つぶやき日記

四季のうつろいから

夏の終わりに

2011-08-29 19:12:39 | Weblog

8月も残り少なくなって、昨日、今日は日射しは照りつけても、吹く風が少し優しくなった。

27日土曜日は、久しぶりに俳句会に出かけた。みなさんから参加を喜んでいただけてよかった。6月は体調が悪く、先月は親戚に不幸があって欠席した。1週間ほど前、殆ど夢を見ないか、見ても覚えていない私が、俳句会のメンバーみなさんが我が家を訪れた夢を、しかもはっきり見た。よほどのプレッシャーかと思いつつ、笑い話にして、楽しい俳句会だった。

今日は民主党代表選結果に思いを残しつつ、6月から続いている鎌倉女子大学生涯学習センターの受講に出かけた。

百日紅の花がが少し残っていたり、夏の花が終わり始めている以外、あまりきれいな花は見つからない。女子大学構内は何かの工事がまだ終わっていなかった。

動物学講座:チンパンジーの本当の姿とは何か? ~似ているようでかなり違う、チンパンジーとボノボの比較~

ボノボ(ピグミーチンパンジー)はワンバ(旧ザイール)にだけ生息するチンパンジーによく似た類人猿である。17世紀までに発見されているのに、ボノボの存在が世に知られるようになったのは1920年代になってからだった。

今日はチンパンジーとボノボの比較を 1.社会構造 2.雄と雄の関係 3.雄と雌の関係 4.挨拶 5.狩猟行動 6.植物分配 7.性行動 8.集団間関係などの切り口から、丁寧な講義だった。

帰って、民主党代表には野田佳彦氏に決まったことを知った。出かける前に候補5氏の直前政権訴え演説を聞いた限りでは、野田氏が一番素晴らしかったので納得している。今までの人よりは誠実な印象を持つ。


とんぼ

2011-08-25 18:21:24 | Weblog

お盆に行く機会がなく気になっていたので、お墓参りに出かけた。

午前中はまだ雨が激しく降る時間帯もあったので、横浜市南部斎場に寄ってもらった。周辺は緑が多く、建物も立派でとてもよい環境だった。余りに静かなのでなぜかと思ったら、今日は友引きでお休みだった。おかげで内部も丁寧に見学させていただいた。

昼食を取っている間に雨は上がり、夏の日差しが照りつけた。

墓前で拝していると、きれいな塩辛トンボが飛んできた。母の化身に違いないと話しかけた。

てもらった


初秋を探して!

2011-08-24 18:26:02 | Weblog

また夏日が戻った。今日は朝からいろんな形の雲がきれいだったが、午後からは黒い雨雲も見ることになった。

鍼灸治療に行った。午後からの治療は珍しい。夏休みも終盤で、関帝廟も通りも多くの人が出ていた。

帰りの横浜公園は、さすがに多くの蝉がよい声で鳴いていて、今年初めて蝉の合唱を聞いた気がした。どうも我が家の周りでは蝉が少ない。

池のほとりにススキが穂を出していて、「小さな秋」を見つけた。


また涼しくて・・・

2011-08-22 19:10:35 | Weblog

土曜日からまた10月並みの涼しさになった。

今朝はまだ雨も残っていたけれど、ホテルオークラ東京へ、第17回秘蔵の名品 アートコレクション 「文化勲章受章作家の競演」を観に行った。

日本画38人、洋画19人、版画1人、錚錚たる面々の作品が一堂に集められていて、とても豊かな充実した時間を過ごした。豪華な作品の数々にも驚いたが、雨にも関わらず出かけてきた人出の多さにもっと驚いた。日本の中高年女性のパワーは凄い。

竹内栖鳳、横山大観などほとんどの名前は知っていたが、その中で2、3人初めて知った作家があった。

今日の作品の中では川端龍子「鯉」に一番魅かれた。屏風六曲一双に黒い鯉が群れて泳いでいる様子が、とてもよいバランスで、躍動感がありながら静謐感があり、いつまでも観ていたかった。

ランチタイムの後は、大倉集古館に移り、大倉喜七郎と邦楽を観た。多くの趣味人の大倉氏の尺八とフルートのベーム式キーシステムを取り入れた新楽器「オークラウロ」の考案・制作・試作品や関蓮資料の展示にとても興味を持った。

さすがに少し疲れたが、文化的な気持ちのよい疲れで満足感がある。

 


映画「コクリコ坂から」

2011-08-19 18:20:54 | Weblog

今日は久しぶりの雨になった。これで連日の夏日、猛暑日から解放されるかと思う。

港南台シネマへ映画「コクリコ坂から」を観に行った。夏休みなので今まで遠慮していたのだけれど、思ったより人出はなく、ゆったりと鑑賞することが出来た。

東京オリンピック前、昭和36~38年ごろの設定だろう。坂本九さんの「上を向いて歩こう」が、積極的に使われていて、オリンピックの前宣伝が見られた。ガスはマッチで点けられて、ご飯はお釜で炊かれ、おひつに移されていた。洗濯機のしぼり機が懐かしかった。そのほか何を見ても、「あぁ!」とあの時代を思い出すグッズ山盛りだった。

昭和36年春、短大を卒業して就職、その秋結婚して、翌37年9月長女を出産した。そして、38年10月、半年前に赴任していた夫の元へ、1歳になったばかりの長女を連れてロンドンに渡った。あの自分がどこにいたかわからなかった、大きな波に流されたような時代に、いつも「上を向いて歩こう」が流れていた。日本では勿論、ロンドンの街角でもその楽曲は聞くことが出来た。そのころ、頭角を現し始めたビートルスの音楽と共に・・・

映画は一言で言えば、高校生の初恋。いろんな場面で、切なさを感じた。監督は宮崎吾朗さんでも、企画・脚本は同世代の父親の駿さん故か。