この2、3日朝晩は冷えるが、この時季本来の秋晴れとなった。
受講のため鎌倉女子大学へ行った。花らしく色づいたものは何もなく、イチョウなどの木々も過日の台風の影響かとても傷んで痛々しい。女子大学構内で、確かこの時季の受講でたわわに実る紫式部の木が2、3本あったなと探してみたが、どれも実はつかず少し残った葉は葉先が枯れていた。
今日は考古学講座も今期の最終回。ユダヤ人が再び聖地イスラエルを奪還したか?という第一次、第二次ユダヤ戦争の資料となるものの発見の話があった。それでも聞けば聞くほど、考古学の難しさを痛感した。特に宗教(キリスト教・ユダヤ教など)に言及する発見はとても微妙な問題をはらんでいるらしい。
最後に質問タイムがあって、今回で「考古学から見た聖書の世界」は終了した。
考古学にしても、美術にしても「聖書ありき」から物事は始まっていると、今更ながら思い知らされる。