♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

Vol.42 優等生のレッテル

2006-01-25 | Wed:フミナの恋愛哲学&心理学
自由。それは私が愛する人へ与えるものです。
                     
先々週だったか、私は高校時代、学校へ行くのが
嫌だったと話しましたが、きっと程度の差はある
ものの、誰しもそんな思いを経験したのではない
でしょうか。

私はその頃、自由を奪われていると思っていました。
家に居ても学校に居ても楽しくない、街を歩いても
楽しくなかったのです。高校が進学校で私にしては
レベルの高い高校でしたから、その高校の看板が
私には重くのしかかっていました。

いわゆる優等生のレッテルが私にはプレッシャー
だったのです。どれほど不良に憧れたことでしょう。
でも、私にはちゃんと両親もいて喘息持ちではあり
ましたがほとんど健康体と言える身体で、さらに
よき友達もたくさんいて、何1つ不自由なことは
なかったのです。

けれど、私は精神的に身動きできない苦悩の日々を
送っていたのです。今となっては一体何に悩んで
いたのかと思うくらい、悩みというのはぼんやりと
したもので、的が見えないからこそ辛かったのかも
しれません。

何を隠そう、当時は自殺を考えたこともありました。
もし今のように心療カウンセラーやメンタルクリニック
などの機関が発達していたら、私はそういう所へ
行ったほうがよかったのかもしれません。
               
明らかに親も私がこれほどまでに追い詰められていた
ことを知る由もありませんでした。

私はただただ自由が欲しかったのです。

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2 コメント

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共感 (ゆきち)
2006-02-04 13:18:07
私もつい最近までそのような状態でした。全く一緒です。なんか、皆そうやって大きくなっていくものなのかなって安心しました。智沙子さんはどうやってその状態から抜け出したのですか?
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希望を忘れないで (ちさこ)
2006-02-10 14:06:21
ゆきちさん、コメントありがとうございます!



しばらくの間日本にいなかったので、返事が遅くなっちゃいました。



この状態からどのように脱出したのかは追々このブログ水曜日に書いていくつもりです。もう十数年も前のことですが、懐かしくもあり、このときがあったからこそ今の自分があるんだなと強く思います。
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