もう、皆さんはお分かりでしょうが、学会は常に自分の都合の悪いことはひた隠し、反対に人にその罪を擦り付ける体質であることを。
その、中でも会長就任してすぐの池田さんが自ら、暴力事件隠し、情報操作を行なっている言葉が存在しますのでご紹介いたします。
「折伏にあたって、暴力をこうむってきたのは、あらゆる迫害をこうむってきたのは、日蓮正宗創価学会であります。ちょっとした事件で、その実態も調査せず、なんでもかんでも、日蓮正宗創価学会員が、暴力をふるったように社会に印象づけられてきておりますけれども、それは反対であります。はたして、暴力をふるいながら、これだけ、月々何万世帯、何十万人の人がふえるだろうか。そういう道理は絶対ありません。」(昭和37年3月21日 四国本部入仏式)
創価学会員は「我が組織が暴力事件をひきおこしている」などとは思ってもおりませんし、その現場もほぼ、見ていないと言えると思います。私自身も会員時代そのようなことを聞いたことは、ありませんでした。しかし、会内の飲み会などでは被害者として、私がそれを経験しております。
ですから、対外的に暴力事件を引き起こしていたとしても、それは数が少ないというのが現状で当たり前のことです。しかし、池田さんは巧妙とも子供騙しとも言える、「暴力をふるいながら、これだけ、月々何万世帯・・・」と全員が暴力事件を犯しているわけではないとスリ変えて、何一つ、事件は起こしていないと言い逃れたわけです。
池田さんが絡んだ暴力事件
昭和27年の狸祭り事件
青年部幹部らが老僧を担ぎ上げ引き回し、戸田自身も小笠原師を殴ったとされております。
昭和33年的場暴力事件
大石寺の所化頭である的場正順師に対する集団暴行事件
その後も、学会は反体制人物に対し、言論の暴力とも言える抗議、嫌がらせ等を行なっており近年まで続いている通りであります。
昭和38年
『文芸春秋』誌での座談会記事に対し、藤原弘達氏へ抗議の手紙、電話が殺到
昭和42年 座談会会場で殺人事件
愛媛県新居浜市の座談会会場で参加していた青年部員・神野忠信が、ささいな怨みから地区部長を刺殺。
昭和44年 練馬区投票所襲撃事件
東京・練馬区の選挙投票所(豊玉第2小)において、投票終了時間後に訪れた二人が投票できなかったことを理由に、市川雄一(元・参謀室長、元公明党書記長・代議士)を首謀者に百数十人の学会員が投票所を取り囲んで襲撃、女性・高齢者を含む投票立会人四人に集団暴行を加えて流血させた事件。
昭和52年 僧侶連続吊るし上げ事件
1/20菅野開道、1/28松本珠道、2月・坂井進道、栗原開道、水野顕道、高見求道、中村福道、3月・西本暁道、8月・玉沢研済ら僧侶を次々と吊るし上げ、詫び状を書かせる。
昭和57年 日蓮正宗深遠寺で5人を殺傷
29才の青年部員は同寺に乱入、住職の妻やお手伝いさんを次々と刺し、住職の5才の長女、3才の三女、21才のお手伝いさんが死亡する事件が起きる。
昭和63年 学園正門前で暴力事件
創価学園で催された「栄光祭」に出席した池田氏をキャッチしようと、学園門前に待機していたマスコミ各社の記者、カメラマンに対し、学会、学園関係者が、集団で暴行に及んだ
平成元年
男子部300名が福岡県・開信寺に殴り込んだ集団暴行事件
平成4年 大石寺ダイナマイト爆破予告事件
創価学会婦人部副本部長が大石寺に二十数回にわたって電話をかけて、『御影堂と客殿及び大坊に時限爆弾をセットした。猊下に取り次がなけれぱ爆発させる』などと脅迫し、更には三億円を用意するようにと要求した事件。懲役10ヶ月、執行猶予2年求刑。
平成5年 学会員金沢仁検事が参考人に暴行
「ひどい暴行があったのは翌十四日で、専務を壁に向かって長時間立たせた上、質問に答えられなかったりすると、後ろから繰り返し腰のあたりをけり、額や腹部を壁に激突させた。 「豚野郎」「猿野郎」「半殺しにして帰してやる」などと大声でどなりつけながらわき腹やももをけった。」朝日新聞 1993.11.29
池田さんは「私自身もやりました。あの時の指導以後、学会員による暴力事件が度々起こり迷惑をおかけしました」と謝罪すべきだろう。
創価学会は自分の犯した非を認めない集団であるということは、世間にも周知されております。
彼らの狡猾な言い逃れの手法としては、A・Bという不法行為が同時おきたとします。すると、Aは無罪となった。これをネタにBという犯行は行われていない、すべてがアンチのデッチ上げであると会員、世間に吹聴するということが常套手談となっております。
その実例として、大阪事件については池田会長自身が語ったものとして、ハッキリと文献に残されております。それも、。
私どもも一生懸命に、国のため、民衆のため、選挙の啓蒙運動のため、ひとりも投票を忘れるような人がいないよう心がけて、教えていこうという親切な行動をとってまいりました。
それを大阪の検事は「創価学会はけしからん。その根底は宗教団体であるのに、当選ばかりさせて、議員ばかりふやすとは、なにごとか」というようなやきもちがあるらしい。
「なんでもかんでも、つかまえてしまえ」というような、そういう出発なのです。
それで、白木議員が当選したときには、びっくりして、そのときのもずいぶんつかまえました。だが、国連の恩赦で、ぜんぶが解除されました。そういうわけで、中尾議員のときに今度は「どうしても今度こそやらなければならない」というので、とうとうデッチあげて今度の事件のようになったのです。不法逮捕であることは、これはもう、どこからみても明瞭なのです。(昭和37年1月24日 関西男子部幹部会 池田会長)
まず、「親切な行動」などと歯の浮くようなきれい事。実際は、学会員を当選させることだけが目的ではないですか。
この指導は昭和31年の参院選、32年の参院選補欠選挙のことを一緒にして、池田自身が不当逮捕であることを強調して、その他の逮捕のこともデッチ上げだとけむにまいております。
現在の「学会は何も悪いことはしていない、デッチ上げだ」という言い逃れる手法は池田さんが発明、流布したといっていいと思います。
更に、分析。
「国連の恩赦で解除」とありますが、これは大阪事件前年の選挙違反で多数の学会員が捕まったことを指します。これを、検察がデッチ上げて捕まえたとおっしゃっているわけです。
本当にそうなのか?
翌年の大阪事件では100人近い学会員が検挙され、20名が罰金、10人が公民権停止3年、7人が有罪となっております。これから類推しても、前年の事件は「何も違反はしていなかった」というには無理が有りすぎます。
池田会長はこの有罪になった事実を自身が不当逮捕であることを理由に、すべてがデッチ上げと言い逃れたわけであります。会員が有罪となた事実を隠しての指導は、ウソを語ったというほかありません。
当時の古参幹部の証言
「あのころ、末端の学会員はまじめで、ウソなどつけなかった。上の指示どおり猛烈に選挙活動をやり、検挙された。ありとあらゆることをやった。べらぼうな選挙違反だった。池田を守るために四十一人の学会員が除名処分になった。トカゲのしっぽ切りだ」(中川義雄『池田王国の落日』)
『池田大作全集77巻』(95ページ)にこんな虚言指導がありましたので紹介しておきます。
広布の伸展とともに、学会に対して、さまざまな非難や中傷があびせられてきた。そのほとんどが、あたかも社会的な不正を働いているかのように誹謗したものである。そのねらいは、学会の悪いイメージをつくりあげることであった。だが、いかにイメージを悪くしようとも、実体がない。虚言であり、事実無根であった。
その陰には、学会の偉大な発展の姿、喜びの集いの姿を妬む退転者、背信者らの画策がある。いわば「讒言(ざんげん)」である。
(平成3年5月17日 第42回本部幹部会)
「あたかも社会的な不正を働いているかのように」
とは一体、池田さんはどの口で言っているのでしょうか。
学会には一切、社会不正行為が無かった、事実無根と指導しておりますよ。(怒)
裁判で断罪されていることも、「捏造」と言い張る学会はもはや社会性ゼロ!恐ろしいばかりであります。
さらに、このウソを前提に呆れる論理展開。
「学会の偉大な発展の姿、喜びの集いの姿を妬む」
と戯言を吐いております。
こんな学会を誰がうらやむのでしょうか?(笑)
思考停止させた上にこのような、論理では納得させられてしまうかもしれませんが、学会を外から見ればデタラメなウソであったことは一目瞭然です。
平成3年5月19日、学会が破門される前の池田さんの指導にこんなものがあります。
さて、先日、ある婦人部の方が言われていたという。
学会が一部の歪曲報道によって批判されていることが「清浄な宗風と信頼を傷つけた」等と、宗門が「謝罪」を要求してきたことに対し、「『宗風を傷つけた』とは何ごとでしょうか。学会が、これまで、どれほど『宗風を高めてきた』か」と。
婦人部を怒らせると、本当に怖い。(爆笑)
「学会は、これだけ多くの人々に、御本尊の偉大さを教え、教義を弘め、宗門を興隆させ、世界の日蓮正宗にしたのではありませんか。仏法上の功績は計り知れません。それに対して、世間の難があるのは、御書に照らし、当然でしょう。これほど『宗風を高めた』ことは何も言わないで、偽りだらけの世間の声には、とたんに便乗して、『宗風を傷つけた』とは、いったい、仏法が根本なのでしょうか、世間が根本なのでしょうか。本末転倒ではありませんか」と。(拍手)
と、まあこんな感じで言いたいことだけを並べております。
言われていたという。
と言うわりには誰が聞いていたのか随分細かく記憶されている。もしや、スピーチライターの作文か?
『宗風を傷つけた』
これを言われても仕方ないのは当然でしょう。
何しろ、巨額脱税、盗聴、言論妨害、選挙違反、僧侶の吊るし上げ・・・をしてきた集団です!
功績は計り知れません
学会の功績の部分については歴代猊下が十分にお認めになり、公式に述べられていることは明らかです。池田さん自身がその言葉をこの時期、多々引用しております。
ですから、池田さんは同時期に「自分で言ったことを自分で否定」していることになります。
何と頭破七分か!
この指導は学会の言動パターンの一つの見本です。
学会という集団は良いことをすれば、「それまでやってきた悪事は関係ない、やっていなかったことになる」と思い込んでいるようです。
本当に怖い!(爆笑)