つぶやき日記

四季のうつろいから

冬晴れ

2019-01-19 20:01:31 | Weblog

季節は大寒に遷るのに、昨日、今日と素晴らしい冬晴れで比較的暖かくよかった。次女が来てくれて、手巻き寿司とおしゃべりが楽しかった。

昨日は月1回の美術講座で鎌倉女子大学に出かけた。通学路に返り花のツワブキが結構沢山咲いていて、その上水仙はもう満開状態だった。桜の蕾も少し膨らみかけていた。

近代ヨーロッパ絵画の魅力(5)

ーアカデミズムへの反逆と印象派の誕生ー

クロード・モネ (前編) (1840年~1926年)

印象派を代表する巨匠の一人。絵具を混合させない筆触分割(色彩分割)によって自然の太陽光と大気との微妙な色彩変化を巧みに表現した。

【主要作品】

《印象ー日の出ー》 1873年頃

1874年写真家ナダールのスタジオで開かれた第一回印象派展に出品された。風景の海面、船舶、煙、そして太陽などは筆触分割によって構成され、大気の揺らぎや、反射する陽の光の移ろいが演出されている。英国風景画家ウィリアム・ターナーに強い影響を受けている。

《ラ・ジャポネ―ズ》 1876年頃

背後や床面に様々な団扇を配し、手に扇を持ち鮮やかな朱色の日本の着物を着た画家の妻の姿を描いた。1876年に開催された第2回印象派展に出品。ジャポニズム(日本趣味)が顕著に示されている。

《サン・ラザール駅:列車の到着》 1877年

1877年の第3回印象派展に出品された。1837年に建設されたフランス初の鉄道ターミナル駅を描いたもの。近代機械産業の発展を表すかのように、蒸気機関車の煙や水蒸気が充満している。

このほかにも《散歩、日傘をさす女》など馴染みのある絵も多く楽しめた。