透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

蒸し暑い八月の日に

2024-08-23 19:50:22 | 日記

曇り時々雨。最低気温23.2℃、最高気温28.4℃。

最高気温28.4℃は真夏日には遠いのですが、蒸し暑い日となりました。

そのような日の新北のうた暦の掲句です。

解説にあるように八月のイメージは、終戦に至るまでの過酷な日々を思えば、決して明るいものとはいえません。

戦争体験はなく、戦争を知らない子どもとして今に至っているワタクシにとってもです。

解説は「すべてを見届けてきた深海魚も、昏く重々しく物憂い呼吸をしているのかもしれないと思ったりする。」と結ばれていました。

「八月の呼吸は昏き深海魚」

八月だからこそ、深海魚の呼吸も重く昏くなるのだろうかなどと、いろいろなことを考えさせられる句だと思いました。

蒸し暑い八月の何ということない日が、この句に出合えたことで 、印象深い日となりそうです。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように。

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