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高齢になるにつれて歯周病患者の割合は増えていきます

2017-10-31 14:46:48 | 日記
歯周病は日本の成人の80%以上が患っている感染病です。この割合は予防歯科が浸透している他国よりも多く、国民病といっても過言ではありません。特に歯周病が恐れられているのは、歯を失う原因のワースト1ということ。初期症状を感じにくい分、気づいてから受診した際には歯肉や神経までも細菌に侵されているケースもあります。場合によっては顎の骨まで溶かされ、インプラントなどの歯を補う治療が不可能になってしまうので、気づいた時に早めに受診をするように心がけましょう。
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歯周病の原因の多くは、口内のプラーク(歯垢)の中に潜む細菌が原因です。この細菌が歯茎の内部や神経などに入りこみ、炎症をおこす事によって歯茎が痩せる、血や膿が出るなどの症状を発生させます。また、生活習慣でも歯周病を引き起こす可能性が高いと考えられていて、特に喫煙者、ストレス過多の方、糖尿病の方などが歯周病になりやすいというデータがあります。

身体の免疫力の低下が歯周病を進行させる
高齢になるにつれて歯周病患者の割合は増えていきます。また、風邪をひいたり身体が疲れていたり、免疫力が低下した状態では、歯周病は進行しやすくなります。

なぜでしょうか?
それは身体の免疫力が低下することによって歯周病が進行しやすくなるからです。そのため、高齢者や免疫力の低下が疑われる場合には、より一層歯周病予防に対して慎重になる必要があります。
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歯周病のケア方法
セルフケアとプロフェショナルケアを併用することが大切です!歯周病は一度かかるとやっかいな病気ではありますが、未然に防ぐことも可能な病気でもあります。そこで一番大切なのは歯磨きを怠らずにしっかりと口内ケアを行なうこと(セルフケア)、定期的に歯科医院での診療を受けること(プロフェッショナルケア)です。定期的に検診を受けていれば、歯周病にかかったとしても早期発見・治療が行えます。歯周病にかからない、進行させないのが健康な口内をつくる秘訣です。

ご自宅でのケア(セルフケア)
食後の歯磨きを徹底していただきます。歯間ブラシやデンタルフロスを使用して、できるだけ歯垢を取り除くのが望ましいです。また、禁煙をする、ストレスの緩和などの外的要因についても気を配っていただければ幸いです。

顎の骨の溶解も進んでしまい、歯のグラつきがひどくなります

2017-10-31 14:46:48 | 日記
歯周病とは、歯を支えている骨や歯の周りにある組織が、プラーク(歯垢)の中に含まれている歯周病菌に感染し、破壊されてしまう病気のことです。 「歯槽膿漏(シソウノウロウ)」とも呼ばれています。 虫歯と並び、口の中の二大疾患の一つで、人類史上最も感染者数の多い感染症とされています。

なんと、日本人の成人の約80%の人は歯周病にかかっています。 最近の研究では、歯周病が生活習慣病などの全身疾患と大きく関連していることもわかっています。単に口の中の病気というだけではなく、全身の健康と深く関わりのある病気なのです。
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歯肉炎
歯磨きや、固いものを食べたときに出血する場合があります。歯の周りにある歯周ポケットと呼ばれる溝が広がり、歯垢がたまりやすくなっています。

軽度の歯周病
歯肉炎から更に細菌感染が進んだ状態で、歯ぐきが腫れ、顎の骨が溶け始めます。
中度の歯周病
歯ぐきの腫れが増し、ブヨブヨと腫れぼったくなります。歯磨きでの出血が増え、歯肉も減ってしまって歯が長くなったような感じがします。

重度の歯周病
顎の骨の溶解も進んでしまい、歯のグラつきがひどくなります。出血だけでなく膿が出たり、口臭がより強くなったりし、最悪の場合、歯が抜け落ちます。
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歯周病の治療
軽度の場合
歯周病の基本検査をした後、クリーニング、歯石除去、ブラッシング指導。
 
中度の場合
歯周病の基本検査をした後、患者様にご説明をさせていただき治療計画を立てます。深い歯周ポケット内の歯石除去、細菌検査の結果により抗菌治療などを行います。
 
重度の場合
中度の方と同じ過程の後、歯周外科手術・歯並び・かみ合わせの再構築・抜歯などを行います。

歯を支えている骨が逃げて減ってしまう

2017-10-31 13:46:41 | 日記
CMなどでよく聞く歯周病、あなたは本当にどういう病気かご存じですか?歯周病とは簡単に言うと、歯を支えている骨が少しずつ減ってしまう病気です。

歯の周囲に付着したプラーク(歯垢)が歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)に入り込み、プラーク内の細菌から歯を支えている骨が逃げて減ってしまうのです。
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つまり、むし歯もない健康な歯でも、その周りの骨が解けることにより最後には抜けてしまう恐い病気です。日本人が歯を失う一番の原因が歯周病(歯槽膿漏)で、成人の80%が歯周病にかかっているといわれています。

歯周病は、歯肉の炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎(しにくえん)と、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が破壊される歯周炎(ししゅうえん)に分けられます。

世間一般で言われている歯槽膿漏(しそうのうろう)は、成人性歯周炎をいいますが、歯周病には、その症状、病態によっていろいろな種類があります。

歯肉炎
歯肉のみに炎症が起きているもので、歯周病の一歩手前の歯科疾患です。原因は歯垢。
歯垢の中には細菌がたくさんいて、その細菌が有害物質を出し歯肉炎が発症します。
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歯周病
歯槽膿漏(しそうのうろう)ともいう。歯肉炎の進行により発生する、歯を支持する組織(歯根膜や骨など)の炎症や感染を伴う歯科疾患です。

歯周病は、進行するにしたがって歯を支える骨が溶けてしまう特徴があります。さらに、一度溶けて下がってしまった骨は、基本的に元の位置に戻ることはありません。治療が完治しても下がった場所で止めるのが精一杯で、治療を行わなければ、どんどん進行してしまうのです。

末期になると、最初は1本だけがぐらつくだけであっても、短期間のうちに次々とぐらついてくることがあります。そのため歯を守るには、歯周病を早い段階で予防や治療を行うことが大切となってきます。

精密検査の結果をもとに、まずは歯の表面のプラークの除去と除石(歯石除去)を行います

2017-10-30 15:20:30 | 日記
歯周病は、初期段階ではほとんど自覚症状がないのが特徴です。そのため、以下に挙げるような症状が現れたときには、歯周病がかなり進行している場合が多いというのが現状です。早めに治療をすれば回復を望めますが、症状が進んでしまうと、最悪の場合抜歯しなければなりません。
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歯みがきをすると歯ぐきから出血する
歯周病の典型的な症状で、歯みがきや硬いものを噛むことで出血します。歯ぐき(歯肉)には多くの血管がとおっており、歯周病菌に侵されて歯肉に炎症が起こることで、歯みがきなどの強い力が加わると炎症部分から出血するのです。

生活習慣・食生活の改善
病・睡眠不足・ストレスなどで体の抵抗力は低下してしまいます。そのため歯周病菌に感染しやすくなるので、十分な睡眠、適度な運動、ストレスの解消などは歯周病を治していく上で大切な事柄です。また、歯周病が起こりやすくなる糖尿病を予防するような食生活を送ることも重要です。食材や料理法を工夫することも大切ですが、良く噛んで食べる習慣をつけることも必要です。

精密検査
現時点でのお口の状態を正確に把握するため、パノラマX線写真撮影・歯周検査をはじめとする数々の口腔内の診査を行います。

スケーリング・ブラッシング指導
精密検査の結果をもとに、まずは歯の表面のプラークの除去と除石(歯石除去)を行います。
同時に歯みがき指導を充分に行います。
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ルートプレーニング
精密検査の結果をもとに1回につき3~4歯ずつ歯肉の中に隠れている歯石を丁寧にかき取ります。
この治療を炎症が強い部位に行います。

再評価
ルートプレーニング終了後に炎症がどの程度改善されているか再び精密検査を行います。
炎症が落ち着いて症状の改善が見られる部位はメインテナンスヘ。
炎症がまだ残っていて症状の改善が認められない部位は、歯周外科手術、歯周組織再生療法を行います。

起床時、口の中がネバネバする

2017-10-30 14:41:48 | 日記
歯周病は、歯周ポケットと呼ばれる歯のまわりの溝に歯周病菌が増えてその毒素が歯の周りの歯周組織を破壊し最終的には歯を支えている骨を溶かしてしまうという恐ろしい病気です。初期の段階では、そこまで大きな症状がない為、自覚がない人がほとんどです。中期から末期にかけての症状が出始めた頃に歯科医院に来られる患者さまが非常に多く、手遅れになってしまっている人もたくさんみられます。歯科での定期健診や以下に挙げたような症状を感じた時に歯科医院に相談すれば、最悪の事態は防ぐことができます。
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見逃していませんか?歯周病のサイン
・ 歯磨きで血が出る
・ 冷たいものや熱いものがしみる
・ 口臭がある
・ 起床時、口の中がネバネバする
・ 歯がグラグラする
・ 歯肉が痩せて歯の隙間が目立つ
・ 腫れたり膿が出たりする

生活習慣との関係
1 毎日ブラッシングはしていない
言うまでもなく、食べかすがたまり、歯周病菌の増殖、そこから歯周病・虫歯・口臭悪化などを招きます。

2 タバコを吸っている
タバコは血流の流れを邪魔します。
これは歯を支える組織全体にも通じることで、歯周病が進行しやすい状態を整えていることになります。

3 ストレスを抱えている
一見、歯とは関係なさそうに感じるかもしれませんが、ストレスによって抵抗力が弱まったり、食生活に変化が現れたりします。
これによって、歯や周辺組織にも影響を与えてしまいます。
エアーモーター
歯周病は基本的には,歯周病菌による感染症です。お口の中では、常に歯周病菌と体の防御機構とが戦っています。体の防御機構が歯周病菌に負けた時に、歯周病が進行します。つまり、歯周病の治療を成功させるには、この歯周病菌との戦いに勝てば良いのです。

まず、敵軍の兵力を減らすため、すなわち、歯周病菌の数を減らすため、徹底したプラークコントロール(歯みがき)が必要です。また、戦争ですから、敵の基地も破壊しなければなりません。それが、歯石除去であり、歯周ポケット内のバイオフィルム(細菌の強固な塊)の破壊です。これは、歯科医院での治療となります。また、自軍の戦闘能力を上げる事も必要です。体の防御機構を強化するため、体調を整えて、疲労しないように注意しましょう。喫煙は、歯周病を悪化させますので、禁煙をおすすめします。