ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

終末論への序論

2008-08-04 21:47:29 | キリスト教神学第4巻
<2008年7月30日~2008年8月3日に読んだ箇所>
「キリスト教神学第4巻、ミラード・J・エリクソン著」:349~368頁

<終末論への序論>

さて、今回からいよいよ終末論に入って行きます。
神学書では、いつも最後方に出てくるのが終末論です。
はたして、ミラード・J・エリクソン先生はどのようにこの論述をしているのでしょうか。
楽しみな章です。

終末論には、幾つかの見解があるようです。

1.未来主義的見解

  終末論は、未来に起こることを示している。

2.過去主義的見解

  終末論は、過去に起こったことを示している。

3.歴史主義的見解

  終末論は、過去に起こったことと、これから起こることの両方を示している。

4.象徴主義的または観念主義的見解

  終末論は、時間的な流れの中で見るべきではない。
  終末論は、時間を超越している。

教会の一致

2008-07-29 22:50:16 | キリスト教神学第4巻
<2008年7月28日~2008年7月29日に読んだ箇所>
「キリスト教神学第4巻、ミラード・J・エリクソン著」:327~348頁

<教会の一致>

僕が教会の一致で思い浮かべるのは、エキュメニカル運動です。
この運動は、教会の各派を統合しようと言う運動です。
でも、それは困難なことだと思います。
やはり、教理的な違いを克服するのは難しいと思われます。

教会の継続儀礼:主の晩餐

2008-07-27 21:59:50 | キリスト教神学第4巻
<2008年7月14日~2008年7月27日に読んだ箇所>
「キリスト教神学第4巻、ミラード・J・エリクソン著」:303~326頁

<教会の継続儀礼:主の晩餐>

主の晩餐と言うと、聖餐式のことですね。
この聖餐式と言うのは、クリスチャンになった人にパンとぶどう液(もしくはぶどう酒)をふるまう式のことを言います。
僕の通っている教会では、月の始めの礼拝で、行われています。
うちの教会では、他の教会で洗礼を受けた人でも、同じ信仰を告白しているなら、一緒に受けることができます。
同じ信仰と言うと福音主義の信仰になると思います。
まだ、洗礼を受けていない人は、聖餐式を受けることはできません。

教会の入会儀礼:バプテスマ

2008-07-13 21:41:25 | キリスト教神学第4巻
<2008年7月6日~2008年7月13日に読んだ箇所>
「キリスト教神学第4巻、ミラード・J・エリクソン著」:282~302頁

<教会の入会儀礼:バプテスマ>

今回の箇所には、バプテスマについて語られました。

イエス・キリストと共に磔になった犯罪者は、バプテスマを受けることなく救われると言う経験をしています。
今回の箇所には、このことにも触れられていました。
バプテスマは、必ずしも救いの条件では無いとのこと。
ただ、教会の一員となるしるしとして、バプテスマを受けることが必要になるとのこと。

あと、幼児洗礼についても語られていました。
幼児洗礼を認めるかどうか。
ここは、プロテスタントの各教派でも意見が分かれるところだと思います。

あと、洗礼は、浸礼にするのか、滴礼を認めるかとか。
僕は、浸礼で受けたので、バプテストの教会に行っても大丈夫です。
バプテストの教会は、浸礼しか認めないそうなので。

教会の政治

2008-07-05 18:08:39 | キリスト教神学第4巻
<2008年6月21日~2008年7月5日に読んだ箇所>
「キリスト教神学第4巻、ミラード・J・エリクソン著」:262~281頁

<教会の政治>

教会を運営していくにあたって、どのような形態があるのでしょうか。
そのことについて今回の箇所で語られていました。

1)監督制

これは、君主制に似ている政治形態です。
昔の人々にとってなじみやすい政治形態だったと思われます。

2)長老制

これは、代議員制に似ている政治形態です。
監督制より民主主義に近い形態です。

3)会衆制

これは、直接民主主義に似ている政治形態です。
日本で言うと、自治会みたいなものでしょうか。

4)非統治制

可能な限り組織を持たない政治形態です。