60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

鎌倉街道(14)

2020年01月24日 08時15分39秒 | 散歩(8)

 鎌倉街道、今回は瀬谷から下飯田駅(横浜市営地下鉄)までである。この間の一部が瀬谷八福神巡りのコースと重なっていて、大勢の人の中にまぎれて歩いていた。各お寺には御朱印のスタンプが置いてあり、スタンプ表を持った中高年の人達がリュックを背負って思い思いのペースで八福神を回っていた。

 健康の為にと歩いているだけでは、なかなか長距離は続かない。こんな風にスタンプラリーのような目標が設定されているから頑張れることもある。私の鎌倉街道も今回下飯田まで歩くと次回は藤沢、そしてその次が目的地の鎌倉である。もう200km以上は歩いただろう。これも目標があるから歩けるのである。

           

                   瀬谷駅北口

           

                   駅前商店街

           

                   瀬谷図書館

        

                   徳善寺

        八福神巡りを案内する補助員が各お寺に配置されている。  

    

           前回はこの徳善寺から瀬谷駅に向かった

           

                 八福神巡りをする人達

           

                相鉄本線の高架をくぐる

    

                 世野の原の鷹見塚

           

       徳川家康、秀忠に仕えた鷹匠・長田忠勝の指揮所として築いた

           

           

               三方への分岐の中央に地神塔

    

                 地神塔

           ポールを立てて、車から保護している

           

    

                  寶蔵寺

      治暦2年(1066)に秀恵比丘尼が不動庵を開いたのが始まり始り

         

           法具・三鈷黍(さんこしょ)のオブジェに触れると、

              綱で結ばれた本尊と縁を結べる

    

           

    

                   西福寺

          奈良県の長谷寺を総本山とする真言宗部豊山派

           

              八福神巡りのご朱印スタンプを押す人

    

                雪を被った富士山が見える

    

                  左馬社

            神仏習合の名残で境内に鐘楼がある

    

              この三叉路にも地神塔がある

    

                  地神塔

           

    

                 宗川寺

 捺印する順番を並んで待つ人達、先頭に人の分まで何十回と押す人がいたから

 混雑していると思われる。ご朱印を人任せで貰って何の意味があるのだろうか

    

                 宗川寺 本堂

     寛永2年(1625)に日蓮宗北山本門寺第12世・日賢上人が開山

        江戸時代にはここから80m付近に問屋場があった

           

           

    

    

                 全通院勢至堂

            ここが八福神巡りの南の最後の場所

           

           

                   相沢川

           

           

           

           

           

           

    

                新幹線の高架をくぐる   

           

                  いちょう団地

           

                    甲子塔

    

                  本興寺

    

         日蓮宗の本山で、万治3年(1660)に鎌倉から

           日蓮上人ゆかりの地・飯田に移転した。

    

           現在の本堂は明治2年(1869)に完成した

    

           

          

    

                 飯田神社

           

    

    

           

    

           

    

    

         

                   無量寺

    

          文禄2年(1593)に鎌倉安誉呑霊上人が開創

    

    

                  長屋門

           

                  右脇に入っていく

           

           

    

    

    

    

                  美濃口家

    

                  長屋門

    

           

           

           

           

    

                相鉄いずみの線 

    

            相鉄いずみの線 ゆめが丘駅

           一帯は開発中で人家はほとんどない

           

           

    

              横浜市営地下鉄ブルーライン

                  下飯田駅

           

 

 

 


鎌倉街道(13)

2020年01月17日 08時34分10秒 | 散歩(8)

  鎌倉街道も終盤になった。今日は16区中の13番目、町田から瀬谷(相鉄線)である。国道16号線、国道246号線、東名高速を横切っていよいよ横浜市に入る。この地は小田急江ノ島線、JR横浜線、東急田園都市線、相鉄本線の各駅とバス路線が入り乱れている首都圏へ通う人たちの住宅地のようである。そんな中でも鎌倉古道の沿線は神社仏閣や古い家屋が残っていて、昔からの鎌倉街道の名残を感じる。

           

                          小田急線町田駅北口

    

                           小田急線町田駅

    

           

                            常運寺

    

                     天正5年に創建した日蓮宗の寺。

    

                       原町田中央通り交差点

                右はこれまで歩いてきた鎌倉街道上道。左は藤岡から

                  秩父方面を回ってきた鎌倉街道山ノ道である。

               2つの鎌倉街道はここから一緒になり、鎌倉を目指していく。

           

                          勝楽寺

    

                     天正元年(1573)の創建。

   平成20年に都市計画の新設で境内が分断され、大規模な整理を行い生まれ変わった。

     後ろは地上9階建ての納骨堂「無量寿」。エレベーターがついている

    

                  分断された片方に、ギャラリー併設の「釈迦堂」

              

    

                             町田天満宮

           

    

                    成人の日、着飾った成人女性が記念撮影

           

         

                            杉山神社

           

               参道に庚申塔、日待塔、道祖神なのが並んでいる

           

                   左から延びてくる都道56号線に合流

           

           

    

    

                         泉龍寺

             享禄年間(1528~1531)に浄土宗の西光寺が曹洞宗に改宗、

              寺号を泉龍寺に改めた。三重宝塔は昭和63年に完成した。

           

           

                       56号線を右に入る  

    

                           八坂神社

           

              

                         熊野神社

    

           

           

    

                         国道6号線を横切る

    

                          国道16号線

           

    

                       東急田園都市線南町田駅

    

                           鶴間公園

    

    

                     傍にスヌーピーミュージアムジがある。

    

                   2019年11月開業のグランベリー・パーク

           

           

    

                         国道246号線を渡る

    

    

                           園成寺

           

           

    

                            第六天神社

           

                         東名高速道路を潜る

           

    

                            若宮八幡宮

    

    

                            牢場坂

    

                   近くに牢場があったことから牢場坂と命名された

           

    

                            妙光寺

    

                         日蓮上人像

        

                    正中2年(1325)鋳造の梵鐘

                      県の重要文化財

    

                          善晶寺

        

                       樹齢300年のタブノキ

    

                       天文2年(1533)に開山

           

    

                          北向き地蔵堂

    

                         右は瀬谷銀行跡

    

                        瀬谷銀行跡

                  明治40年に開業し、地域の発展に貢献

    

    

    

                         瀬谷町の通り

    

    

    

                         瀬谷町の通り

    

        

                       ケヤキの大木

    

    

    

                     鎌倉古道の河津桜の説明版

    

                          瀬谷町通り

    

                          瀬谷神明社

    

                          瀬谷神明社

    

    

                          日枝神社

    

               創建は不明だが鎌倉時代には存在したといわれている

           

    

                            徳善寺

           

    

                          徳善寺

                   弘治元年(1555)に創建した曹洞宗の寺

           

           

           

    

                        相鉄本線瀬谷駅

              

          

                    駅にあった鎌倉古道の案内図

                  今日はこの左側のコースを歩いてきた。

                右側の直線道路は海軍道路で桜のトンネルで有名

 

    


鎌倉街道(5)

2020年01月10日 08時16分20秒 | 散歩(8)

 昨年10月の台風19号の影響で、JR八高線の一部区間が不通になった。その影響で最寄り駅に行けず、鎌倉街道の5区目の用土駅〈八高線)~男衾駅(東武線)は飛ばして次に進んでいた。その不通区間も12月に開通になったので、今回はこの区間を歩くことにした。

 1月3日(金)は風もなく晴天、歩くには暑くなく絶好のコンディションである。朝の日を体全体に浴び、澄んだ空気の中の田舎道を歩く。まだ三が日だからか人の姿も車の往来も少なく、眼に見える空間は自分だけの世界に思える。穏やかで静かな年明け、今年もこんな風に穏やかな年であれと願う。

           

                       八高線 用土駅

    

                        用土駅は無人

           

                         駅前通り

    

                      諏訪神社

                  応和年間(961~964)の創建

           

    

                      用土城址

            天文15年(1546)の河越野戦の後、小田原北条氏に

            従った武将・藤田康邦が隠居所として築いたと伝わる

    

                       用土城址からの眺め

           

                        県道175号線

           

                       八高線との踏切

    

                この踏切は鎌倉街道踏切と書いてある

    

           

    

           県道沿いに庚申塔・石仏などが横一線に並んでいる

           

                      そばに寒桜が咲いていた

           

                         深谷市に入る

           

                       渋沢栄一は深谷出身

           

    

    

           

    

    

                          常光寺

    

                        鎌倉街道の説明版

    

    

                          八幡神社

           

                       鎌倉街道は右に入る

           

           

           

                    鎌倉街道は新しい道に工事中

           

                      秩父鉄道との踏切

           

    

                     於茶々が井戸

            語り伝えでは茶屋があり、美人の看板娘・於茶々が

          働いていたことから「於茶々が井戸」と呼ばれるようになった

           

         

                       もう菜の花が咲いている

    

                    菜の花の黄色を見ると春を感じる

           

    

    

                         荒川

    

    

           

           

           

    

               川端宝篋印塔(かわばたほうきょういんとう)

           

                     室町時代の貴重な石塔

           

                           花園橋

    

                            荒川

           

           

                       右は八幡塚由来碑

    

           

    

    

    

              

                    「鎌倉古街道」と書いてある

           

           

    

                      愛馬を背負う畠山重忠公像

    

                   畠山重忠公史跡

          鎌倉幕府の重鎮・畠山重忠の父親で重能が築いた畠山館跡

    

           

    

                     満福寺

               平安時代の創建。その後畠山重忠が

            寿永年間(1181~1184)に再興して菩提寺にした

    

                          満福寺

           

         

                          井椋神社

    

                畠山氏が秩父からこの地へ進出する際に、

                 秩父市の椋(むく)神社を勧請した

    

           

           

    

           

    

    

    

           

           

    

           

    

                         普光寺

                  1200年以上の歴史を持つ天台宗の寺

           

    

    

    

           本堂前の小屋には50基以上の板碑と五輪塔が見られる

           

           

           

    

                  出雲乃伊波比神社

                「延喜式」に記載される古社

          奥州征伐で源頼朝が立ち寄り、白旗を献じて戦勝を祈願

    

                  荒川近くに祀られていたが洪水が重なり、

                 天正8年(1580)に集落ごと現在地に移った。

    

           

                          蝋梅

           

                         男衾駅前

    

                   東武東上線 男衾(おぶすま)駅