皆様ごきげんよう。果敢にレビュー更新中、黒猫でございます。
さぁ!いよいよ試写会レビュー3連コンボ、ラストっ!いっくよ~☆(いい加減我ながらウザくなってきたけど今更あとには退けない微妙なお年頃)
『アーサーとミニモイの不思議な国』
可愛らしい公式サイトです。
10歳になるアーサー(フレディ・ハイモア)はおばあちゃん(ミア・ファロー)と犬とのふたり暮らし。両親は常に旅行していて息子の誕生日にも帰らずじまい、冒険家のおじいちゃんは行方不明だ。
そんな中、経済状況が逼迫し、ついに債権者のダヴィドから「48時間以内に借金が返せないならこの家から出て行ってもらう」と言い渡される。
おばあちゃんは、かつておじいちゃんが世界各地から持ち帰ったコレクションを売りに出すが、借金返済には到底足りなかった。その夜、アーサーは寝物語にかつておじいちゃんがボゴ=マタサライ族という部族を助けたという話を聞く。この部族には「ミニモイ」と呼ばれる身長2mmほどの小さな小さな対の部族がいるのだという。
同時に、かつておじいちゃんはボゴ=マタサライ族を助けた報酬にルビーの塊をもらったが、それを庭に埋めたら、どこに埋めたかわからなくなったという話を聞く。アーサーは、それが見つかれば家から追い出されずに済むと考え、おじいちゃんの残した足跡を懸命に辿り、数々の仕掛けを解いて、ミニモイの国へ赴くが・・・?
というようなお話。
序盤と終盤は普通の実写映画なんですが、ミニモイの国の描写はオールCGという、ちょっと変わった映画でした。
CGの映画を観るたびに思ってしまうんですが、ホント今のCGってすごいな。表情がすごく豊かに表現できるようになったと思います。ミニモイの王女、セレニアの可愛いこと。気の強い男勝りのお姫様です。ミニモイ族はちょっと妖精っぽい外見で、耳が長いんですが、その耳がよく動いて可愛かったです。
しかし身長2mmの世界だとちょっとした水が洪水、ストローはドラム管、ミニカーが本物の乗用車になってしまうんですねぇ。冒険シーンは迫力があり、すごく面白かったです。男の子はやっぱり冒険だよね!
リュック・ベッソンが書いた脚本は小説化されていて、それが上下巻くらいのボリュームのせいか、結構内容を詰め込みすぎている感は否めませんでした。両親はなんであんなに出かけまくって家を空けがちなのかとか、ボゴ=マタサライ族は一体どこからアーサーの家に降って沸いたのかとか(笑)説明不足な所も結構あるんですが、細かいことは気にするなってことなんでしょうか。ま、面白いのでよし(笑)。
多分ファミリー向けなんだと思いますが、大人が観ても楽しいと思います。だって可愛いんだもんミニモイ族。
今回わたしが観たのは字幕版だったんですが、CGキャラクターを担当する声優も豪華でしたよ。ロバート・デ・ニーロやらマドンナやら。しかし本職の声優じゃない人に吹き替えを依頼するというのは日本だけのトレンドじゃないようですね。ま、俳優さんなら間違いはないとは思いますが。
日本語版ではタカアンドトシが(主要な役ではないですが)声優をやるということで、舞台挨拶に来ていました。タカのマイクがここぞという時に入らないのが面白かったです。ネタじゃないとこで笑うのもアレだけど。
持ちネタの「欧米か!」を作中アフレコで入れたらしいですが、突っ込むまでもなく欧米だよね、モロに。どこで入れたんだろう。ちなみに王女の弟・ベタミッシュの声をえなりかずきがやるらしいですよ!600歳だけど子どもの役。それはそれで観たいな・・・!(笑)
このあと、主役を演じたフレディ・ハイモアがサプライズゲスト的に来ました。普通こういう挨拶アリの時は試写状に書いてあるものなんですがなかったので、びっくりしました。通訳の人のマイクがうまく入らずにいたら、自分のマイクを差し出してあげるという気遣いのできた子でした。なんかアキバに行って楽しかったとか言ってましたよ(笑)。公式サイトで調べたら「トゥー・ブラザーズ」「チャーリーとチョコレート工場」で主役を演じた子だったんですね。あらやだ両方観てるのに・・・!(気づけよ)子どもは成長が早いわねぇと、親戚のおばちゃんのようなことを思ってしまいました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます