりたくなるのか、成長したからなのか、
「泣かないから、ぬりえしたい!」と言うように。

保育園でもぬりえを楽しんでいて、
いまは大人が思いつかないような配色でたくさんの色を使い、ぬりえを楽しむようになった。

黙々と塗ったあとは、「あー腕がつかれた!」と一丁前のことを呟いている。

そのぬりえを見ながら、
色塗りや絵を描くことを、日常として、ずっと楽しんでくれればいいな、と思った。

そして出来る限り、こどもの絵は残しておこうと思う。
大人になると、こどものようなのびのびした絵はなかなか描けなくなるのだから。(愛)

乗馬に初挑戦

2017-05-30 10:00:00 | (愛)のブログ
だいぶ前の話しになるが、GW中、実家の近くに乗馬クラブがあるのを初めて知り、3家族で遊びに行った。
そこで人生初の乗馬を体験!
そもそも乗馬をするつもりは毛頭なかったのだが、500円というワンコインで場内を一周できるというので、乗ってみよう!という気持ちになった。

馬に跨ると、思いのほか目線が高い!
あまりの見晴らしの良さに、自然と笑顔になるのだ。
同時に、バランスを取りつつ馬にまたがるのが難しかった。
馬と息を合わせないといけないということがなんとなくわかった。
と同時にテレビで見掛ける騎手の人はすごいな~と心底尊敬した。
馬を乗りこなすには日々の鍛練と信頼関係がないと無理だろうな。。。と。



他馬に人参を食べさせてあげたり、やぶさめを観覧したりと意外に乗馬クラブでおおいに楽しめた。


何よりも大自然の中で馬に跨がっていると、日々の疲れも吹っ飛ぶほど、リフレッシュできた。
もし、実家でいまも暮らしていたら、この乗馬クラブに通っていたかもしれない、と思うほど、楽しかった。
東京でも、機会があればまた馬に触れ合いにでかけたいと思う。(愛)

イオ2017年6月号完成!特集は「イルムー私の証」

2017-05-18 10:00:00 | (愛)のブログ
イオ2017年6月号が完成しました!

6月号の特集は「イルムー私の証」。
イルムとは朝鮮語で「名前」という意味です。
特集では朝鮮民族と名前にまつわるいろいろな話を紹介します。
また、今どきの名前の付け方や、各自の名前にまつわる意味なども探ります。これから子どもたちに名前をつける際に参考にして頂ける特集となっています。

特別企画は「トンポ スタンプ図鑑」。
すでに日常の会話として普及されているツール、ラインスタンプですが、多くの同胞たちもラインスタンプを作っています。
特別企画では、ラインスタンプを作っている同胞をスタンプとともに紹介しています。

その他、現役引退をした安英学さんのインタビュー
「interview 夢は叶う―の言葉を信じて  安英学 15年間の選手生活を語る」や

千葉朝鮮初中級学校への補助金を不当な理由で打ち切った千葉市、日本人有志と同胞たちの抗議集会の模様を伝える記事
「千葉市、朝鮮学校に補助金不交付 「『慰安婦』の絵、交流に適さず」と不当決定」、
ほか「不可視化される被害者を見つめて 性差別撤廃部会 4.23アクション/シンポ「日本軍『慰安婦』問題と朝鮮半島の分断」など
今月号も盛りだくさんの内容でお届けします。

私も子どもが産まれる前は、真剣に子どもの名前について悩んでいました。
オッピョンを開いたり、画数を調べたり。
朝鮮半島の名付けの流行りがどんなものか、すごく知りたかったのですが、その時は人づてで聞くのが精一杯でした。
今回の特集では、北と南、両方のイマドキの名付けも掲載されています。

ぜひご一読ください!(愛)

ひさびさの高熱

2017-05-09 10:00:00 | (愛)のブログ
あっという間にGWが終わってしまい、イオ編集部は校了日に向け、駆け抜けています。
ピリッとした空気を纏っている編集部をいまなら見れるかも知れません。

GWに入る前の週、溜まった疲れからか、ひさびさに高熱がでました。
仕事を終え、帰路につきながらフワフワした感覚におかしいな、と思い、熱を計ると39度近い熱…。

次の日にかけて高熱が続き、
ひさびさに体がしんどく、
関節いたい、喉いたい、頭いたい、の3拍子に悩まされ、ただひたすら寝ていました。
それでも母親業を完全に休むことはできないもので、熱を押しながらもどうにか工夫して、こどもに関する雑務をこなしました。

体力温存のために、
どれだけ子どものイヤイヤを回避しながら、1日を終えるかという目的のために
いままで買うまいと決めていたシャンプーハットを初めて買い求めて、お風呂に入らせたりもしました。

その後2週間ほど、風邪が長引いていて、薬のせいか、顔がパンパンに腫れたりもしましたが、ようやく少し落ち着いてきました。
あまりに長引いているので、病院で血液検査も受けましたが、なんの問題もなく、ほっとしました。
やはり健康が一番だな、と実感した日々です。

周りの話しを聞くと、風邪がとても流行っているみたいです。
皆様も季節の変わり目、どうぞご注意ください。m(__)m(愛)

地元の結婚式

2017-04-25 10:00:00 | (愛)のブログ
先週末は地元で幼馴染の結婚式があり、久々に子どもと里帰りしました。
長野は東京より少し季節が遅れていて、空き時間に子どもと行った公園ではチューリップが満開でした。

結婚式では久しぶりに同級生たちが一堂に会し、
小1から中学3年まで共に過ごした女子たちも全員が久々に集まりました!

この歳になると、結婚、出産、子育てが重なり、独身のころのように身軽に結婚式に参加できないことも多く、
なかなか皆の予定が合わさることも少ないのですが、
今回は奇跡のように! 集まることができ、やはり地元の友達は落ち着くな~としみじみ実感。

今回の結婚式では、余興の前のスピーチも個人的に頼まれてしまい、
原稿を用意していったものの、すごく緊張してふるえてしまい、
自分は人前で何か話せる性格ではないな、としみじみ思いました。。。
それでも貴重な経験を積めたので、スピーチに選んでもらえて嬉しかったです。

今回の結婚式も幼馴染の人柄があふれ出た人情味あふれる結婚式で、
とても温かい式でした。
長野ハッキョの伝統でもあるチャンダンノリも友人たちが演奏し、会場を盛り上げたりして…。

家族のように過ごした友人が幸せを迎えた瞬間というのは、見ていると心が癒されます。

子どもと参加し、その日のうちに東京に戻るという弾丸日程で、
家に着いた時は疲れすぎてそのまま泥のような眠りについてしまいましたが、
いい夢しか見ませんでした。
参加することができて嬉しい1日でした。(愛)