

4日程前から読みだした、文芸春秋9月特別号の芥川賞受賞の二作品。
又吉秀樹さんの花火と、羽田圭介さんのスクラップ・アンド・ビルド、
今日 選考者の選評と合わせて読み終えた。
どちらが良かった? 芥川賞受賞の作品に村長ごときが良いも悪いもない
のですが、読み応えという面では火花だった。
前回も言ったのですが、情景描写が実に細かく丁寧に書かれ、読む人の
頭にその情景が浮かんでくる感じ、まぁ選考者の一人に言わせればしつ
こいとの評ですが。
それと師匠とする神谷のハチャメチャで、破天荒な生きざまが実によく
現わされている、それと下積みの芸人の様も、これこそ実体験に基づく
ものだろうが。
ただそういった面も選考者は、今回の「楽屋落ち」は1回しか使えないと
指摘している。
村長的には読み・没頭した火花ではあるが、選考者にはそれぞれ意見が
あるのですねー、今回初めて選考者全員のの評論読んでビックリやら関心
した次第。
選考者によっては、この作家は終わり方が分らなかったのではないか?
との厳しい意見も。
まぁそんな感じですが、又吉さんあまり気張らず また書いて下さい。