何気ない背景から当時の街並みを知る

今でこそスマホに高性能のカメラ機能が付いていることで、気軽に「今」を写真でも動画でも収めておく事ができる。

またそれを近年ではYouTubeあたりにアップロードしたり、なんならSNSやブログにアップすることで広く「今」であったり
「何年頃のどこの街」として共有出来たりする。GoogleMapとかも時間を遡って当時のその場所の様子を知る事ができる。


今と異なり、その昔は個人レベルで動画を撮影するというのは難しいのだが、当時の様子が映り込んでいるものとして、
ドラマとか映画、特撮ヒーローもの、ニュース映像などが挙げられるかと思う。

まぁ、街の様子はあくまで「映り込んでいる」レベルなので、メインではないが、当時の様子を知る事ができる今となっては
貴重な資料だと思う。


そんな中、先日「ぴっこま」という無料漫画アプリで「ドーベルマン刑事」を読んでいたら、古い新宿駅、中野駅が出てきた。
この漫画の連載時期が１９７５〜７９年なので、話の内容を見ると「ロッキード事件」などが出てくるので、１９７６年あたりの回の
話だろう。そして、その当時の背景が描き起こされているのだろう。



新宿駅



新宿駅 有料トイレ

おー！確かに新宿駅には有料トイレがあった。確か１９９０年頃、宿駅構内で改装工事が行われ無くなったかと思うが、
当時、東京へ遊びに行った際、「新宿には金を入れないと使えない公衆トイレがあるのかー！」とビックリした記憶がある。

ちなみに当時は、公衆トイレにトイレットペーパーは備え付けられておらず、入口でトイレ用のポケットティッシュを
購入しなくてはならなかった様な...（違ってたかな？）


中野駅


行き先案内板

いつからかは分からないけど、横長の案内板になっているので当時は、こういう感じの案内板だったのねって感じ。


全くもって話のメインの部分ではないが、こうしてちょいちょい当時のことが垣間見えるのは、
（後世の人間からすれば）面白いし、興味深いところである。