つぶやき日記

四季のうつろいから

雪の日

2012-02-29 17:48:46 | Weblog

うるう年の2月29日、朝から本降りの雪になった。1か月前の東京の雪の日は、当地は積もらなかったので、この冬初めての積雪だった。

起床時にはもう積もっていて、午後1時過ぎまでは横殴りの雪になっていたが、やがて降ったりやんだり、今は静かな雪景色で2月が終わる。


やっと梅が

2012-02-28 14:07:53 | Weblog

少し暖かいかと思って鍼灸治療に出かけたが、風がとても冷たかった。

それでも、中華街は大賑わいだったし、帰りに立ち寄った横浜公園で、梅が咲きだしていた。春の花もやっとお目覚め。

クリスマスローズは数も少なくて、寒そうだった。

そのほか、マンサクが咲いていた。

チューリップもやっとこの区画だけが芽を出していた。


着物でお出かけ

2012-02-22 14:06:11 | Weblog

今日はまた陽射しがなく寒くなったが、日増しに春めいて、日が長くなって行くのを感じてうれしい。

明るい陽射しに誘われて、私の陶製のお雛様を飾った。三女が手製の可愛いお雛様飾りを送ってくれたので、それも一緒に添えて飾っている。

やっとお目覚め。先週から予定をこなせている。

孫娘が十字靭帯の手術をしたので、18日土曜日は、西武池袋線・練馬高野台駅前の順天堂練馬病院へお見舞いに行った。手術後間もないのでまだ熱もあり車椅子姿だったが、思ったより元気そうでほっとした。その後毎日メール交換をしているが、昨日はシャワーを使ってリハビリも始まっている様子に安心した。

19日日曜日は、この春からマンション自治会のお世話役になるので、役員を決める会合があった。「80歳・72歳の老夫婦が、大役に着くこともないでしょう、前回の10年前は率先して会長役をお引き受けしたし・・・」と投げかけてみたが、一同無言。結局全役員を抽選で決めると言うことになり、副会長が当ってしまった。みなさんそれぞれの事情があるし、その歳になってみないと理解できることではないので、夫もやってくれるらしいしなんとか1年お役に立ちたい。

20日月曜日、今年初めての着付け教室。講師の傳芳さん来宅してくださってお友達と楽しくお稽古をした。翌21日は鎌倉演劇鑑賞会に復帰して初めての観劇会で、着物を着て行きたかったので、その装いの練習をした。八丈紬に染め帯を締めた。この帯は羽織を名古屋帯に仕立てもらったもので、さらに作り帯に仕立てもらった。楽に締められてどんな着物にも合いそうなので、これからも出番は多そうだ。

 

鎌倉演劇会第147回例会は、劇団文学座「長崎ぶらぶら節」 作:なかにし礼 演出:鵜山仁

出演 愛八:平淑恵 古賀十二郎:大滝寛 お雪:藤崎あかね 他

あらすじ:10歳で丸山遊里へ奉公に出され、苦労しながら芸事に励むうち、いつしか気風のよい歌舞に冴える芸者として売れっ子になる。しかし義侠心が強く誰彼なく支援を惜しまなかった気風の故か、蓄えのないまま歳月を過ごし、生きてゆく目的を見失いかけていた。そんな時、ふとした縁で知る合い、密かに心惹かれていた町学者・古賀十二郎の誘いが一筋の光明となり愛八の人生に再び灯りが燈る。共に夢を追う決意をした二人は歌を探して長崎を彷徨し、やがて埋もれていた「長崎ぶらぶら節」を探し当てる・・・・・。(パンフレットから)

以前お世話になっていた演劇会だったけれど、一時お休みして復帰させてもらって初めての観劇会。とてもよいお芝居で、主演の平淑恵さんの演技も円熟して素晴らしかった。鎌倉在住の原作・戯曲家なかにし礼さんが来館されていて、カーテンコールでは舞台に上がってご挨拶があった。いくらか暖かい日で着物での外出も苦にならなく、何もかも満足の一日だった。


歌うこと

2012-02-17 13:43:05 | Weblog

今日は朝から春めいた陽射しがあって、家にいると暖かさを感じる。

でも昨日は時々小雪やみぞれがちらつく寒い一日だった。家にこもっていることの多いこの冬だったのに、何もこんな寒そうな日に出かけることがあるかどうか一瞬迷ったけれど、「歌うこと」の魅力が勝った。

鍼灸治療を教えてくださったTさんは、私より年長だがとてもお元気な方で、先日お会いしたときに「歌の会」の情報をくださった。月に1回鎌倉生涯学習センターホールで、30曲余りの童謡・唱歌を歌うこと。ピアノ伴奏がついて、指導の方はおられるが、なんの制約もないことがとても気に入った。

「第28回かまくら歌の会」受付で名前を伝え、参加費の1000円をお支払いし、今日の歌詞を書いた書類をいただいた。大きなホールにはちょっと寂しい人数の参加者が思い思いの席に座っていて、10時になって体を少しほぐした後は、少しの休憩をはさんで、ただひたすらに歌うのみ。思い切り大きな声で歌っていたら、体がホカホカして、何もかもから解放されて楽しかった。

指導者は童謡歌手川田正子・孝子姉妹と同年配とお見受けしたが、川田姉妹の童謡は姉2人と蓄音器でレコードで聴いたり、ピアノを囲んで一緒に歌っていたので、童謡は慣れ親しんでいる。今日の童謡・唱歌に加えて何曲かは優しい流行歌もまじった33+1曲の中で、知らなかったのは「落ち葉の踊り」鹿島鳴秋作詞 弘田龍太郎作曲だけだった。

特に「旬の曲を歌うわよ」と聞いていたので、事前に想定していた「春よ来い」「早春賦」「銀色の道」「楽しいひな祭り」「どこかで春が」など多くの曲を歌えて「やった~」と喜びもひとしお、大きな元気をもらった。夫と2人の生活で、電話もあまり好きではないし、外にも出ないとしゃべる機会がなく、声帯も弱っていくのではと思っていたので、ほんとによい機会を与えられた。

その後、年末から会っていないまみさんのお店「moguRa」へランチに寄った。入口の「Open」の掛け看板がまみさん手づくりらしくて、笑ってしまった。

今日のランチは筋肉のスープがメインでサトイモが意外と主張していた。そのほか玉子焼き・れんこん煮、インゲン白和え、セロリ、生シイタケきんぴら風だった。いつもの日本酒を少しいただいて、ガラス越しに道行く人を眺めながら、近況を話し合った。鎌倉はまだ梅のつぼみも堅く、水仙が見られるくらいだったが、結構たくさんの人が訪れているのに驚いた。歩くつもりで行ったが、余りの寒さに荏柄天神までのバスの往復で帰って来た。


大安・バレンタインディ

2012-02-14 19:06:04 | Weblog

思っていたより早くから雨が降り出して、午後の美術講座に出かけるときには、すでに傘が必要になった。さらに帰宅するころには本降りになって寒かった。

美術講座:ルネサンスの藝術家列伝ーマニエリスムの巨匠たちー 「ヴァザーリ(後篇)」

先週の前篇は絵画作品の紹介が主だったが、今週は建築家として、また多くの画家を集めてのマネージメントの仕事の紹介が面白かった。

・《ウフィツィ庁舎(現ウフィツィ美術館)》(1560~80年)

散在していた13の行政機関を一つにまとめるために、トスカーナ大公コジモ1世が指示して建築された総合庁舎。

・《ヴァザーリの回廊》(1565年) 

ヴェッキオ宮殿からウフィツィ宮殿、ポンテ・ヴェキオを経由してピッティ宮殿(パラッツォ・ヌォーヴォ)に辿りつく、約1キロに至る空中通廊。大公コジモ1世の依頼により1565年の春に着工するが、わずか5カ月で完成した。大公はこの回廊を画廊に変え、現在では1000点に及ぶ画家の自画像が集められている。

・《フランチェスコ1世のストゥディオーロ》(1570~73年)

ヴェッキオ宮殿五百人広場の片隅にある大公フランチェスコ1世の書斎。練り金術と珍奇な品々に凝った大公の収集保管室として計画された。その図像プログラムは複雑で四元素論と四性論を合わせた練り金哲学から成っており、奇抜なマニエリスム藝術の気質がよく表れている。ヴァザーリの監督下でポッピとヤコブ・ズッキが中心になって完成された。

四性論の対応関係  胆汁質ー火ー黄ー夏  粘液質ー水ー白‐冬  多血質ー空気ー赤ー春  憂鬱質ー土ー黒ー秋

この四性論の考え方や画像が特に興味深く楽しんだ。

バレンタインディの今日、お友達からお手製のスコーンとブルーベリージャムをいただいた。娘や孫たちから既に送ってもらったいろいろなチョコレートと共にワインが進んで素敵な一夜になりそうだ。