ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

マルクス主義

2006-06-20 13:06:35 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:145~147頁

<マルクス主義>

今日の箇所にはマルクス主義が載っていました。
これは、皆さんご存知かもしれませんね。
近年まであった、共産主義や社会主義の国の元々の思想です。

マルクス主義の根本は、唯物論にあります。
だから、神とかそういったものは存在しないと考えるのです。
それで、人の力で物質を上手に分けて貧富の差を無くして行こうとしたのです。

まあ~、このマルクス主義の行き着いた結果は、新たな権力構造を生み出し、
結局別の人々への富の集中を招いただけでしたね。
しかも、悪いことに、この主義を採用した国は、ほとんど経済が疲弊してしまいました。

やっぱり、神抜きの考え方には無理があるような気がします。

ちなみに、マルクス主義を発展させた人にレーニンがいます。
マルクスレーニン主義と言う言葉もあります。
マルクスは、ドイツ人でしたが、レーニンはロシア人でした。

私は、レーニンの唯物論という論文を少しだけ読んだことがあります。
難解だったような覚えがあり、途中までしか読めませんでした。