60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

日光街道(8)

2018年12月21日 08時40分11秒 | 散歩(8)
 
 今日は12月15日(日)、日中は曇りで夕刻から雨の予報、先週歩いていないので雨合羽をリュックに入れて歩くことにした。今回は埼玉県最後の宿場になる栗橋から茨城県の古河までである。
 
 栗橋駅の改札をでると「静御前ゆかりの地」という大きな垂れ幕がかかっていた。静御前は源義経が愛した舞女として有名である。「その静御前と栗橋、どういう関係が?」と思い。駅近くにある静御前のお墓に寄ってみた。そこにはこんな説明が書いてあった。静御前は源義経が鎌倉幕府から逃れる際も行動をともにしていた。しかし途中捕らえられ鎌倉に召喚される。その後京都に戻るが、逃げる義経の消息を知り急いで平泉へ向かう。しかし現在の古河市に着いたときに義経の死を聞き、仕方なく京へ戻ろうとするが栗橋で病に倒れ、亡くなったそうである。そんな歴史が今の栗橋の売りになっている。
 
 栗橋にある神社仏閣に寄ったあと、利根川を渡り古河市に入る。古河は今まで2度ほど訪れているが、城下町で落ち着いた雰囲気の街である。特に古河歴史博物館や鷹見泉石記念館がある地区の雰囲気が好きである。今回は時間をかけて写真を撮り、いずれ水彩画教室での画題にしたいと思っている。
 
              
 
          栗橋駅の改札付近に「静御前ゆかりの地・・・」の垂れ幕
 
           
 
                      栗橋駅前
 
    
 
                  駅の近くにある静御前の墓
 
    
 
                       浄信寺
         栗橋宿の名主・梅澤太郎右衛門が中興した浄土宗の寺
 
    
 
                      顕正寺
             栗橋宿開拓者のひとり池田鴨之助が眠る
 
           
 
                    旧日光街道
 
    
 
                      深広寺
 
    
 
                     六角名号塔
                 六角名号塔は千人供養塔
 
                         
 
           
 
                    利根川橋
 
    
 
                      利根川
 
    

                       利根川の広い河川敷
 
    
 
           
 
             利根川橋を渡って左の脇道が日光街道
 
         
 
              火の見櫓の下に「中田宿」の案内板がある
 
           
 
    
 
                    鶴峯八幡宮
           源頼朝が鶴岡八幡宮から勧講したのが始まり
 
    
 
                       光了寺
               静御前が弔われた高柳寺が前身
 
    
 
           
 
                    霜柱が立っている
 
           
 
           
 
                  JR宇都宮線の誇線橋
 
    
 
    
 
                     中田の松原
      昔の中田の松原を復元しようと平成6年にクロ松が植樹された
 
                     
 
    
 
                    古河公方公園
           鎌倉公方の足利成氏が1455年に移り住んだ地
 
    
 
    
 
    
 
    
 
           
 
    
 
                   渡良瀬川 新三国橋
 
    
 
                    渡良瀬川の土手
 
           
 
                  古河城址本丸跡の石碑
 
              
 
                 土手から古河の市街地へ
 
    
 
                       長谷寺
 
           
 
           
 
                  古河歴史博物館
 
    
 
           
 
                    鷹見泉石記念館
 
    
 
                    鷹見泉石記念館
 
    
 
    
 
    
 
    
 
              
 
    
   
                    鷹見泉石記念館
 
    
 
    
 
                     左は古河文学館
 
            
 
                     古河第一小学校
 
    
 
           
 
                     永井路子旧宅
 
           
 
                    街角美術館
 
           
 
                      篆刻美術館
 
           
 
                      駅前通り
 
           
 
                      JR古河駅
 
 今週末は雨の確立が高い。「日光街道を歩く」の続きは来年になるだろう。
 このブログも年内はこれで最後にし、来年からまた再開したいと思います。
 
 
    

水彩画教室(19)

2018年12月14日 08時22分49秒 | 美術

 9月まで通っていたカルチャーセンターが営業休止になり、10月からは先生が移籍した新たなカルチャーセンターへ移った。今までの教室の何人かが外れ、新たなメンバーが加わっての再開である。環境が変わり心機一転だが、自分の技量に変化があるわけでもない。これからの目標は、女性メンバーの絵を見習ってもう少し丁寧に描いてみたいと思っている。

 元々絵心があるわけでもないし、絵が好きなわけでもない。老後何らか趣味がなければ無為な時間が多くなると思い、何かしなければと考えた。私の弟はプラモデルが趣味で、兄は弓道を15年以上続け段も持っている。仲間では地域の楽団に所属して活躍している仲間もいる、グランドゴルフのリーダーもいる、何十坪もの家庭菜園をやっている人もいる。「では自分は?」と思ったとき、自分にはこれと言って得意なことも、趣味にできるようなことも思い当たらなかった。植物や小動物を育てることには魅力を感じないし、スポーツも苦手である。なにより集団より単独の方が性に合っている。
 
 そんな自分の性格から趣味になる候補を落としていくと、かろうじて残ったのが「絵」と「クラシックギター」である。クラシックギターは学生の頃1年間習いに行ったことがあるから、基礎の部分はある程度分る。しかし絵は中学校以降は描いていないから基礎的な知識は何もない。そんなことから水彩画教室に通うことになった。月2回の教室、通い始めて6年である。ある程度は人に見せられるまでになったと思う反面、6年間やってこの程度かとも思う。何よりまだ「絵を描くと」いうことが自分の習慣になっていない。多分教室に通うのを止めれば絵も描かなくなるだろうと思っている。
 
 唯一、「絵をやっていて良かったな!」と思う時がある。習い始めて3年目から年賀状に自分の絵を印刷するようになった。その後何人かに「毎年年賀状楽しみにしてるよ」とか、「もらった後しばらく机の上に置いて見ています」とか、「こんど他の絵も見せてよ」といわれたこともある。そんな時が励みになる。さて今年はどんな絵を年賀状に使おうか?
 
    
 
                      犬吠崎
 
    
 
                       犬吠埼  
 
    
 
                     九十九里ヶ浜
 
    
 
                      木更津 
 
    
 
                       米沢  
 
    
 
                     上総一ノ宮
 
    
 
                      木更津   
 
    
 
                      御宿
 
    
 
                      御宿
 
    
 
                       館山
 
    
 
                       滑河
 
    
 
                     隅田川(千住)
 
    
 
                    山口県 角島
 
    
 
                       幸手
 
    
 
                     権現堂堤
 
 

日光街道(7)

2018年12月07日 10時31分57秒 | 散歩(8)

 今日は幸手から栗橋までである。一部4号線を歩くが、あとはほとんど4号線と平行する日光街道を歩く。交通量が少ないから歩きやすが、風景に変化が少なくなってきて少し単調な歩きになる。しかも朝からどんよりした曇り空、歩くことの快適さが少しそがれた感じがする。これから日光まではこんな道が続くのだろうか?

           
 
                     幸手駅前通り
 
    
 
                    一色稲荷神社
         古河公方の重臣・一色氏が守り神として祀ったのが始まり
 
           
 
                      日光街道
 
           
 
    
 
                     永文商店
 
    
 
    
 
    
 
                      幸宮神社
                  創建400余年の古社
 
    
 
                 一揺れすれば倒れそう
 
    
 
                     浅間神社
              富士山を見立てた高台に社殿が立つ
 
    
 
             幸手宿の豪商「長島屋」が建立したと伝わる
 
    
 
                    正福寺 参道
 
    
 
                      正福寺
 
    
 
                   本堂前の石仏群
 
    
 
           
 
           
 
                  ここで4号線と合流
 
           
 
                      4号線
 
    
 
                     権現堂堤
        天正4年(1576年)頃に洪水対策として築かれた堤防
          3000本の桜で関東でも有名な桜の名所
 
           
 
          往復1700mで570往復で札幌までと書かれている
             地元の人にとっては最高の散歩コース
 
    
 
          桜だけではなく6月中旬は16000本のアジサイ、
          9月下旬は350万本の曼珠沙華、1月下旬には
         60万本のスイセンと折々の花風景を楽しませてくれる。
        この権現堂堤には国内外から年間200万人が訪問する。
 
           
 
                     行幸橋
 
    
 
                        中川
 
           
 
               橋を渡ってから4号線から離れて脇道へ
 
           
 
    
 
    
 
           
 
    
 
               日光街道と筑波街道の分岐
 
              
 
                    分岐にある道標
 
           
 
           
 
           
 
    
 
                     雷神神社
 
           
 
    
 
           
 
    
 
    
 
                     真光寺
 
    
 
           
 
           
 
                一瞬4号線と接し、直ぐに左折
 
    
 
                    川通神社
              皇紀2600年記念の文字が
 
           
 
              
 
    
 
                   会津見送り稲
         参勤交代の先遣隊となった会津藩士が、洪水で困っていると
        白髪の老人が現れ、道案内してくれた。後日、老人が茶吉尼天
        (だきにてん)の化身よ分かり、堂宇を建て祀ったという。
 
              
 
           
 
           
 
       
 
                炮烙地蔵(ほうろくじぞう)
   関所破りで火あぶりにされた者たちを供養するために地蔵尊を祀ったという。
 
           
 
           参拝後、線香の灰をイボにつけると治るともいわれる
 
    
 
                    栗橋宿の幟
 
    
 
                      浄信寺
 
           
 
           
 
                    栗橋市街地
 
    
 
                     栗橋駅
           東武日光線とJR東北本線(宇都宮線)の駅
 
           
 
                    帰りはJRで帰る