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親知らずを抜いた方がいいケース

2019-04-04 10:49:03 | 日記
親知らずとは?
そもそも親知らずとは、前歯から数えて8番目の歯、一番奥の大臼歯のことです。
親知らずは、歯の生え変わりなどすっかり忘れた20代頃に生えてくるのが特徴です。ただ、親知らずが先天的に存在しない場合、生えてこない場合もあります。親知らずは一番最後に生えてくるため、十分なスペースがない場合は90度横を向いて生えたり、歯茎に半分被った状態になることが多く、そのため歯磨きがうまくできずにむし歯になったり、歯肉が腫れることが多いのです。生えていないと思っても、レントゲンで確認すると歯肉の中に埋まっているケースもあります。痛みがある場合は早めにご相談ください。
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抜いたほうがいいケース、抜かなくていいケース
親知らずを抜いた方がいいケース
①親知らずが原因でむし歯や歯周病になり、健康な手前の歯にも悪影響を及ぼす場合
②親知らずのむし歯や歯周病が進行している場合
③親知らずが前の歯を押して歯並びが悪くなる場合(特に矯正治療が必要な方)
④格闘技などハードなスポーツをされている方は、打ちどころにより下顎の骨折が起こりやすい。
⑤生え方によっては歯磨きしずらい場合
⑥長期的に歯科医療が整備されていない海外に行く場合
⑦親知らずが原因で咬み合せのバランスが悪くなる可能性がある場合
親知らずは、抜いた方がいい」と聞いたことがある方が多いと思いますが、それは親知らずによって痛みが出たり、他の歯に様々な悪影響が生まれるからです。親知らずだからと言って、必ず抜かなければいけないわけではありません。抜歯には、必ずリスクが伴います。可能性は低いですが、少なからず神経麻痺や大量出血を起こすこともあるので、抜歯の対処は的確な診断と処置を行うことが最も大切です。

親知らずを抜かなくても良いケース
①綺麗に生えていて、歯磨きにも問題がない場合
②一部だけ生えてるが、衛生的に問題なく清掃できる場合
③ブリッジの支台として利用できる場合
④先天的に歯の本数がすくない場合
⑤矯正や移植に利用できる場合
⑥完全に骨の中に埋まっていて、今後も問題が起こる可能性が低い場合
歯科 マイクロスコープ

また親知らずは歯ブラシが届きにくく虫歯になりやすいため、痛みが出ることもしばしばみられます

2019-04-04 10:21:31 | 日記
大臼歯の中で最も後ろに位置する歯で、第三大臼歯または、智歯(ちし)とも呼ばれています。
親知らずは中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目にあり、永久歯の中で最後に発育します。永久歯は通常12~14歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期が概ね10代後半から20代前半で、親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だとも言われています。

親知らずは一般的には、上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本ありますが、埋伏(埋まった状態)していたり、傾いてきちんと生えてこないことがしばしばみられます。もともと親知らずの無い人や、必ずしも4本が揃っていない人など個人差があります。
歯科 マイクロスコープ
親知らずは歯肉に部分的に被ったままになることにより不潔になりやすく、歯肉の炎症を起こしやすい状態となってしまいます。これを智歯周囲炎と呼び、20歳前後の人に発生する頻度の高い疾患です。智歯周囲炎が周囲の軟組織や顎骨に広がると痛みとともに顔が腫れたり、口が開きにくくなったりすることがあります。

また親知らずは歯ブラシが届きにくく虫歯になりやすいため、痛みが出ることもしばしばみられます。また気を付けなければならないのが、親知らずの衛生状態が悪いために、親知らずのすぐそばにある歯の歯肉炎や虫歯を引き起こすことも頻繁にみられます。そのような症状がある場合は極力早めに治療をする必要があります。

親知らずの治療
親知らずは通常通り生えていて、虫歯もなく歯肉炎も起こしていなければ基本的に治療する必要はありません。しかし智歯周囲炎になった場合は化膿止めや痛み止めの投与、さらにはうがい薬などを併用して炎症を鎮めた後、歯肉弁切除(被った歯肉を切除)を行い、様子を見るといった場合もあります。また親知らずの生える方向が悪かったり、虫歯があるまたは炎症をくり返しているような場合は、抜歯をすることが必要になります。

あなたの親知らずは抜くべき?
抜いた方がよい場合
1.親知らずや周囲の歯が虫歯になっている。
2.横向きに埋まっていて前方の歯に障害をおよぼしている。
3.食べ物がよく詰まり、歯茎が腫れやすい。
4.過去に虫歯になったり、智歯周囲炎になった歯が再び症状が再発した。
歯科ユニットテーブル
抜かない方がよい場合
1.親知らずに虫歯や炎症がない
2.正常に生えていてきちんと噛んでいる。
3.入歯やブリッジを支える歯として親知らずが必要。
4.歯の移植処置をするためのドナーの歯として親知らずを使う場合。

親知らずは全て抜いたほうが良いのか?

2019-04-04 09:32:37 | 日記
親知らずは歯肉に部分的に被ったままになることにより不潔になりやすく、歯肉の炎症を起こしやすい状態となってしまいます。
これを智歯周囲炎(ちししゅういえん)と呼び、20歳前後の人に発生する頻度の高い疾患です。智歯周囲炎が周囲の軟組織や顎骨(がっこつ:あごの骨)に広がると顔が腫れたり、口が開きにくくなったりすることがあります。この智歯周囲炎になった場合は、抗菌薬(化膿どめ)や消炎鎮痛薬(痛み止め)の投与、さらにはうがい薬などを併用して炎症を鎮めた後、歯肉弁切除(被った歯肉を切除)を行い、様子を見るといった場合もあります。
歯科器具
しかし、親知らずの生える方向が悪かったり、炎症をくり返しているような場合は、抜歯することが適当と考えられます。親知らずの抜歯は正常に生えている場合には、普通の歯を抜くのと同様に比較的簡単に抜くことができます。

しかし、親知らずの大部分が骨の中に埋まっていたり、歯の根っこの形が複雑だったりすると、歯肉を切開したり、骨や歯を削ったりするため抜歯するのにもかなりの注意と手間が必要となります。なお、親知らずの状態や患者さんに持病があったりする場合、入院や全身麻酔下での管理が必要となる場合もあります。

親知らずは全て抜いたほうが良いのか?
親知らずは適正に生えないことが多く、不要なので抜いてしまうというのはいささか乱暴な話です。親知らずだから全て抜くというのではなく、正常に生えて機能している場合や、手前の奥歯などが抜けてしまってない場合などはその部分を補うためのブリッジや入れ歯の土台に利用できるため、残しておいた方が良いこともあります。
歯科タービン
親知らずを抜くというのは決して気軽な行為ではなく、処置によりその後に腫れや痛みなどの不快な症状が生じたり、また少なからずリスクを伴います。そして歯を抜くという行為は取り返しがつかないので、抜くメリットとデメリットについて歯科医師と十分に相談されてから決断するべきです。以下に、親知らずを抜いた方がよい、抜くべきではない、あるいは様子を見てあらためて考えた方がよい場合の目安をお話いたします。