あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

ぼっちニートYouTuber

2022-04-06 | 動画・映画・テレビ・DVD
自分が失業してプラプラしていた時期にYouTubeをあれこれ漁ってみていたカテゴリーに
「ぼっち系」というものがあった。

当時自身が社会と隔離されている状況で、傷の舐め合いではないけれど、
「がんばろう」って思っていて、ある種のシンパシーを感じながらの時期でもあった。

しかし、いつしか観ることもなくなり、なんならその動画のうP主の名前すら忘れていた。


ふと、「そういえばあのチャンネルその後どうしてんだろ」と気になったので検索してみた。
チャンネル名を忘れている、手がかりが思い出せないで、結構手こずったがなんとか辿り着いた。


自分が最後に観たものから既に2年以上経過していた。
その2年間を一気に観てみることにした。


ざっとあらすじを書くと、「ぼっちニートが職業訓練の為、地方から上京。
3ヶ月間の研修を経て、地元に戻って派遣社員ながらIT系に就職。
中年ニート、職歴なし、未経験ながら手取り20〜30万の給与を得、この待遇には感謝、
頑張ると言いつつも1年が経つ頃、能力的に仕事についていけず辞めます」って、感じ。



「やっと就いた仕事で、手取りで30万近い給与は良かったじゃん」と動画を観ながらワクワクした。
しかし、職場まで電車で片道1時間半、夜勤もあって拘束時間は約18時間。しかも結構な連勤。
休みの次の日は日勤だったりで、必ずしも十分な休みではないような印象だった。

職種は違えど夜勤をやっている身として、夜勤上がり(昼頃)で、次の日朝から出勤はキツい以外の
何者でもない。

自分も1ヶ月で見れば、仕事より休みの日の方が多いからこそやっていけている部分がある。
また仕事に関しても、基本「待ち」の仕事なので何も発生しなければ、何もないまま終わる。
一方このYouTuberはなかなかボーッとしている時間もないようで、側から見る限り結構きつそう。


ということで、職業訓練しながら、部屋に帰ってきて夜は勉強して、3ヶ月のうちに3つの資格試験に
合格してなんとか就職できて、派遣ながらも生活は安定出来る所得を得ることが出来て、
(自分が観に来てなかった2年間に劇的な変化があったんだなぁと)その頑張った姿には拍手なのだが、
僅か1年で辞めてしまったのは残念であった。



コメント欄には、辞めたことに対して否定的なものが散見された。


「仕事を辞めた」ことに関しては確かにそう思うが、やはりあの夜勤というか勤務形態では、
若ければ多少の無理は出来ても中年だとキツいなぁと思った。

また仕事が覚えられなくて大変というのも経験値の部分が大きいだろうから、
もしかしたらこっちはなんとか耐え抜けば、大変かもしれないけどなんとか光明が見えてきた可能性はあるのかもしれない。



「能力的に仕事についていけず辞めます」というのは、視野が狭く、あまりに真面目な感じがする。

社会人で、大して仕事ができるわけでもなく、その上責任感も乏しいけど、なんとなく毎日出勤して
無気力に近い人は五万といることだろう。

会社にとって致命的なミスをしない限り、なかなか首を切るということは出来ないので、そんな社員でも
居座り続けることは可能。そんな立場で居続けても良かったのかもね。

ただ、このyouTuberの場合、派遣なので無能と判断されると契約更新がない可能性があるので、
まぁそこまで引っ張ってからでも遅くはなかったような気がする。


辞めると、やっぱりその後の人生設計を早急に立てないとならないし。
それもまた正直なところ結構面倒臭いし。
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