60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

鎌倉街道(12)

2019年12月27日 13時07分50秒 | 散歩(8)

 今回は小田急永山駅から町田駅までである。このコースは東京都西部の丘陵地帯で緩やかな登り下りが続き、潅木の茂る土の道も多くある。今の時期は落ち葉が厚く積もり、歩くとサクサクと音を発てる。そんな中を一人歩いていると、往時の鎌倉街道もこんな雰囲気だったのだろうと思わせてくれる。この道、四季折々の変化を感じながら、もう一度歩いて見たいと思うコースである。

    

                        小田急 永山駅

           

           

           

                   前回鎌倉街道を離れた地点に戻る

           

                        ここからスタート

    

                        念仏供養板碑

    

           文明2年(1470)、10名の村人が念仏講を作り造立した

    

                         麦花塚

           

                     この石段を登り貝取山緑地へ

    

    

    

                        貝取山緑地

    

    

                     多摩ニュータウン貝取団地

    

    

        

                        大シラカシと庚申塔

    

                     庚申塔が大木に寄り添っている

           

           

                     右は恵泉女学園大の校舎

    

                      左の細い土の道に入る

    

    

    

    

                  分厚く積もった落ち葉を踏みしめて歩く

    

    

    

    

                       関屋の切り通し

    

    

    

    

    

                         小野路

    

    

                       小野路 中宿

    

    

                       小野路宿里山交流館

        

                          小野神社

    

                         小野神社

           

           

           

    

    

           

    

                      鎌倉街道遺構(野津田)

           

        

                   このような状態でもまだ生きている

           

    

           

                         丸山橋

    

                        鶴見川

           

           

                      この土の道に入る

    

                          七国山

    

    

         

    

    

                        鎌倉井戸

           

           

    

                       下の斜面は町田ダリア園

        

                    カリンの実が枝に引っ掛っている

    

                          町田ダリア園

           

           

    

                     宏善寺仁王門

                     明治18年再建

    

                        宏善寺

      文永8年(1271)に佐渡流罪になった日蓮上人は休憩で立ち寄った

    

                         養運寺

                    永禄10年(1567)の開祖

           

           

           

    

                         菅原神社

            

    

               名主の大沢氏が京都の北野天満宮から

              菅原道真の尊像を貰い受け祀ったのが始まり

           

           

    

                       JR横浜線踏切

    

                      小田急町田駅





鎌倉街道(11)

2019年12月20日 08時49分10秒 | 散歩(8)

 先週に引き続きで、今日は府中本町駅から小田急線永山駅までである。

 府中本町駅を降り旧甲州街道に出てしばらく歩くと、高安寺という大きなお寺があった。このお寺は源頼朝の怒りを買った源義経が鎌倉入りを許されず、しばらく滞在して赦免祈願に大般若心経を写経したと語り伝えがある。お寺の裏に廻ると「弁慶硯の井戸」というのがあり、義経の写経のために弁慶が水を汲んだと伝わっている。この地に鎌倉時代の義経と弁慶の逸話がの残っているのも鎌倉街道の傍だからであろう。

    

                 JR武蔵野線府中本町駅

    

                      善明寺

     開創年代は不祥ながら、江戸時代中期まで大国魂神社の別当であった

            

    

                      善明寺

           

           

           

    

                       下河原緑道

           

           

    

                      三千人塚

    

 語り伝えでは分倍河原の合戦で亡くなった三千人の死者を埋葬した塚という

         

                   下河原緑道を折り返す

    

                     旧甲州街道

    

                       高安寺

    

    平将門の乱を平定した豪族・藤原秀郷の館跡に建てられた見性寺が前身

    この頃、源頼朝の怒りを買い、鎌倉入りを許されなかった源義経がしばらく

    滞在して、赦免祈願に大般若心経を写経したと語り伝えがある。

    

    

    

    

       義経の写経のために、弁慶が水を汲んだと伝わる弁慶硯の井戸

           

                       旧甲州街道

           

    

                  分倍河原駅前の新田義貞像

           

                       京王線踏切

           

                     三好町交番前交差点

           前回ここから旧鎌倉街道を離れ府中本町に向かった 

           

                    旧鎌倉街道(分梅通り)

    

                        浅間神社

    

                     屋敷分の庚申塔

                このあたりに「屋敷分」という集落があった

                庚申塔は1674年で府中市では最古となる

         

    

                     新田川分梅公園

         

                      分倍河原古戦場跡

                 新田義貞の鎌倉攻めの戦場として有名

         

                    遠くに富士山が見える

           

           

    

                     中河原北交差点

    

                      京王線中河原駅

           

    

                      関戸橋

    

                       多摩川

           

           

                     新大栗橋交差点

                     旧鎌倉街道は右側

    

                      大栗川

           

    

                     関戸古戦場跡

           

           

    

                      観音寺

          建久3年(1192)に渡来僧が聖観世音菩薩を祀る草庵を

          結んだのが始まり、古くは「関戸観音堂」と呼ばれた

           

    

           

           

                     熊野神社

    

                      霞ノ関南木戸柵跡

                 建暦3年(1213)に設けられた木柵の跡

    

    

                       熊野神社

           

           

                    原峰公園

    

    

    

           

                     沓切り坂

    

    

           

                     沓切り坂

          鎌倉軍を追撃する新田義貞の馬の沓が切れたという急坂

           

                   多摩市役所脇を通る 

    

                      奥のビルが多摩市役所

           

                    多摩市役所

           

           

           

                      乞田交差点

           

                  旧鎌倉街道は交差点の右の道

           

           

    

                      乞田川

    

                  手前が小田急線億が京王線

           

    

                      永山駅





鎌倉街道(10)

2019年12月13日 09時10分26秒 | 散歩(8)

 妻の入院騒ぎと11月の天候不順で鎌倉街道の旅も1ヶ月ぶりである。早朝は寒く、セーターを着込んで出かけたが、雲一つない晴天は次第に暑くなり、そのセーターを脱いで歩くほどであった。道々の木々は赤や黄色に染まり晩秋の佇まいである。

 今日は前回までの小平市の西武国分寺線小川駅から引き続き、府中市のJR府中本町駅までである。小川駅を降り府中街道に出てからの鎌倉街道は府中街道(国道17号線)を歩くか、府中街道に沿った道を歩くかであった。府中街道は元々は江戸時代に整備された街道とか、たぶん鎌倉時代の鎌倉街道がベースになっているのであろう。

    

                  西武国分寺線 小川駅

            

                      府中街道

           

                     府中街道の間道へ

           

                       旧鎌倉街道

    

    

                      鎌倉街道の案内版

    

                   住宅地の中を通る鎌倉街道

           

    

                  鎌倉街道は玉川上水を横切る

    

                      鎌倉橋

        

                      玉川上水

    

                玉川上水の両側は遊歩道になってる   

           

                     再び府中街道へ出る

    

                        窪東公園

    

    

    

                    府中街道 厳島大弁財天

           

                       府中街道

    

           

           

                    西武国分寺線の踏切

           

    

                      恋ヶ窪村分水

    

     1657年に三つの村が幕府の許可を得て開削した玉川上水の分水路

    

                      熊野神社

    

                元弘3年には鎮座していたようだが、

              新田義貞の鎌倉攻めで焼失したと伝わっている。

    

                     東福寺

             鎌倉時代初期の創建と伝わる真言宗豊山派の寺

    

                      姿見の池

           

    

      畠山重忠が恋に落ちた宿場の遊女「夙妻太夫」が入水したとされる池

    

           

                      府中街道に出る

    

                      西国分寺駅

           

    

           

    

                     伝鎌倉街道

    

    

                     武蔵国分尼寺跡

    

    

                     武蔵国分尼寺跡

           

    

                     武蔵国分寺跡

    

                     武蔵国分寺跡

    

    

                       国分寺仁王門

    

                       国分寺

    

           真言宗豊山派の寺で、武蔵国分寺の後継寺にあたる

           

    

                       お鷹の道

    

                    武蔵国分寺跡資料館

    

                      お鷹の道

          江戸時代に徳川家の御鷹場から「お鷹の道」と名づけられた

    

                    真姿の池の真中にある弁財天

    

    

                      お鷹の道

           

                    再び鎌倉街道へ戻る

           

                  東芝府中事業所北門

             鎌倉街道は東芝府中事業所内を通るため迂回

           

                      大きく回りこみ

           

                    武蔵野線の下をくぐり

    

                   府中街道に出る

             府中刑務所 3億円事件があったのは正面の道

    

                       府中街道

           

                      再び武蔵野線をまたぎ

           

                         右は東芝

           

                   東芝府中事業所 南門

           

                   南門を左折すると旧鎌倉街道

           

                       旧鎌倉街道

           

                       甲州街道

    

                    馬場大門けや木並木

           

                    並木道は補修工事中

    

                     馬場大門けや木並木

    

              けや木並木を使って「よさこいin府中」のイベント

    

    

    

                       大国魂神社

    

    

        大国魂神社は大国魂大神を武蔵国の守り神として祀った神社

               

    

                     武蔵国府跡

           約1300年前に国府で働く国司の居宅が立っていた

     江戸時代には家康が府中御殿を築き、鷹狩の際の休憩や宿泊に使った

    

           

    

                      JR府中本町駅