GACKT、青春楽しめなかった卒業生にエール「いじめられた、勉強できなかった…」に「だから？」

「　歌手・GACKT（50）が2日に自身のX（旧ツイッター）を更新し「青春を謳歌できなかった」卒業生にエールを送った。


GACKTは「良い友人に恵まれ、部活に勉強に恋愛に、青春を謳歌できた卒業生。
素晴らしい学生生活を送れたことに感謝し、この先も突っ走れ。卒業おめでとう」と祝福の言葉を寄せる。

その一方で、自分はその逆だと思った卒業生にも「卒業おめでとう」とし「その経験は必ず、この先の人生の活力に変えられる。
学校内の友人関係や経験が人生の全てでは決して無い。大人になればどれだけ世界が広いのか、どれだけ沢山の人間がいるのか分かる」とつづる。

また「いじめられた、勉強ができなかった、運動ができなかった。だから？そんなこと、これからいくらでもひっくり返せる。
いつの日か、小さな悩みだったと笑える日がくる　その劣等感や孤独、行き場の無い焦燥感と将来の不安が人生を大きく変えるきっかけになったりするんだ」とも。

「卒業おめでとう。それもまた、青春。これからの活躍を心の底から楽しみにしている。沢山の素敵な笑顔をありがとう」と、熱いエールを送っていた。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「スポニチアネックス」より引用）



記事のタイトルの「だから？」がちょっと誤解を招きそうな書き方なのだが、記事の中身自体はその通りだと思う。


社会に出るまでは、「学校」こそが、多くの人にとって自分から見える「世界」の全てであって、そこでのつまづきや思い通りにいかなかったことで
「自分はダメなんだ」と決めてしまうのは、これからの長い人生を考えても勿体ないことだし、広い目で
見れば全然そんなことない。


大人になって気がつくのかもしれないが、実に小さなことでくよくよしていたが、その時はそこしか見えてないのだから致し方ないといえばそうである。
そこらへんは経験の乏しさゆえに起こることだが、大人から具体的な指針が示されるわけでもなければ、むしろ自分で乗り越えていけと言わんばかりなので、
自分で出来る子はいいけど、そうでない子は厳しいよなぁ。

背中を押してくれる大人は必要だろう。