あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

W杯で番狂わせの連続  欧州や南米の強豪国が「苦戦の理由」とは〈週刊朝日〉

2022-12-01 | サッカー日本代表
「 連日熱戦が繰り広げられているカタールW杯。過去の大会に比べて目立つのが、欧州や南米の強豪国が敗れる番狂わせの試合が多いことだ。



 日本がグループリーグ初戦で、優勝4度のドイツに2-1で逆転勝利を飾った試合が象徴的だった。
前半に1点を先制されたが、森保一監督が途中交代でアタッカーを次々の投入した采配が的中し、試合をひっくり返した。
サウジアラビアが2-1でアルゼンチンを撃破した試合も衝撃だった。

第2戦のポーランド戦、第3戦のメキシコ戦に敗れて決勝トーナメント進出を逃したが、「W杯史上最大の番狂わせ」で爪痕を残した。
また、モロッコも初戦で前回大会2位のクロアチアと引き分けると、第2戦でFIFAランキング2位のベルギーに2-0で快勝。
W杯で24年ぶりの勝利を飾り、第3戦目のカナダ戦で引き分け以上の場合は決勝トーナメント進出が決まる。

 波乱はこれで終わらない。チュニジアが第3戦目で前回王者のフランスに1-0で完封勝利を飾る大金星。
0-0の後半12分にFWワフビ・ハズリドリブルで中央へ切り込み、左足を振り抜いてゴールを決めると、その後のフランスの猛攻をしのいで逃げ切った。
チュニジアは格上のデンマークにも引き分けている。同国初の決勝トーナメント進出は叶わなかったが、胸を張れる戦いぶりだった。


 今大会で番狂わせの試合が相次ぐのは、なぜだろうか。スポーツ雑誌の編集者はこう分析する。

「日本代表は大半の選手たち欧州クラブでプレーしているため、相手の技量が分かっている。
クラブで経験を積んでいるため、物怖じせずに戦っていることが大きい。
モロッコも多くの選手がフランス、イングランド、スペイン、イタリアのクラブでプレーしており、欧州や南米の強豪国に対するコンプレックスがない。
欧州のクラブが多国籍化している中で、代表チームの実力差が縮まっているように感じます」

 チュニジアもメンバーの半数以上が欧州のクラブに所属している。
一方、サウジアラビアは全選手が国内リーグに所属している。メッシ率いるアルゼンチンのスター軍団を破ったことはこの理論は当てはまらない。

「フランス人のルナール監督の指導の下、組織力を磨くと共にアルゼンチンを徹底的に研究していた。
守備は最終ラインの位置を高く上げ、オフサイドの包囲網にかける戦術を徹底井、縦に速い攻撃で少ないチャンスを生かした。
あとは環境ですね。カタールは日中の気温が30度を超えるため、スタジアムに冷房機能が備え付けられていますが、
『寒すぎる』とコンディションの維持に苦労している選手たちが少なくない。
中東やアフリカの選手は生まれ育った環境に近いので適応できるが、欧州で普段プレーしている選手は体が重いように感じる。
番狂わせを食らったチームは後半に入って運動量が落ちるケースが多い」

 試合を重ねれば、コンディションも整ってくるだろう。真価が問われるのはこれからだ。
日本は第3戦で決勝トーナメント進出をかけ、スペインと激突する。
ドイツ戦に大金星を上げた際は、スタンドに詰めかけた現地のファンからも大歓声を受けてホームのような雰囲気に包まれた。
再びジャイアントキリングを起こせるか。」
                                                 (「AERA dot.」より引用)




コスタリカ戦を勝っていれば、ただの消化試合に過ぎなかったのに、変にこじらせてしまい、追い詰められた日本代表。

確かに今大会、大番狂せが多い。
しかし、2回やった国はない。

日本がもしも、もしも、もう一度奇跡を起こせたら、ドイツとスペインに勝った時点で実質優勝と考えてもいいくらい(だよね、ね、ね)


守らされる時間は長いけど、ゴールさえ割らさなければいいくらいの考えで、気持ちだけは追い込まれない様に精一杯頑張って欲しい。
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