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超音波洗浄器の原理は超音波が器具に直接当たりキャピテーション効果で汚れを徹底的に除去します

2019-09-30 11:18:13 | 日記
消毒・殺菌・滅菌の違い
消毒
対象物に付着している病原性のある微生物を、害のない程度まで減らすこと。人体に有害な物質を除去または無害化することである。何をどの程度減らすかにより、高・中・低水準に分かれる。

殺菌
対象物に付着する菌を殺すこと。病原性や有害性を有する糸状菌、細菌、ウイルスなどの微生物を死滅させる操作のことである。しかしながら殺す対象や程度を含まない為、極端にいえば、10%の菌を殺して90%の菌が残っていても「殺菌した」といえるため、有効性に対する厳密な保証はない。その為医療現場において使われる言葉は、消毒と滅菌です。殺菌は効果の保証がないので、感染予防の意味合いでは使わない。

滅菌
すべての細菌を死滅させること。増殖性を持つあらゆる微生物(主に細菌類)を完全に殺滅、又は除去する状態を実現するための作用・操作のことである。

歯科用超音波洗浄器
使用後の器具を1次洗浄した後、さらに目に見えない汚れを完全に除去するため、超音波洗浄器にかけます。超音波洗浄器の原理は超音波が器具に直接当たりキャピテーション効果で汚れを徹底的に除去します。使用した器具を滅菌・洗浄する前に、汚れやタンパク質などの付着を取り除きます。その際に、手洗いでは困難な細かい部分をキレイにしてくれるのが医療用の超音波洗浄器です。筒状の器具が多い歯科用器具の内部までキレイに洗浄します。

高圧蒸気滅菌器
高圧滅菌器を使用し、いつも安定して安全安心な治療を行えるよう、常に滅菌された清潔な器具を供給します。オートクレーブ滅菌では2気圧の飽和水蒸気によって温度を121℃に上昇させ、20分間処理することで、対象物の水分を保持したまま、乾熱滅菌より低い温度、短い時間で滅菌を行うことが可能です。水分存在下での加熱(湿熱)であるため、微生物を構成する生体高分子の分解が促進される分、効率よく滅菌されほぼ全生物を死滅させることができます。また安全性を保つ為毎日、滅菌器のメンテナンスはチェック表を活用し行っています。

ルブリナ
ルブリナ 歯科用ハンドピースメンテナンス装置『ルブリナ』は、確実な注油・洗浄を行います。器具の奥に入った汚れまできれいに洗浄し、患者さんに安心を提供しております。

ハンドピースとは歯を削る際に使うドリルを取り付ける器具です。

2019-09-30 10:16:45 | 日記
歯科医院にはいろんな器具があります。その中で、私たちがもっとも気を遣うのが、直接患者様のお口や歯に接する器具です。 

使用したハンドピースは全て完全滅菌
ハンドピースとは歯を削る際に使うドリルを取り付ける歯科器具です。
ハンドピースは滅菌が義務化されていないため、使い回すこともできます。しかし、同じハンドピースを複数の人に使うと、血液、唾液の飛散などにより感染症を引き起こす可能性があります。歯を削るタービンという機械は、ヘッドの中に小さな風車が入っていて、風車に圧縮空気をぶつける事で 回転させています。回転が止まる際に、瞬間的に周囲にある液体がタービンのヘッドの中に逆流します。※当然血液も逆流します。適切な処置をせずに次の患者様に使用すると、前の患者様の血液が次の患者様の口の中に出てしまいます。

感染症を防ぐために、ハンドピースを毎回滅菌が必要です。また、ハンドピースをクリーンな状態に保つには、滅菌前の洗浄が不可欠です。通常の手洗いではハンドピース内部の洗浄は不可能で、オートクレーブでも内部の滅菌は不可能です。この、ダック・ユニバーサルという専用の滅菌器では、内・外部の洗浄滅菌が可能です。

3WAYシリンジ
3WAYシリンジとは、治療中に口の中に、風や水をかけるための器具です。噴霧(スプレー)により口腔内を洗浄したり、エアーにより口腔内を乾燥させることができます。水、空気、スプレー(空気+水)の3通りの使い方ができるので3WAYとよばれ、歯科治療の補助には欠かせない器具です。

スリッパ保管庫内の紫外線殺菌
スリッパは患者様がご使用後、紫外線で殺菌を行っております。紫外線には殺菌効果があり、インフルエンザやノロウィルスにも効果が確認されています。スリッパの保管庫内は常に紫外線を照射していますので、いつでも安全できれいなスリッパをお掃きいただけます。また、定期的にスリッパの殺菌・消臭対策も行っております。

歯医者さんで使う基本的なドリルは上にあげたようなものなのですが、実はまだ別にもあります

2019-09-29 11:30:59 | 日記
超音波を利用してタービンや5倍速に使う刃を超音波のハンドピースの先のつけたピエゾサージェリーというものもあり、これは抜歯やインプラント治療の際に慎重に歯や骨を切削するためなどに使われます。

ピエゾサージェリーの場合はタービンやマイクロモーターのように回転という力ではなく、振動を利用して切削する点も大きく違います。
他にも、小さなマイクロモーターではなく大きなモーターから紐を介して滑車のような構造をしたものです。この機械ですが、現在は歯医者さんの診療室では使われていません。
むき出しの紐(ベルト)がグルグル回転しながらドリルに力を加えていくのですが、イメージ的には自転車のチェーンのような感じです。

このむき出しの紐がグルグル回るドリルですが、大きなモーターを使うだけあって削る力自体は結構あり安定して力強く削れるという事で、歯の詰め物や被せ物などを作る技工士さんは今でも使われる方もいるそうです。そして、さらに時代をさかのぼると、この大きなモーターではなく足こぎのミシンのように足でこいで回転する力を得る物もあったようです。かなり昔の歯医者さんは足でこぎながら歯を削っていたのでしょうか?

エアーモーター
マイクロモーターを使ったドリルの場合はタービンのような高い音ではなく小さなエンジンを回してるような音がしますが、このタービンとマイクロモーターの中間のようなドリルも存在します。エアモーターと呼ばれるもので、これは圧縮空気でモーターを回してギヤーに力を伝えます。一見してタービンと同じように聞こえますが、エアモーターの場合はタービンのように刃が接続する部分を圧縮空気で回すのではなく、モーター部を圧縮空気で回してその動力をギアで刃に伝えます。

ギヤーを使う分タービンよりは重くなりますが、電気的なモーターの分の重さは省けます。ただ、マイクロモーターを使ったドリルよりは削る力がやや落ちると言われています。そして、このエアモーターはマイクロモーターのように回転数を細かく調整するのが難しいため最近ではあまり使われなくなっています。

ホワイトニング以外に歯を白くする方法には以下のようなものがあります

2019-09-29 10:45:13 | 日記
ホワイトニング以外の歯を白くする方法
ホワイトニング以外に歯を白くする方法には以下のようなものがあります。
1. PMTC(プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング)
2. マニュキア
上2つの方法では歯を削りませんが、以下の方法では歯を削ります。
3. ラミネートベニア
4. ジャケットクラウン
1 PMTC
歯科衛生士などの専門家による歯の表面にこびりついた汚れを機械的に除去する方法です。これにはスケーリング、エアブロー、ポリッシングがあります。
■スケーリング
歯の表面にこびりついた歯石などの汚れを超音波スケーラーを用いて除去します。
■エアブロー
重炭酸ナトリウムの粉末を高速で噴射して歯の表面にこびりついた汚れを吹き飛ばすように除去します。歯ブラシが届きづらい場所の汚れもきれいに取り除くことができます。
■ポリッシング
研磨剤を使って歯の表面、歯と歯の間をきれいにします。
PMTCで歯の汚れの多くが取り除かれますが、細かい汚れはそのまま残り歯は白くなりません。通常歯を白くするには最初PMTCで歯科用品に汚れを落とし、それでも残っている汚れをホワイトニングで化学的に分解するという、手順を踏む場合が多いようです。
2 マニキュア
爪にするマニュキアと同じように、歯の表面に白い着色剤を塗るというものです。マニュキアでは自分の歯であろうと治療でレジンやセラミックをかぶせた歯であろうと白く塗ることが可能です。しかし、食事や飲み物により次第にはがれてしまう、という欠点があります。短い場合は2から3ヶ月でマニュキアをし直す必要があります。長くても半年がいいところでしょう。手軽に白くするには良いでしょうが、一時的なものであることを忘れないで下さい。
3 ラミネートベニヤ
付け爪のように歯の表面に薄い白い樹脂あるいはセラミックを貼り付けるものです。まず歯の表面をごく薄く削ります。そして型どりをして削った部分を埋めるような薄い樹脂あるいはセラミック製の板を作製し、それを接着剤でもってしっかりと歯に固定するものです。この方法の良いとことは自分の好みの白さにすることができるということです。ホワイトニングでは本来の白さ以上には白くできませんが、ラミネートベニヤでは簡単にできます。 ただ問題となりそうなのはわずかといえども、歯を削るということと、費用がホワイトニングに比べ相当高くなることです。
4 ジャケットクラウン
通常の治療と同じく歯を削り、そして人工物をかぶせるという方法です。白くするためだけにジャケットクラウンを選ぶことは無いでしょう。大抵は虫歯があってその治療の最終段階で行われます。詳しいことは治療時に歯科医へご相談ください。
最近ほかにも歯を白くする方法が開発されてきましたが、残念ながらいずれも歯を削らなければならず、現在のところ歯を削らないで白くする方法はPMTC、ホワイトニング、そしてマニュキアしかありません。そして、現段階ではPMTCとホワイトニングを組み合わせる方法により歯を削らずに、もっとも効果的に歯を白くすることができると思われます。

一般診療の基本セットなどはもちろん、インプラントに使用するオペ器具なども滅菌できるものは滅菌器で滅菌処理をしています。

2019-09-28 11:34:25 | 日記
昨今、細菌やウィルスによる感染症がニュースや新聞で取り上げられています。
そのような中、医療現場における感染防止対策は、患者様や我々医療従事者の安全性の確保という面からも最重要課題といえます。 この感染症予防策について、日本における歯科治療では、一般の病院以上のものが要求されています。これは、治療に使用する器具類が常に口腔内の粘膜や血液に接触しており、この器具を別の患者様に使用しなければならないからです。
歯科用拡大鏡
日本では、アメリカで提唱されたスタンダード・プリコーション(標準予防策) といわれる感染症予防策を採るよう厚生労働省から勧告されています。この標準予防策とは、簡単に説明すると、「患者が感染症をもっているいないにかかわらず、滅菌消毒を行い、医療現場と患者の安全性を確立する」というものですが、実際にこの予防策に則った治療を行っている歯科医院は多くないようです。

クラスBの滅菌器
ヨーロッパで最高ランクであるクラスBの滅菌器を使用しています。一般診療の基本セットなどはもちろん、インプラントに使用するオペ器具なども滅菌できるものは滅菌器で滅菌処理をしています。
超音波スケーラー
【滅菌器の特長1】規定水準をクリアしたクラスBタイプ
まず、バキュームと蒸気の注入を交互に繰り返し(パルス真空)、被滅菌物内部のすみずみまで蒸気を行き渡らせます。それにより、これまでのオートクレーブではできなかった部分まで滅菌できるようになりました。また、中が空洞のハンドピースの滅菌にも適しています。

【滅菌器の特長2】パルス真空による清潔乾燥
乾燥時には、ドアを開けず0.3ミクロンのバクテリアフィルターを通した清浄な空気の流入と真空を繰り返します。そのため、外部の雑菌を入れることなく清潔乾燥できます。タービンのカートリッジやOリングなども傷めにくく、陰圧と約80℃の熱で低温乾燥します。