♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

薬害の話でもしよう

2023-12-08 | 智ぃ沙な日常
まだまだワクチンについては話し足りないくらいだが、今日は
薬害の話でもしよう。

薬害と言えば、薬害エイズ事件とかサリドマイドはすぐ思い
浮かぶかな。日本で起こった薬害はもちろんこれだけでは
なく、詳しくは厚労省のHPに“薬害を学ぼう”というページが
あるのでご覧あれ。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakugai/index.html

小学生の頃だっけ、学校でサリドマイド被害の実録映画を
見たことあるのが強烈に記憶に残っている。生まれながらにして
両腕のない女の子が足を手のように使って何でも(ピアノも
弾いていたような)していた。

今日はサリドマイドについて深掘りしていきたい。

1957年 鎮静・催眠剤としてドイツで開発され、世界約40か国で販売

1958年 大日本製薬(当時)より日本でも販売開始

1960年 さらにサリドマイドを配合した胃腸薬が“薬局”で販売
 →このとき「妊婦や小児が安心して飲める安全無害な薬」と宣伝し
  妊婦さんがつわりを抑えるために服用

1961年11月 レンツ警告:西ドイツのレンツ博士が新生児の奇形に
因果関係があるとした疫学調査を報告
 →この報告を受け、ヨーロッパでは直ちに販売中止・回収開始
 →厚生省(当時)は「科学的根拠はない」として対策するどころか
  別の製薬会社に製造販売を許可

1962年 5月 製薬企業5社が厚生省に出荷停止申請するも回収されず販売継続
 →日本でサリドマイド児が生まれていることが医学雑誌に報告され
  学会にも発表されマスコミに報道される
 →大日本製薬が販売中止・回収を発表するも回収が不十分

1963年 被害者が、製薬企業と国を相手に補償を求めて提訴

1974年 製薬企業と国が因果関係と責任を認め、和解
 →認定数309名(推定約1,000~1,200名の胎児が被害)

1979年 サリドマイドの左手型鏡像異性体にのみ催奇形性を起こすことが判明

2019年 サリドマイドが手足や耳に奇形を引き起こすメカニズム解明


どうですか? 海外ではレンツ警告からすぐに販売中止にしたけど
当時の厚生省は何も対策しなかったのよ。
因果関係認めるのも10年以上経ってから。当時「科学的根拠はない」
ことを理由に販売継続してたけど、メカニズム解明されたのつい
4年前やで。

mRNA製剤もめっちゃ似てるなぁ! “安全無害な薬”って…。
しかも特例承認で製薬会社免責やから、打て打てドンドンで、
国が補償するとか言いながら、健康被害救済制度の方は申請数が
半端なくて追いつかない状態でどこが迅速に救済!?

副反応疑い報告では接種後の死亡で2,076件の報告(2023年7月
時点)があって「因果関係を否定できない」としたのは2件で、
情報不足で因果関係不明が2,063件やで。

そもそも「因果関係あり」という判定はないからね。

疫学調査もしようとしない(ように見える)し、え?メカニズム
解明まで待つ? 50年後に因果関係あった言われてもね。その頃
ほとんどおらんようになってるやん。

救済制度の申請件数も副反応疑い報告件数も異常なんやから
一旦立ち止まるべきなんやけどな。

今回参考にさせていただいたのは、臨床薬学博士の
堀内有加里先生のお話です。

https://youtu.be/9DvCDrwj2V8?si=k7SUhlkfB_iK_J7N&t=462

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