皓々と孝行糖

今月４日、実家に数年ぶりに帰る。手前ェが撒いた種のせいとはいえ、やはり実家には帰りづらい。
家の周辺が開発されまくっていて戸惑う。時の流れを感じずにはいられない。
母親から親族の話を色々聞き、現状を把握する。なるほど皆さん幸せそうでなによりです。
婆ちゃんがいつ死んでもおかしくないので心の準備をしておくように、と言うが
この話題は十数年前から聞かされ続けている。いささか聞き飽きたぐらいだ。しかもまだご健在だし。
確か９０代後半のはず。ここで亡くなっても多分泣けんぞ。笑顔で「超大往生じゃん」って語れるレベル。
しかし、あと数年頑張れば、福岡市から赤いちゃんちゃんこ的なアレをプレゼントされるっぽいが…頑張れるか？

食事しながらビール飲みながら親と話す。貴方は父親の系統っぽいのでガンで死ぬ可能性が高いと宣告される。
…いやまぁ別に死に方はなんでも構わんが、それって親子でビール飲みながら語る内容かネ？
あと、ガンより先に脳溢血・糖尿病・肝硬変のどれかでおっ死ぬだろうと自分では思ってるのだが。
やり残した事がないよう、悔い無く死ねればそれで良いし、そういう生き方をしているという旨の内容を伝える。
ただ、その悔いの１つが旅打ちというのは死んでも言えん。コレは言えんなぁー！コレ言ったら本当に勘当されるわ。

何一つ親孝行もできぬ親不孝者だが、話相手になる事で喜んでくれるなら…と思えた１泊２日の実家宿泊。