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迷走日報。。。

競艇・競輪・オートレース・ばんえい競馬…博多の小バクチ打ちが綴るグダグダ日記です。目標は毎日更新。

坂本勉

2011年06月22日 | 競輪
ここ最近、ビールを中心にアルコールの摂取量がハンパないので、毎週水曜日を休肝日にしている。
”水”曜日だけにビール飲まんと水を飲め!という、いかにも団塊世代が思いつきそうな設定で。
そんな自分ルールをギューっとしてペーンと破棄したくなるような今日の天気。
蒸し暑すぎなんですけどっ!30度越えなんですけどっ!湿度高いんですけどっ!不快Highっ!
夕方になって蒸し暑さは大分マシにはなったが、いよいよ本格的な夏到来だと思うと気が滅入る…
昼間はハンドタオルと扇子は必須。暑気払いの噺は「死神」か「真景累ヶ淵」か。

いわき平競輪の7R、圧倒的人気に推されて登場は、栄光の1枠・坂本勉。
番手と思ったら2段駆け設定で3番手…人気も1-9ド本線。昨日付きバテした選手がド本命。
実況も進行も客も、誰も何も言わない。でも皆分かってる。実に人間臭い。
しかしこれが競輪という競技なんだなと思う。良い意味でも悪い意味でも日本的。

レース内容も先行のジャンガマシから2段ロケット発射、そして最後にチョイと差して有終の美。
全ての賭式が1番人気。皆分かってる。けど何も言わない。実に日本的。
他ラインも「空気読んだ」っぽい雰囲気だったが、まぁええじゃないか。
最後差し切った瞬間、実況マイクに「おおおッ!!」という客の熱気を帯びた声。
万雷の拍手に勝るとも劣らぬ客の「素」の声。選手冥利に尽きたんじゃないかと。
引退レース出走から約2時間前、いわき平から遠く離れた京都向日町の地で行われたF1優勝戦。
息子の貴史が堂々逃げ切っての優勝。これで親父も悔い無く引退レースに臨めたんじゃないかなと思う。

「ロスの超特急」青森・坂本勉選手。長い選手生活おつかれさまでした。