創価学会の中では、日中国交正常化は、『池田先生が成し遂げた偉業』として信じて疑わない。そんな歴史はこの40周年を記念した報道の中にも、文献にも存在しない(笑)
池田氏自身の下記の記念メッセージに見られる通り、一人に尽力によって関係回復したわけではないので、学会活動家はその誤った認識を以下に挙げた文献を参考に、正しく認識されるべきである。
「国交正常化には、両国の友好を願って道を開かれた多くの方々の労苦があり、粘り強い草の根の交流があったことを忘れてはならないと思います。」(2012年8月 中国側へ宛てた中日国交正常化40周年記念池田氏メッセージ)
この言葉を裏づけるごとく、正常化へ向けて両国の政治家、民間人たちは実際に関係回復に向け動いていたのである。
池田氏が1968年9月8日、第11回学生部総会の席上、日中国交正常化提言を発表(日大講堂)した時点では、大きく出遅れていたことが明白であるし、周恩来は池田氏の提言の遥か前から、日本との国交回復を切望していたことが分かる。決して、池田氏が周恩来を説得して、国交を開いた訳ではない。
国交回復の直前
日中国交正常化に向けて、日本政府は中国側の意図を読みあぐねていた段階において、竹入公明党委員長が田中首相の命を受けて訪中し、その方針を聞き取り(「竹入メモ」)、その内容において、国交回復を結べると確信した政府は、その年の9月、共同声明に調印した。
では、池田氏の正常化に与えた影響となると、一分の貢献はあったかもしれないが、それは当時多数の日本人がかかわった者の中の一人に過ぎない。むしろ結果としては竹入氏の貢献が歴史に残ったのである。
尚、下記の文書は東京大学東洋文化研究所 田中明彦研究室が日中関係資料をまとめた中の一部を、抜き出したものです。ネットにその全文がありますので、興味のある方はご覧ください。資料
●日中政府の国交回復への姿勢
1951年12月24日
国民政府との講和に関する吉田書簡
過般の国会衆、参両院における日本国との平和条約及び日米安全保障条約の審議に際し、日本の将来の対中国政策に関して多くの質問がなされ言明が行われました。その言明のあるものが前後の関係や背景から切り離されて引用され誤解を生じましたので、これを解きたいと思います。
日本政府は、究極において、日本の隣邦である中国との間に全面的な政治的平和及び通商関係を樹立することを希望するものであります。
([出典] 日本外交主要文書・年表(1),468‐470頁.条約集第30集第1巻)
1953年9月28日
日中関係に関する周恩来中国首相の大山郁夫教授に対する談話
周総理 われわれは,世界各国との正常な関係,とくに日本との正常な関係の回復を主張しています。
周総理 そうです。われわれは,日本人民の代表団がわが国に訪問に来ることを歓迎すると同時に,わが国人民も代表団を派遣し日本に訪問に行くことを希望しています。しかし,今日米帝国主義および日本の反動派は,日中両国人民の友好関係の発展を阻害しています。
( 日本外交主要文書・年表(1),569-570頁.外務省アジア局中国課監修「日中関係基本資料集」,50-2頁)
1955年8月17日
日中正常化のための北京会談提唱の沈平総領事書簡
中日両国関係の正常化を促し,あわせて国際情勢を引続きやわらげる上に寄与するため,中国政府は,中日両国政府が両国の貿易についての問題,双方の居留民の問題,両国人民が相互に往来する問題,およびその他両国人民の利益に関係のある重大な問題について話合いを行うことが必要であると考えます。もしも日本政府が同様の希望をもつておられるならば,中華人民共和国政府は,日本政府の派遣する代表団と北京で会談を行うことを歓迎いたします。
(日本外交主要文書・年表(1),722頁.外務省アジア局中国課監修「日中関係基本資料集」,90-2頁)
1957年4月22日
社会党訪中団と中国人民外交学会の共同コミュニケ
日本社会党中国訪問親善使節団は日本と中華人民共和国との親善友好を増進し,両国間の国交正常化を促進する目的をもつて中華人民共和国を訪問した。
(日本外交主要文書・年表(1),797-799頁.外務省アジア局中国課編「中共対日重要言論集」第2集,189-92頁)
1957年7月25日
周恩来中国首相の日中関係正常化に関する談話
われわれはアジアの各国と平和に共存することを望んでいる。われわれはこれまでもたびたび言つたが,もし中国と日本の正常な関係が回復されたならぱ,中国と日本は相互不可侵の友好条約を結ぶことが可能である。
(日本外交主要文書・年表(1),814-816頁.外務省アジア局中国課編「中共対日重要言論集」第3集,16-20頁)
1959年6月4日
日中国交正常化問題に関する石橋湛山前首相の周恩来中国首相あて書簡
よって若し閣下にして私が以下に記す申出に大綱において異論がないならば,是非共これがため力をかし賜わり度く,私もとより微力を尽し,日本国民を説得誘導してその実現に邁進する覚悟であります。しかし,それには是非閣下の貴国における御協力を必要とします。
一,中華人民共和国と日本との両国(以下両国と称す)はあたかも一国の如く一致団結し,東洋の平和を護り,併せて世界全体の平和を促進するよう一切の政策を指導すること。
(日本外交主要文書・年表(1),925頁.「石橋湛山全集」第14巻,424-8頁)
1959年8月22日
日中国交正常化問題に関する周恩来書簡
石橋湛山先生
閣下が御書簡のうちに明記せられている如く,私は,中日両国の友好促進と世界平和の維持のため努力せられるという立派な願望を,閣下がお持ちになっていられるのに対し,同感であります。のみならず,このような願望は中日両国人民の願望と符号しています。私は中日両国の政治家がこの願望に即して率先して意見を交換することが,中日両国の友好を促進するために有益なる貢献をなすことを確信いたします。
(日本外交主要文書・年表(1),926頁.「石山湛山全集」第14巻,424-8頁)
1959年9月20日
石橋湛山元総理と周恩来総理との共同声明
日本前首相石橋湛山先生は、中国周恩来首相の招請により、一九五九年九月九日から九月二十日まで、中華人民共和国の首都北京を訪問した。滞在中、石橋先生は、周首相、陳毅副首相と友好的なふんいきの中で率直に意見の交換を行った。双方は、両国民が手を携えて極東と世界の平和に貢献すべきであると認めた。
(日中関係基本資料集、165‐166頁)
池田氏が提言を発表する10年以上も前に、このような国交正常化への取り組みが育まれていたことを知るべきです。
追記
非活副本部長様 貴重なコメント有難うございます。
が、私は本当に池田氏だったのか?・・似た影武者ではないのか?
そんな気がしています。
公序良俗など一切なく、世間的常識など欠片もないカルト団体です。
カルトが何をするか、・・それは常軌を逸した世界です。
>池田が提言を行なったのは、創価学会という宗教団体の学生部総会という内部向けの会合であり、池田が学会以外の場や、メディアで発言したことはない(彼はいつもそうである)。
一研究者さんのコメント、まさに「真実」ですね。
池田氏は何もしていない。
周囲の社会的貢献を我が物にして、自慢してるだけの汚物です。
そして、その横取りした話を安全で自分が威張れる会合で、タラタラと家来に書かせた原稿を読みながら自慢するだけです。
一研究者さんの仰るとうり、メディアや外部で堂々と発言したことはありません。
もともと、そんなことは出来ない臆病なバカなのです。
同日中継は、その愚か極まりない姿を露呈した醜い言動でした。
アンタ、原稿がないと話せないのかい!?
何度もそう思い、呆れたものです。
選挙の時期。
本来、宗教と選挙など全く関係ないのですが、池田創価学会は選挙命です。
カルト団体の番犬、それが公明党です。
番犬の議席が減れば困る・・・違法や汚辱が明らかになる。
証人喚問が叫ばれ、国税が動く。
犯罪が公になる・・・それは何としても避けねばならない。
今までも何度もあったが、公明党が裏で潰してきた。
「番犬」の議席は死守せねば!
願わくば、その議席が増えればありがたい!
そのためには、また会員に「正義の戦い!」と叫び、タダ働きの選挙運動を今回もまた「信仰活動だ!」と叫び、上手く道具として使わねばならない。
そして、やっぱりこの言葉「池田先生にお応えするんだ!」。
この言葉で、何十年も会員は選挙運動を信仰活動と刷り込まれ、使い捨ての道具にされてきました。
ウチにも活動家がいます。
主婦や若い女性を、昼間も選挙運動させて・夜も選挙運動させて、夜10時~11時くらいに帰宅させています。
本人は利用されてることに気が付きませんから、嬉々としてやってる・・・・しかし、生身の体です。
疲れた表情をしています。
そういう日々が、公明党の選挙運動に道具として使われる日々が投票日まで続くのです。
選挙運動の細かな連絡や報告、これも会員負担です。
ウチは通信費がかかって、大変な実害を被っています。
「信仰活動」として押し付けますから、公明党選挙運動は全ての経費は会員負担なのです。
ここまで徹底的に会員を、道具として利用するのです。
ここまで人を騙し、選挙運動を「信仰活動」にすり替えて叫ばないと維持できない公明党など、日本に必要ありません。
蛆虫以下の汚物だと思います。
カルトの犬など必要ないのです。
池田という人間の特性として、「極度の臆病」が挙げられるが、そのことからも、当時、「親台派」、米国などの圧力の強い中で、体を張って何かをやるとはまったく考えられない。彼を評価しているのは、信者と御用“識者”だけである。アカデミズムで池田を評価しようにも、評価できないというのが実情だ。そのことを信者はよく考えるべきだ。彼は何もしたことがないのだから。
ゲリラ活動している暇があるなら中国に行って共産脳足りん連中と話をしてこい!
というより今までの過程での対応が悪かったのだ
近隣諸国との関係が緊張状態に有る中で一体池田は何をしている?
自身の力によって正常化がなされたと言いたいのなら五体満足な状態ならば
表舞台に出てきてしかるべき それが出来ないのはやはり死期が近いのでしょうね