つぶやき日記

四季のうつろいから

観劇会

2013-08-28 11:55:02 | Weblog

昨日27日は、2か月に1回の鎌倉藝術館での観劇会だった。

「ブンナよ 木からおりてこい」 劇団青年座公演

ブンナはトノサマ蛙の子、「この世にはもっと、もっと広く、平和で、仲間が殺されない未知の国がある。」と思って、そびえたつ椎の木に登ってみたら、そこは鳶の餌ぐらだった。次々に連れて来られる傷ついた雀、百舌鳥、ネズミ、蛇たち。彼らは「死」を前に壮絶な戦いを繰り広げ、鳶の餌食になっていく。ブンナは椎の木の上の土の中で冬眠し、仲間のところに戻っていく。

作者 水上勉さんは釈迦の弟子の名前「ブンナ」を借り、この世は弱肉強食で、人の集まるところ、すさまじい生存競争があることを教える。また、死生観も感じることが出来た。

登場しているのはすべて小動物であるが、内容は濃く、じわり、じわりと感動が大きくなった。

観劇会は演目を自分で選んで行くわけではないが、何時も観た後感動する。

今日はきれいに晴れて暑くなったが、今までと違って湿度が低くなって過ごしやすい。

このところ少し涼しい日があり、特に夜は涼しくなった。まだ蝉も鳴いているが、虫の音も聞くことが出来る。

24日の土曜日は月1回の俳句会で、祐天寺に行った。暑さに耐えて全員揃った。

ベランダのバジルは今年も元気で、来客へのお土産にしていたが、このしばらくの曇り模様で、虫がついてきたので、バジルソースを作った。

8月も残り少なくなった。