60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

携帯の料金体系

2016年06月17日 08時39分19秒 | 日記
                    4月分請求明細
 
 3月からスマホはドコモからワイモバイルに乗り換えた。ドコモの時は請求書が送付されて来たが、ワイモバイルはいくら待っても送られて来ない。ショップで確認すると「基本的にはスマホから料金確認ができるので送らない。送付を希望なら経費216円が必要になる」ということである。私はスマホ料金は会社の経費で落とすから必要である。溯って3月分から取り寄せることにした。
 
 3月分の請求額は:6,158円、これには切り替え時の契約手数料の3,000円が加算されている。4月分は:3,441円、だいたい予定通りである。今まで9,000円前後掛かっていたスマホの通信料はこれで5,000円以上安くなった。しかし、明細欄を見てびっくりした。その明細の通信欄に5,374,506円となっており、その下には-5,379,821円となっている。500万円が請求され500万円が割り引かれているのである。

     
 
                                    4月分請求金額

 
         
              
                 請求明細の通信欄
 
   4Gスマートフォン通信料(インターネット)として5,374,506円となっている。
 
 この請求明細は異常である。料金内訳欄に《スマート通信費@0.075円x71660089pkt(パケット)=5,374,506円》。これは携帯でインターネットの接続できない時代の料金体系をそのまま使っているのであろう。だからこんなアンバランスな明細になっているように思われる。通信技術の発展によって、当時より通信速度は格段に早くなり、インターネットもサクサクと見れるようになった。だから今はメールや電話にかかるパケット量などはたかが知れている。もっとも重要なのは4Dによるインターネットの高速通信でのパケット量である。本当はライトユーザーの電話やメールの通信費は劇的に安くなっていなければいけない。しかしそれはキャリア3社の既得権のようになっていて、体系を崩すわけにはいかないのであろう。
 
 後発のワイモバイルにはこういう既得権益がない。だからライトユーザー(電話とメールが主のユーザー)に対しては1980円(イチキュッパ)の価格でも儲かる。それなのにキャリア3社は学割や家族割りなどで、うやむやにしながらその既得権益を手放そうとはしない。昨年総務省がキャリア3社に対してスマホの通信料金の値下げを要求したのは、こんなカラクリがあるからなのである。

 昨日5月分の請求明細が来た。そこでも4Gスマートフォン通信料は4,295,376円、3月が2,456,937円であったから、昔ならこの3ヶ月で1200万円以上を使ったことになる。それでも今は3ヶ月で12000円程度、1000分の1である。昔のパソコンのフロッピー何千枚分がいまはSDカード1枚ですむ。デジタル技術の急速な進歩で価格もスピードも激変している。スカイプやラインでも無料通話が可能な時代、それでもキャリア3社は旧態依然の価格を維持している。この矛盾を知って、多くのユーザーが乗換えるなどの行動を起こさない限り、この料金体系は変わらないのであろう。
 
         
 
                        3月分
 
         
 
                          5月分








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