満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

ガチャピンが色々とチャレンジしすぎな件

2007-03-10 02:59:58 | 雑記

皆様ごきげんよう。昨日、寄り道した駅構内で焼きたてのキッシュを売るパン屋さんを発見し、明日の朝ごはんに食べようとエリンギとシメジのキッシュを選んでテイクアウトしたはずなのに、今朝包みを開けてみたらカボチャのキッシュが入っていた黒猫でございます。「えっ?違くね?」と思いつつも美味しく頂きました。このこだわりのなさはどうだろう。


ところで今日は、この何十年かの間に日本で育った人間ならば、誰もが大なり小なり彼との交流があったことであろう緑のアイツ、ガチャピン(恐竜のこども。南の国うまれの5歳)のことをちょっと語りたいと思います。

言わずと知れた「ポンキッキ」(色々番組名は変わったりしてますが)の中心キャラクターです。相方であるムック(イエティのこども・北極うまれの5歳)と並び称されるはずですが、強烈なまでに奇妙な造形と、長年の付き合いであるガチャピンにすら「~ですぞ」と敬語調を崩さないよそよそしい態度のせいか、ムックの人気はガチャピンに比べるといまひとつです。前述のリンク先はそれぞれのWikipedia記事なんですが、ガチャピンに比べてムックの項目のあっさりしていることと言ったら。せつないほどです。
ふたりが紹介されるときも決まって「ガチャピンとムック」な気がします、「ムックとガチャピン」じゃなくて。
何十年と二番手を強いられつづけるムックの無念はいかばかりでしょう。

ガチャピンはもともと「好奇心が強くチャレンジ精神が旺盛」という性格設定のせいか、日頃から「ちょ、何もそこまで」と思うような無謀なチャレンジを繰り返しており、その勢いときたら「ガチャピンチャレンジ」というシリーズ名でDVDになるほどです。スノボやバイク、果ては宇宙遊泳など、一体何人が中の人を務めてきたのやらと、夢見る頃を過ぎると思ってしまうわけですが。

そんなガチャピン、最近はブログも運営しています。何かたまに(主にムックに対して)サラっとキッツいことが書いてあったりするので、時折覗いてしまいます。
アンタさ、ムックキライでしょ?と何度思ったことか。まあ、対抗するとしてもムックの場合、激しい運動は着ぐるみ・・・じゃなくて身体の造形上、あの毛がどこかに挟まったりして思わぬ事故が起こりそうなのでやめといたほうがいいと思いますが、ムックはムックで個別にブログぐらい始めればいいのに。たま~にガチャピンブログにムックが書いているんですが、ガチャピンの目を盗んでだったり、ガチャピンに「長いよ!」と突っ込まれたり、なんかもう見るも涙です。始めようぜブログ。自分で。君ならできるさ☆

そんなムックの鬱屈などどこ吹く風のガチャピンは、ついに海外進出まで始めたそうです。The KillersというバンドのPVに出演したそうですよ。(※リンク先youtube)

別に批判するつもりは毛頭ありませんが、PV全編を通してなんで?と突っ込まずにはいられません、ガチャピン以外の部分も。何ともシュールな世界・・・。PV開始後40秒ほどのガチャピン初出シーンなど意味がわかりません。何その恥じらった乙女みたいな態度。

なんだろう、ジャパーン!フジヤーマ!スシ!ゲイシャ!ガチャピン!てことですか?

しかしコメント欄を見ると結構好評なものが多いような。・・・ムック、負けちゃあいられませんぜ。

大丈夫。名案があるの。

あのね、セサミストリートにこっそり潜り込むといい。

ガの字の人がシュールに展開するつもりなら、こちらはあくまで正統派でいけばいいのです。大丈夫大丈夫、違和感あんまりない。赤つながりで、エルモの横あたりに何気なく立つといい。海の向こうの子どもたちのハートを捕らえるのです、ガチャピンより前に。
ただ彼らはマペットなので、縮尺的にムックと絡みづらいかもしれませんが。あ、でもビッグバードと絡めばいんじゃね?