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歯周病は歯を支える歯周組織に起こる病気(歯周疾患)の総称です。

2018-02-28 14:40:57 | 日記
症状によって次の歯肉炎と歯周炎に大別されます。
歯肉炎
歯ぐきが炎症を起こして赤く腫れたり、出血したりする状態
歯周炎
歯肉炎が進行して歯周組織である歯根膜や歯槽骨が破壊される状態
昔よく使われた“歯槽膿漏”は歯を支えている歯槽骨が溶けた(吸収)状態で、重度歯周炎に相当します
ユニファスト
歯周病は高血圧や肝炎と同様に悪化するまでほとんど自覚症状がありません。つまり、歯がグラつくなどして異常に気が付いた時には、すでに重症化(重度歯周炎)していることの多い厄介な病気です。

生活習慣の改善
歯周病は生活習慣病とも深い関係があり、正しい歯磨きや歯科医院で治療を行っても、生活習慣を改善しない限り歯周病を予防することは難しいです。例え歯周病が治った場合でも再発しやすいので、生活習慣の定期的な見直しが非常に重要なのです。

食生活の改善
ビタミン・カルシウム・たんぱく質・炭水化物など、栄養バランスの取れた食生活を心がけましょう。

 十分な睡眠をとる
人は睡眠不足になると病気に対する抵抗力が落ちてしまいます。毎日十分な睡眠をとりましょう。

ストレスを溜めすぎない
ストレスも抵抗力を下げ、歯周病菌に侵されやすくなります。できるだけストレスを溜めない工夫をしましょう。
鉗子 歯科
禁煙を心がける
たばこを吸っている人は、吸っていない人に比べ、2〜7倍も歯周病になるリスクが高くなります。吸う本数を減らしたり禁煙を心がけましょう。

適度な運動
適度な運動をすることで歯周病と深い関係のある糖尿病の予防につながり、また病気に対する抵抗力を高めることもできます。

虫歯による口臭を防止するには治療が必須

2018-02-28 14:04:29 | 日記
虫歯による口臭をなくすには虫歯の治療をすることがもっとも効果的で、根本的な対策です。しかし、虫歯の治療は歯を削る治療を嫌って、痛みで我慢できなくなるまで歯医者さんに行かない人が多くいます。そのため、自分自身では気がつかないうちに口臭がさらにひどくなります。現在の虫歯治療では、初期の虫歯の場合できるだけ歯を削らない治療が行われています。ですので、虫歯が進行する前に早めの治療を行うようにしましょう。
歯科材料
1 虫歯は初期であれば自然に治癒できる
虫歯は、虫歯菌で歯が溶けた状態です。人間には唾液の力で歯の溶けた部分を元に戻す「再石灰化」というメカニズムがあり、歯垢ができないようにしっかり歯みがきをすれば、初期の虫歯なら自然治癒できることが多いです。さらに、歯医者さんでマウスピースを作り、虫歯にミネラルを補給したり、虫歯菌を減らす錠剤をなめたり、フッ素を歯に塗ったりすることも虫歯治療に効果的です。こういった治療で虫歯と、虫歯に伴う口臭を防止することができます。歯が再石灰化されれば、前の歯よりも硬くて虫歯になりにくいエナメル質の歯に変わるメリットもあります。

2 虫歯はある程度進行すると自然治癒しない
虫歯はある程度進んでしまうと自然治癒しないため、治療が必要です。また、ひどい虫歯で神経を抜いた場合も自然治癒しません。虫歯が進行しないように定期的に歯医者さんで検診を受けることが、口臭防止のためにも重要です。歯医者さんの定期健診では、歯垢を定期的に除去したり歯の状態をチェックして、虫歯の進行や再発を防止することができます。

虫歯の予防について
食後すぐに正しいブラッシングをする
虫歯や歯周病の予防でもっとも重要なのが食後のブラッシングです。

フッ素
フッ素を歯の表面に塗布することで、歯の組織が強化され、虫歯菌の出す酸に対しての抵抗性も向上します。
さらに、虫歯菌が酸を作り出すのを阻害する効果もあります。 
また細菌が作り出す酵素の働きを抑制し酸の分泌を減少させます。
光照射器
シーラント
歯の溝は深く複雑で、さまざまな形態をしています。この溝にプラークが入ると除去するのは困難で虫歯になりやすいです。そこで、その溝をシーラントで埋めることでプラークが付くのを防ぎ、虫歯の予防や進行の抑制を行います。時期としては、歯が出て1~2年たった3歳頃から行うことができます。

間食は時間と量を決める
規則正しい食生活と生活リズムを整えることから始めましょう。

歯科医療の流れは、むし歯を削る「治療」から、むし歯にならないための「予防」へ変わってきています。

2018-02-27 14:50:35 | 日記
実は、歯は治療すればするほど、弱くなります。
治療した歯の平均耐用年数は、レジン充填(プラスチックの詰め物)は5.2年、金属の詰め物は5.4年、被せ物は7.1年、ブリッジは8年となっています。一度治療した歯は、再治療が必要になることがほとんどなのです。そして、治療を重ねるほどに、歯を失うリスクは高まり、歯を失えば失うほど、口腔の健康を維持することが難しくなります。
できるだけ歯を治療しないですむようにすることが、一生涯、自分の歯でおいしく食事をするために、一番大切なことなのです。
ハンドピース
ご自宅でのセルフケア
歯科医院でのプロの手による定期的なクリーニングも大切ですが、むし歯予防の第一歩はご自宅での毎日のセルフケアです。歯科では、むし歯や歯周病になりにくいブラッシングのコツや、歯ブラシ以外の補助具を使ったケアの方法をご提案します。

歯科医院での定期ケア
PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、歯科医院にて専用器具を用いて行う歯のお掃除のことです。むし歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)や着色汚れなどは、毎日のブラッシングでは取りきれません。歯科医院でPMTCを定期的に行うことで、毎日のケアでは取りきれない汚れや細菌(バイオフィルム)を取り除き、健康な状態を維持することができます。
口腔内カメラ
歯周病の治療法は?
現在さまざまな治療法がありますが、完全に歯周病を治療することはほとんど出来ません。 その一つの原因は、たとえ一時的に歯周病菌を除去出来ても、誰のお口の中にでもつまり家族のお口の中にも歯周病菌がいるので、自然と感染してしまうのです。

もちろん、一度歯周病にかかり歯茎が歯からはがれてしまうと、ある程度引き締めることはできますが完全に元通りには出来ません。ですから再度歯周病菌に感染すると、以前に出来た歯茎と歯の隙間に簡単に取りついてしまいます。 最善の歯周病治療は、定期的にお口の中をきれいにすることです。 歯周病の原因の一つである「プラーク」は、いくらきちんと歯磨きをしても取り除くことは困難です。 完全なプラークの除去をするには、歯科医院で専門の機械を使って定期的に除去しなくてはなりません。 定期的な検査と早期治療・メインテナンスにより症状の進行を抑えることができます。

人の8割が歯周病です。

2018-02-27 13:59:02 | 日記
歯周病は、読んで字のごとく「歯の周りの病気」で、 細菌の出す毒素によって歯肉や歯槽骨などの歯を支える組織に起きる進行性の病気です。
歯を失う最大原因とも言える歯周病は、サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)とも呼ばれ、痛みなどの自覚症状が出にくく、症状が顕著に出る状態にまで放置してしまうと既に歯周病が進行した状態になってしまっています。
長い期間をかけて徐々に進行し最後には歯が抜けてしまいます。
歯肉が腫れる歯肉炎に始まり、炎症が進むと、歯と歯肉の間に溝が次第に深くなり(歯周ポケット)、やがて歯を抜かなければならない段階まで進行します。
初期の歯肉炎を含めると、30歳前後で国民の79%、40歳前後で84%、50歳前後では実に88%が歯周病にかかっています(平成11年歯科疾患実態調査)。
歯科材料
<歯周病の自覚症状>
一般に歯周病になると、次のような症状がみられます。症状がいくつも重なる場合や、とくに最後の3つの症状のうち1つでもあてはまる場合には、悪化している可能性があります。早めに歯科で検査を受けましょう。
朝起きたとき、口のなかがネバネバする
食べ物が歯のあいだによくはさまる
冷たい飲み物や冷たい空気が、歯肉にしみる
歯肉がはれ、うずくことがある
口臭がする(歯垢は口臭の大きな原因です)
歯磨きのときに出血する
固いものを噛むと出血する
歯肉が赤黒くなり、固いものが噛みにくい
歯肉がぶよぶよして、押すと血やウミが出る
ぐらぐらしている歯がある
ハンドピース
スケーリング
専用器具「スケーラー」を使用し、歯周病菌の巣になっているプラークや温床となっている歯石を取り除きます。

ルートプレーニング
「キュレット」という器具を使用し、ブラッシングだけでは届かない歯と歯ぐきの間の奥深くの溝に付着したプラークや歯石を除去する処置です。
処置が終わったら、汚れが再付着しないように歯の表面を滑らかにします。

歯は、一度失ったら二度と再生することはありません。

2018-02-26 14:49:54 | 日記
みなさまは治療が終わったあと、またむし歯や歯周病になり、歯科医院で治療を受けた経験はありませんか? もしそういう経験があるなら、それは定期的な検診や予防処置がきちんといかされていないのかもしれません。 予防歯科の重要性がお分かりの方でも、ご自分のお口のリスク(むし歯や歯周病のなりやすさ)を知らなければ、予防しようがありませんよね。 

メインテナンスとは、私たちお口の専門家が、歯科医院で定期的に皆さんのお口のケアを行い、お口のリスクを「検査、管理、予防」することにより、そういった治療終了後の病気の再発を予防していくことなのです。予防処置ですから、お口の環境が悪くなる前に定期的に行っていくことにより、健康なお口の状態を保つことができます。あまり知られていないのですが、実は初期のむし歯は痛みを感じませんし、歯周病も歯が揺れてくるまで気づかないことが多いのです。ですから、痛みが出たり、歯が揺れたりして歯科医院に訪れると、予想以上に治療期間がかかることはよくあります。 
光照射器
予防歯科の重要性について
今までは、むし歯や歯周病で歯が痛くなってから、歯医者さんに行き治療を行うという流れが多かったと思います。しかしそれでは、だんだんと大切な歯を失うことになってしまいます。虫歯部分を削って詰めて、また虫歯になって削って詰めてを繰り返してしまうと、最終的にはどうなってしまうかご理解いただけると思います。これからの歯科治療は、虫歯や歯周病で悪くなった部分を治療するのではなく、いかに健康な状態を長く維持する事ができるかが重要なことだと考えられています。それが「予防歯科」という考えです。
スリーウェイシリンジ
定期検診のすすめ
歯は、一度失ったら二度と再生することはありません。歯周病になって痩せてしまった歯ぐきや骨も、元に戻すことは不可能です。そうならないためには、定期的に歯科検診を受診することが重要です。6カ月に1回程度、歯のメンテナンスを行う習慣をつければ、虫歯や歯周病の進行を止めることも可能になります。当院では、検診時にプラークコントロールをチェックして、その人に合った歯のみがき方を指導させていただきます。

シーラント
シーラントとは、奥歯の噛み合わせの部分にプラスチックを埋め込んで、その部分を虫歯予防する方法です。その方法は非常にシンプルで、シーラントをする歯の溝をきれいにし、そこにレジンを貼り付けるのです。(レジンとは、軽い虫歯治療の時につめる白いもの)
奥歯など歯磨き時にブラシが届きにくい場所に有効です。実際に行う際には、本来の噛み合わせをずらすことになるので、噛み合わせに注意しながら進めます。