半影月食

11月28日の夜は半影月食という天体現象が起こりました。
私は単純に月が半分だけ欠けるのか？と思っていたら、
地球の本影に被れば月食が・・・つまりは月が欠けるの
ですが、その本影のまわりのぼんやりした影に隠れることを
半影月食というのだそうです。ピークは23時半頃で96%くらい
半影にかぶるというけど、肉眼ではなかなかわかりにくいので
気づかずに過ぎていくこともあるとのことでした。

でも、半影月食とはどんなもんぞ？　ということで、
当日10時を過ぎたあたりで双眼鏡を手にし、外に出ました。
おお、雲もなく、ちゃんと月は見えてるぞ。確かに肉眼じゃ
全然わからない。

双眼鏡で見てみても・・・なんとなく薄暗いところが
あるかな？という程度で、満月の輪郭が明るく感じる部分は
影にかぶっていないところなのかなぁというくらい。

これではわかりにくいので、ピークタイムにもう１回
見てみようと、23時半頃外へ出て、ほぼ真上にある満月を
双眼鏡で拝む。ふむ、薄暗いかな？と思うようなところは
さっきより広い。ちょうどウサギがいるところがかすかに
薄暗いような。そして、明るい縁も短くなっている気がする。
しかし、やっぱり通常の満月を横に並べてみんとわからんな^^;

なるほど、これが半影月食か。肉眼じゃわからんな。と
ふと双眼鏡なしで満月を眺めると、言われてみれば、
半分くらいは薄暗い気がする・・・！　おお、これが半影月食！
知ってないと絶対わからんぞ、こりゃ。

そんな感じでした。
しかし、大阪では雲１つなく微かに翳ったお月さんを
見ることができました。