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歯周病は、歯の根を支える骨が溶けてしまう病気です

2019-11-29 11:54:34 | 日記
ふつう20年30年と長い間に徐々に悪化して、最後には歯が抜けてしまいます。そして抜けてしまう前に、強い口臭や全身の病気の原因にもなる厄介な病気です。 しかし、そのあいだ全く痛くないし、臭いも本人には感じられず、骨が溶けていることも歯肉で隠れているため鏡にも映らないという、全く自覚が出ない病気です。 ある程度悪化してから、体調が悪い時にうずいたり歯茎からの出血で気になる程度です。噛めない、腫れる、歯が動く、隙間ができた、歯並びが変わった、などご自分で歯周病だと気がついた時にはかなり悪化している場合が少なくありません。それがとても早く現れる方もおり、一筋縄でいく簡単な病気ではありません。 原因は決して年のせいではありません。病気ですから、ふつう、治せます。もしすでに歯周病になっていても手遅れと諦めないでください。
ほとんどの方に、効果的な治療方法があります。
歯科用コンプレッサー
ひと昔前は歯槽膿漏と言われていましたが、現在は、歯周病とか歯周疾患といわれます。字が意味するとおり、歯肉に初発して歯槽骨(歯を支える骨)や歯根膜(歯と歯槽骨つなぐ結合線維)を破壊していく病気です。歯周病の初期症状は、歯肉の発赤や腫脹(赤く腫れること)ですが、痛みなどの自覚症状が少ないため気付かずに進行します。歯と歯肉の接合部の炎症は、歯周ポケットを形成しプラークが付着しやすくなります。プラークコントロールが不良であると炎症は進行し、歯を支える骨が吸収され痛みを伴う腫れや動揺がおこってきます。痛みがでるこの時期にやっと自覚する人が多いようです。歯周病のほとんどは、プラーク中の細菌が原因となって起こる炎症性疾患です。プラークと関係のないものには、強い咬合力により引き起こされた外傷性のものもあります。

スケーリングとルートプレーニング 
歯の面、すなわち肉眼で見える歯石とポケットの中の見えない歯石を取ることを「スケーリング」(歯石除去)といい、そして、歯石を取ったあとのざらざらした歯の面を平らにすることを「ルートプレーニング」(根面の滑沢化)といい、この2つが歯周病の基本治療として大切な処置になります。
歯科 マイクロスコープ
スケーリングおよびルートプレーニングは、歯科の治療の中でも、難しい治療といえます。軽度の歯肉炎の場合、一回1時間として二回、重度の歯肉炎では四回ほどかかります。軽度の歯周病の場合は、約2ヶ月間、重度になると3ヶ月から6ヶ月を用います。歯石を取ると、しみることがあります。また、歯石を取ったために、歯がグラグラと動きだす場合があります。これは、バイ菌で汚れていた服を脱いだために、少々寒くなったためだと思えばいいでしょう。歯が少し動き出しても、歯肉の炎症が改善されるにつれ、徐々にもどるので心配はいりません。

歯周ポケット診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影等を行い、現在の歯周組織の状態を調べます

2019-11-29 11:43:01 | 日記
歯周病(歯槽膿漏)とは、歯に付着した歯垢(プラーク)の中の歯周病菌によって歯を支えている組織に引き起こされる感染症です。歯肉に出血、腫れなどをともなった炎症が起こり、その後、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気です。 歯周病は、自覚症状のないまま進行し、自覚症状がでる頃にはかなり進行しているという怖い病気です。そうなる前に、しっかりとした歯周病治療が必要です。

日本人の成人の80%が歯周病と言われています。
こんな症状があれば要注意です! 
・歯肉から出血する。
・口臭が気になる。
・歯肉がやせて、歯が伸びた
・口の中がネバネバしている。
・歯がグラグラするようになってきた。
歯周病治療ってどんなことをするの?
【診査・診断】
歯周ポケット診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影等を行い、現在の歯周組織の状態を調べます。
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【ブラッシングアドバイス】
歯周病治療の基本となるのがプラークコントロールです。
基本的には「正しい歯磨き」ということになります。
歯間ブラシ、デンタルフロスなども使用し、歯垢を確実に除去する必要があります。
プラークコントロールは、歯周病初期治療の基本であり、重要なファクターになります。
歯科医師、歯科衛生士によるブラッシングアドバイスを行います。

【スケーリング】
スケーリングとはスケーラーと呼ばれている器具を使って歯肉縁上および歯肉縁下の歯面から「プラーク(歯垢)」や歯磨きでは取り除く事ができない「歯石」を除去する治療法です。

【ルートプレーニング】
ルートプレーニングとはスケーリング後に、歯石や歯垢が付着しないよう歯根面を滑沢な面に仕上げる治療法のことをいいます。
※スケーリング&ルートプレーニングすることで歯肉の炎症を抑え、歯周ポケットの深さが浅くなります。
歯面清掃用ハンドピース
【メンテナンス】
歯周病は再発する病気ですので、治療終了後も定期的なメンテナンスが必要となります。
患者さん自身によるセルフケアだけでなく、定期的な歯科医師や歯科衛生士によるプロフェッショナルケアを受け、口腔管理することが重要です。

虫歯治療は予防が何より大事です

2019-11-29 11:18:33 | 日記
虫歯にならないためには、食事で残ったもの(細菌の栄養源となる)を歯磨き等で除去することが大切です。それでも残念ながら虫歯になってしまったら、どうすればよいでしょうか。

虫歯治療のための3ステップ
〜治療の前に〜
虫歯の検査とカウンセリング
痛みがある場合、まずは痛みを取り除く応急処置をおこないます。今後の治療計画を立てるために、レントゲン写真、虫歯、歯周病検査、口内写真の撮影など必要な検査をおこないます。現状を詳しくご説明し、今後どうするべきか、治療の方針、費用などをお話いたします。現在お困りのこと、改善したいこと、治療に対する希望などお気軽にお伝えください。
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STEP.1虫歯の部位の確実な除去
虫歯の部分は健康な部分と異なり、硬さが極端に低下しています。健康であれば器具でこすってもびくともしない部位が、簡単に削れてしまいます。よって、染色液などを用いて虫歯を染め出すとともに、マイクロスコープを使って取り残しのないようにします。虫歯が神経にまで及んでいる場合には、早期の対応が必要となる事もあります。

STEP.2虫歯によって失った部分を人工物で修復
虫歯を削り取ると歯の強度は弱くなります。そこで失った部分を人工物で修復する必要があります。修復にあたっては、適合(歯と人工物にすき間ができないか)、強度(噛み合わせの力に耐えれられるか)、色調(目立たない方がいいか)等を考慮して材料を決定します。

STEP.3虫歯にならないための定期メインテナンス
虫歯の徹底的な除去と修復を終えても、その後の予防については患者さんの協力がなければ達成できません。磨ききらない箇所のクリーニング、虫歯の検査、噛み合わせのチェックなど、定期的なメインテナンスの受診をお勧めいたします。
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マイクロスコープによる精密な治療
肉眼では見えない箇所まで確認
従来の歯の治療は直接見ることができない部分もあるため、歯科医の勘や経験に頼る部分があります。浦野歯科診療所では、より精密な治療を行うために、歯科用マイクロスコープを導入しています。マイクロスコープを使うことによって肉眼では見えない箇所まで確認しながら治療ができるために、治療精度が上がり、歯の寿命を延ばすことができます。

予防歯科とは、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前に予防をするということです

2019-11-28 14:37:30 | 日記
予防歯科のポイントといわれていることは、まず第一に「フッ素を口の中に残す」、第二に「歯垢を残さず落とす」、そして「細菌を増やさない」です。 近年、日本でも予防歯科は注目されはじめていますが、欧米では、すでに歯科医院などで定期健診を受けることが習慣になり、日頃から歯科医師や歯科衛生士と一緒に歯とお口の健康づくりを実践しています。

予防歯科は、基本的に歯が生え始めた時から歯の健康を考えることにあります。歯を失うと生活意欲が著しく下がります。そうならないためにも、正しい知識を身につけ、生涯を通じて歯をトラブルから守り、管理する予防歯科が重要です。
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予防歯科の治療方法
予防歯科に必要なことは、歯と口の中の健康を守るため、歯科医院などでのプロフェッショナルケアと、歯科医師や歯科衛生士の指導に基づいた毎日のセルフケアの両方です。患者さんが何のためにどのようなセルフケアをすれば、どうなれるのかを患者さんが把握することで、さらに定期的に来院する患者さんに合わせたプロフェッショナルケアの提供が必要です。

まず、セルフケアのための歯ブラシは何がいいのか、歯のクリーニングはなぜ行うのか、自分の口腔内が今どんな状態なのか、なぜそうなったのか、この先どうしたら良いのかなど患者さん自身が把握し、自分自身で歯を大切にしようという提案をします。
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プロフェッショナルケアとは、患者さんが自分ではケアできない部分をプロのスキルと視点でケアすることをいいます。プロフェッショナルケアで代表的なのが専門的機械的歯面清掃です。歯肉縁下1~3mmまでに存在するプラークを機械的に操作するインスツルメントとフッ化物含有ペーストを用いて除去します。日常の歯磨きでは取り切れない歯石や外来着色物(ステイン)、バイオフィルムを除去し、主に歯周病の予防・メンテナンスとして行われます。

スケーリングはお口のクリーニングだけでなく、定期的に受けることで歯周病の発生・悪化を予防する効果もあります

2019-11-28 11:36:55 | 日記
手遅れになる前に歯科医院へ
歯周病は、歯垢(プラーク)の中にいる細菌が歯のまわりの組織(歯肉や歯槽骨など)から歯の根に沿って入り込むことで引き起こされる感染症です。「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれており、その名の通り静かに痛みもなく進行し、気づいた時にはすでに重症となって、歯が抜け落ちることもある恐ろしい病気です。細菌による感染症である歯周病は、お口の中に細菌が定着することで歯茎が赤く腫れて炎症をおこす「歯肉炎」から始まります。初めのうちは痛みもないため放置されがちですが、他の歯や歯茎、あごの骨(歯槽骨)などの歯周組織を破壊しながら「歯周炎」へと悪化していきます。歯周炎は軽度・中等度・重度という段階に分けられており、歯科医院に足を運ぶのが遅くなれば、状態によっては抜歯せざるを得ない状態まで進行していることもあります。
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歯周病と全身疾患の関係性
痛くなったら歯医者に行けばいい…と、
かんたんに考えていませんか?
「歯周病」は普段からよく聞く言葉で身近に感じるため、口の中だけの軽い病気と捉えている方も多いのではないでしょうか。その認識は最も危険です。なぜなら歯周病菌は血流などにのって全身を回り、糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・早産・低体重児出産などを引き起こす可能性がある、とても深刻な病気だからです。また、歯周病に限ったことではありませんが、歯を全て失ってしまった人は、歯が残っている人と比べて抑うつ・認知症になるリスクが高くなるとも言われています。心身の健康を守るためにも、お口の健康は軽視できない大切なものであることがわかります。

軽度歯周病(歯肉炎・歯周炎)の場合… スケーリング
歯石は歯垢(プラーク)が硬く石灰化してできており、通常の歯みがきでは除去できません。歯科医院でスケーラーという専用の器具を用いて、歯垢や歯石が付着した歯や根元を徹底的にきれいにしていくことをスケーリング(歯石取り)と言います。
スケーリングはお口のクリーニングだけでなく、定期的に受けることで歯周病の発生・悪化を予防する効果もあります。

中度歯周病(歯周炎)の場合… ルートプレーニング
中度まで進行してしまった歯周病には、スケーリングに加えてルートプレーニングという治療も行っていきます。スケーリングだけでは除去しきれなかった、歯ぐきに隠れて見えない歯の根(=ルート)にまで付着した歯垢や歯石、そして歯周病菌に感染した歯質などを、特殊な器具を用いて除去していきます。
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重度歯周病(歯周炎)の場合… 歯周外科治療
スケーリングやルートプレーニングで汚れを除去しただけでは状態が改善されないほど、重度まで歯周病が進んでしまうことがあります。その場合には、歯周病により溶けてしまった歯槽骨や痩せた歯ぐきの回復を行う歯周組織再生療法など、外科的な処置を行う必要があります。難度の高い治療ではありますが、当院ではこれまでの経験や専門的な技術・知識を活かした再生療法を提供いたします。