つぶやき日記

四季のうつろいから

考古学受講

2011-10-28 19:33:55 | Weblog

この2、3日朝晩は冷えるが、この時季本来の秋晴れとなった。

受講のため鎌倉女子大学へ行った。花らしく色づいたものは何もなく、イチョウなどの木々も過日の台風の影響かとても傷んで痛々しい。女子大学構内で、確かこの時季の受講でたわわに実る紫式部の木が2、3本あったなと探してみたが、どれも実はつかず少し残った葉は葉先が枯れていた。

今日は考古学講座も今期の最終回。ユダヤ人が再び聖地イスラエルを奪還したか?という第一次、第二次ユダヤ戦争の資料となるものの発見の話があった。それでも聞けば聞くほど、考古学の難しさを痛感した。特に宗教(キリスト教・ユダヤ教など)に言及する発見はとても微妙な問題をはらんでいるらしい。

最後に質問タイムがあって、今回で「考古学から見た聖書の世界」は終了した。

考古学にしても、美術にしても「聖書ありき」から物事は始まっていると、今更ながら思い知らされる。

 


寒暖の差

2011-10-26 18:53:55 | Weblog

暑さにも寒さにも強いけれど、今年の夏から始まった寒暖の差にはお手上げ、それに湿気が加わると、一気にゲームオーバーの人になる。そしてこの何日かはその人。

お友達からお借りしたケン・フォレット著「大聖堂」3部作を読み始めた。娘のところで暇つぶしに読むのと違って、なかなか手ごわくて進まない。これも以前NHKのBS放映されたらしい。私は気がつかず見なかったが、面白そうなのでドクターストップも入っているが、楽しみながら気長に読むことにする。

北杜夫氏が亡くなった。1960年の「どくとるマンボウ航海記」でファンになって、63年から渡英した後も彼の作品を送ってもらっていた記憶がある。ご冥福をお祈りします。

たった今横のテレビが、東京も木枯らし1号が吹いたと報道した。


読書と映像

2011-10-22 21:00:01 | Weblog

近頃眼の疲れが激しくて、読書は控えているが、読んだ本がドラマや映画になって興味深い。

娘のところで読んだ本屋大賞受賞東川篤哉著「謎解きはディナーのあとで」は、マンガチックでなんちゃって本だと思ったけれど、嵐の櫻井翔さんが名探偵の執事役で原作のイメージ通り、漫画のようなコマ割りの作りも読書しながら想定した画にぴったり!肩が凝らずに楽しめそうだ。

これも最近娘のところに滞在中に読んだ東野圭吾著「夜明けの街で」は岸谷吾朗主演で映画になっている。

原作本を読むときに、これを映像化するなら、主演はだれがいいかなと考えるのも楽しみの一つだ。それと同時に原作を読んでから映像を見て、がっかりすることもある。

現在読売新聞夕刊の連続小説「ペトロ」では、殺人事件のキィポイントに考古学や古代文字を取り扱っていて、事件の展開と共に興味深く読み続けている。

さて、昨日は鎌倉女子大学生涯学習センターの考古学講座:考古学から見た聖書の世界の2回目だった。

今回も前回に続いて新約聖書、イエスの生涯に関する資料だった。たとえばイエスの墓など・・・受講するほどに考古学の難しさを痛感するが、その分面白いと思う。

月に1度私たちの様子を見に来てくれる次女が昨夜訪れて、23時間弱の滞在時間で先ほど帰って行った。古いバーボンウィスキー’Jack Daniel’s’が熟成したのかとても美味しくて、昨夜は久しぶりに飲みすぎたが楽しかった。


「干支守り本尊」めぐり

2011-10-19 19:11:13 | Weblog

以前タウン紙で三浦半島の干支守り本尊の記事を見て、ずっと行きたいと思っていた。

今日10月19日は、八仏霊場のうち第6番「浄楽寺」戌・亥歳の守り本尊阿弥陀如来のご開帳の日に当たっているので、葉山の友人にお願いして連れて行っていただいた。

まず、逗子駅に近い「延命寺」に向かった。ここは辰・巳歳守り普賢菩薩が祀られている。境内は広々として、大師像や、お地蔵さんが目についた。住職がお忙しそうだったので、ご本尊拝観は次回にした。

 その後南郷公園の銀杏を見に行った。一見きれいだったが、よく見ると先日の台風の影響で例年より樹のボリュームがとても少なく感じた。そのせいで、銀杏の付き具合をよく見ることが出来た。

 次に本命の「浄楽寺」を訪れた。ご開帳の国宝三尊像は鎌倉時代の運慶作で、阿弥陀如来を挟んで観音菩薩・勢至菩薩が、立派でとても美しかった。その両側の毘沙門天・不動明王像も運慶作、躍動感があって、いつまでも眺めていたい迫力があった。大満足の拝観だった。

遠くからの参拝客もあって、収蔵庫内は足の超満員の人出に驚いた。特別公開は3月3日と10月19日。

このお寺の奥には、この境内に隠遁していたといわれる近代郵便制度の創始者・前島密氏の墓があった。その横に名前は知らないがピンクの花の群生が咲き誇っていた

今日の目的を果たしてほっと一息、佐島の「海辺」でお刺身定食でランチ。ここもいつもより混んでいて待たされた。

第七番「玉蔵院」丑・寅歳守り本尊虚空像菩薩の寺に立ち寄り、帰路についた。

一日中曇っていて陽射しもなく、寒い一日だったが、心はぽかぽか満たされた。


秋暑し!

2011-10-17 19:46:42 | Weblog

秋も深まり各地で紅葉も美しくなっているというのに、このところ夏日に戻って暑い日が続いた。

箱根駅伝予選会は知らないうちに終わっていた。週末は男子ゴルフ・日本オープンと体操・世界選手権を楽しんだ。

今日は月1回の着付け教室、始まる時間より早くから着物に着かえて、先生とお友達の来宅を待った。余りにも暑いので冷房を使った。

八丈島紬に金青海波京野菜の染め帯を締めた。新しいカメラのプレミアオート設定は、色彩がきれいすぎて本来の色が出ていないのが残念!

何事も極めるほどにわかって怖くなる。着付けももっとわからないうちから外出すればよかった。少し知ったら余計着物を着て出かけるのを躊躇する。コートでカヴァーできる今着物を着て出かけようと思う。