つぶやき日記

四季のうつろいから

寒い!

2012-01-24 18:27:34 | Weblog

ニュースを見て都心の積雪に驚いた。当地も車には積もっていたものの、朝からの陽射しにあっさりと解けてしまった。

都心で暮らす次女から足元に気をつけるようにとメールが来たときには、雪の気配は何もなかった。それでも寒さは一級品で、風も強くないのに冷える。

殆ど家で読書生活をしているが、今日は美術講座の前に、お友達とヨーカドーでサンドイッチとコーヒーのランチをした。

美術講座;ルネサンスの藝術家列伝ーマニエリスムの巨匠たちー ポントルモ

講座のはじめに講師がこの画家をご存じの方は?と聞かれた。パラパラと手が挙がった。講師は「マニアックですね!」と・・・笑った。こんな講師が好きで何年も通っている。

ポントルモ:ヤコボ・ダ・トルモ (1494~1557年)本名はヤコボ・カルッチ。エンポリ近郊のポントルメ(ポントルモ)で生まれ、フィレンツェで没す。アルベルティネッリ・ピエロ・ディ・コジモ、次いでレオナルド・ダ・ヴィンチに師事したと考えられている。1512年にはアンドレア・デル・サルトの助手となる。ヴァザーリによれば、ポントルモは温和で礼儀正しい人間であったが、極度の人間嫌いで、終生孤独で一人暮らししたとされる。ただ弟子のブロンズィーノだけは家族のように親密であったようである。マニエリスムの藝術家はとにかく奇人、変人との人間性が指摘されるが、ポントルモもそうした気質を感じさせられるユニークな画家である。

名前も初めて聞いた画家だったけれど、奇人、変人、ユニークな画家として、作品を見て講義を聞いてそれなりに楽しい時間だった。ただ前半の一時期、満腹感と室内の暖かさで我慢のできない睡魔が襲ったのは私だけではなかったようだ。

帰途の道路できれいに咲いた水仙を見つけた。


鍼灸治療

2012-01-19 15:49:23 | Weblog

鍼灸治療には年始めから行きたかったが、寒いのと調子が悪いので、出かけることを躊躇していた。

火曜日に美術講座をクリアして、昨日は歩いて15分余りの長尾医院行きもクリア、今日は少し暖かくなるとのことで思い切って鍼灸治療に出かけた。

出かけた時点でもうかなりよくなっているのかもしれない。腰痛も肩の張りもきっとこれで回復に向かうだろう。

治療院を紹介してくださったTさんとお会いした。久しぶりだったので中華街の「龍鳳酒家」でねぎそばのランチをご一緒した。話も弾んで楽しかった。「龍鳳酒家」は辰年に最初に入ったお店としては名前も目出度い。やっぱり「出て行かなければ駄目じゃない!」と元気をもらってうれしかった。

横浜公園は冬枯れで人影はまばらだったが、池では鴨たちが浮き寝鳥にならず、元気に泳ぎ回っていた。思ったより陽射しが少なく、風が冷たかったが、満ち足りて帰宅した。


美術講座

2012-01-17 19:03:21 | Weblog

大寒前だというのに、冷蔵庫並みの厳しい寒さが続いている。その上雨が降らないので、日増しに乾燥が増して、インフルエンザの流行が始まっていると聞く。

年末からの頑固な腰痛もあり、冬眠状態を続けている。冬眠中にすることは読書。読み始めた当初はとっつきにくく、しばらく置いていたが今回読み始めたら面白くて止まらなくなったのがステファニー・メイヤー著「ザ・ホスト」3巻。あっという間に1巻は読了し、2巻目に入った。これからの展開が楽しみだ。

今日は午前中は曇り空で寒くて、午後から始まる鎌倉女子大学生涯学習センター美術講座の参加も躊躇していた。しかしお昼前から陽射しもあり少し暖かくなった気がして思い切って出かけた。

久しぶりの女子大学は工事は続行中、青い空に冬枯れの東山がきれいだった。雨の足りないサザンカはどうしようもなく咲き乱れていた。その中で梅雨のころ咲くはずの金糸梅の返り花が1輪 、黄色に輝いていた。しかも金糸梅が常用樹で一部紅葉していることを初めて知った。

美術講座:ルネサンスの藝術家列伝ーマニエリスムの巨匠たちー

ジュリオ・ロマーノ  1499年ごろ~1546年。本名はジュリオ・ディ・ピエトロ・ディ・ジャヌッチ・ピッピ。ローマで生まれ、マントヴァで没す。ルネッサンス後期の画家で建築家。若くしてローマ、ヴァチカンで活躍していたラファエッロの門下に入り、画業を積んだ。ラファエッロが1520年に急逝した後、ヴァチカンでの壁画事業の中心となって名声を博した。1524年にマントヴァのフェデリコ・ゴンザーガ2世に呼ばれ、夏の離宮であるパラッツォ・テの建築家に任命され、1526年から約10年かけて事業に専念した。世相を反映したその独特な建築様式に加え、「巨人族の没落」に代表される奇抜な内部装飾は幻想的なマニエリスム藝術の特徴がよく表れている。

馴染みのない画家だったけれど、講師の話を聞いて、作品を見るうちにとても興味を持った。この時代は著作権なんてものがないので、画家たちが同じ題材で、まったくおなじ構図の絵画を発表していることに驚く。 

講座途中の休憩で帰ってもいいと思って出かけたが、最後まで楽しんできた。


鏡開き

2012-01-11 18:38:32 | Weblog

鏡開き: お正月に歳神に供え飾った鏡餅を祝って食べることを鏡開きという。もと武家では男子は具足に、女子は鏡台に鏡餅を供えたので、男子は刃柄を祝う、女子は初顔祝うと称し、二十日に通わせて、正月二十日に鏡開きを行ったものだという。鏡餅は刀で切ることを忌み、槌などを用いて割ったので、開く、割るなどというのである。鏡開きの餅は汁粉などにして食べるところが多い。(俳句歳時記から)

我が家の小さな鏡餅を、娘からお年賀にもらった手づくり最中のあんを使って、鏡開きの行事も無事に終了した。

加齢のせいかこの冬は寒く感じる。そして今夜からはこの冬一番の寒気が入るそうだ。年末からの腰痛が緩和しない。静かな日々を送っている。

住基カードを取得した。毎年行っていた海外旅行も行かなくなってパスポートも切れた。運転免許所は早くから持っていない。身分証明するものは健康保険証しかない。それより身分を証明しやすい住基カードがあればよいとのことで、これが2012年最初のお仕事。


七草粥の代用として

2012-01-07 18:12:06 | Weblog

今日は例年なら七草粥を炊くのだけれど、あいにく七草セット(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)を買っていなかった。それだけ買いに行くには寒いし・・・と思って、冷蔵庫に七草に代わるものを見つけた。

大根、それについているわずかな葉っぱ、ベリーリーフサラダ、春菊。これで充分と刻んでお粥に入れたら、春菊の香りが立って、お野菜もいつもよりボリュームのある美味しいお粥が出来上がった。成功!

年を重ねると言うことは、こんなことも出来るのだと、今年は出来るだけすべての無駄を省く生活を考えるのもよいかと思う。「断・捨・離」はすでに始めているけれど。

昨日は若い友達が来てくれて、二人で約7時間ぶっ通しで飲んで食べておしゃべりの新年会だった。約40歳違い、彼女はもうすぐ31歳になると言った。あっという間で楽しかった。