あぁ、生きた証

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森保監督「惜しいではダメ」最強『カナリア軍団』に惜敗「戦い方次第では勝ち点を取れる」

2022-06-06 | サッカー日本代表
「 ◇6日 サッカー国際親善試合 日本0-1ブラジル(東京・国立競技場)







 13度目の挑戦もはね返された。日本はブラジルと対戦し、前半を0-0で折り返す大健闘。
しかし、遠藤航がペナルティーエリア内で痛恨のファウルをとられ、後半32分にFWネイマールのPKで先制点を献上。
終盤に底力を見せた最強のカナリア軍団に屈した。日本は1989年7月の初対戦以来、通算13戦で2分け11敗となった。



 日本森保一監督は「勝てなくて非常に残念。選手達も我慢強く粘り強く戦いつつ、攻撃の姿勢を失わなかったが、
結果が伴わず残念に思う。惜しいではダメなことは分かっているつもり」と表情を曇らせた。

 発言の真意を確認されると、「現段階での力の差は認めなければいけないが、戦い方次第では勝ち点を取れるであったり、
我慢強く戦いながら勝てたかもしれないという思いが言葉になった」と説明した。

 粘り強く接戦に持ち込んだとはいえ、決定機をつくらせてもらえなかった。
それでも、「なかなかこじ開けさせてくれないのが現実だが、やり続けることで後半はブロックの中に入っていけた」と一定の手応えを強調。
伊東純也については「本来持っているパワーはまだまだ出せる」、三笘薫については「一対一で相手を上回るシーンは見せてくれたし、
よりレベルが上がった相手にも自信を持ってくれたと思う」とそれぞれ今後にも期待を寄せた。」
                                          (「中日スポーツ」より引用)






南米予選も余裕で1位通過し、半年後の本大会へ向け準備したいだろうけど、色んな事情でなかなか欧州の強豪国と対戦できないブラジル。
そんな中での、日本と韓国との対戦。客観的に見て著しく格下相手は、ブラジルにとって意味がある試合なのだろうかというのが正直なところだった。


日本は、W杯本大会で同じグループに南米のチームがいないので、これまた本大会の仮想敵国としては、ブラジルという世界最強国との対戦には
意味があるものの、W杯への準備としてはどうなんだろうとも思った。


結果は、0−1。



これをどう見るかだが、スコアだけなら「よくやった」になるのかと思う。
試合の大半はブラジルがボールを保持して攻め込むシーンだったが、当たり前といえば当たり前。

これが互角くらいになっていたら、日本の世界ランキングは1桁台になっていることだろう。

防戦一方の時間帯が長いなりにも、人数をかけて攻めようとする姿勢は見えた。
が、相手を慌てさせる様なシュートまでは遠かった。


格上相手には、ある程度の時間守備で耐え続けなくてはならないことは、戦術のプランにも組み込まれているだろうし、
ある程度、通用することも過去のW杯や、諸々の強豪国との対戦から分かっている。

そこは集中力を切らさずに失点することなく乗り切ればいい。



問題なのは、その後どう攻めるかだ。

耐えに耐えたが先制され、残り15分。
それまでも全然攻める事ができていないブラジル相手にどう1点を獲りに行くのか、ある意味W杯本番を想定すると
これ以上ない意味のある状況になった。


個人的には、この失点直後が、ものすごくワクワクした



予選リーグで1点を追いかける展開なのか、それとも決勝トーナメントで1点を追いかけるのかでも
全く戦い方が異なってくる。


どうギアを上げていくのか?



日本の切り札は、三笘だろう。
しかし、なかなか三笘がボールを触れない。ようやく三笘がボールを持つも、なんか三笘任せな感じに思えた。


三笘は、日本が切り札として扱っている点も含め、よく研究されていたと思う。
そして、ミリトンは反撃の芽を潰すべくガツンと行った。

三笘も臆する事なく果敢に仕掛けたことは意義あるチャレンジだったし、そこを突破できたらゴールに繋がる可能性は大きかった。
また、三笘がボールを保持する事で時間ができて、サイドを駆け上がる選手もいて全体的な押上ができたのは良かったかなと思う。

ただ、いかんせん、1on1のチャレンジする回数が少なかった。
1on1と見せかけてのパスの選択肢もちらつかせ始めれば、あの局面を打開する可能性は増えたかと思う。



しかし、最後まで決定的な形にまでは至らずにタイムアップ。



守備の時間が長い、なかなか攻撃の形が作れないこと自体は、格上相手ならば当たり前なので気にはならない。
その中で、どう攻めるのかが大事。



シュート1本しか打たなくても勝てる試合は勝てる。

自陣のゴール前でブロックを作るのは、ガッチリ守る点ではいいのだろうが、そこから攻めへ展開して行きにくい。
しかも個の力で局面を打開できるほどでもないし。


最終ラインをもう少し上げて、ある程度、もう少し前でなんとかしないと厳しい。
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