60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

旧甲州街道(14)茅野~下諏訪

2020年11月16日 14時53分17秒 | 散歩(4)

 いよいよ今回で旧甲州街道も終着である。茅野駅をスタートして下諏訪の中山道との合流地点までである。その間は大半が国道20号線に沿っての旧街道で、静かでのんびりとした歩きになった。やがて道は諏訪湖の東側の山裾を通るようになる。キラキラと光る諏訪湖を左手に見て、小春日和の穏やかな天候の中での街道歩きは、何時までも歩いていたいと思う至福の時である。

 中山道との合流地点の傍に信濃国一之宮 諏訪大社秋宮がある。日本最古の神社の一つで、信濃の国造りをしたのち日本国土の守護神としてこの地に鎮座した。七年に一度の「御柱祭」は奇祭として全国に知られる。諏訪神社に無事な街道歩きの御礼参りをし、合流地点から中山道を通って下諏訪駅まで帰った。

   

              茅野駅前

   

           諏訪大社 上社大鳥居

  上社は諏訪湖の南西に位置し、本宮と前宮の二社が鎮座する

        

   

        

             20号線と合流

   

   

            20号線を離れる

        

              中央線を潜る

   

               頼岳寺

      

      

   

   

               頼岳寺

   

   

           所々にリンゴ園がある

   

   

   

   

       

   

          

      地元の人に聞くと、やはり「ごうど」と読む

   

   

           右手の山は黄色が目立つ

   

   

   

   

   

          水害を警戒しての建物か?

   

        

   

          地元組合員専用の温泉施設

   

        左の人は洗濯用のお湯を汲んでいた。

     話を聞くと、この当たりにはこういう施設が多く

     一般的な銭湯はほとんどない、とのことでした。

   

             祝言道祖神

   

           国道を離れ階段を降りる

   

           ここが本来の旧街道

        

               再び合流

   

   

   

      この当たりから街道沿いに蔵元が並んでいる

   

               真澄

   

   

               横笛

   

               麗人

   

   

               本金

   

   

               舞姫

   

              上諏訪宿

          

   

               吉田の松

   

             樹齢400年

      

          江戸から五十二番目の一里塚

   

      

       この上に住む人は足腰が強くなるだろう。

   

   

        紅葉は逆光で撮った方が鮮やかである

   

   

   

   

              白山神社

   

   

   

              先宮神社

   

   

         街道の左手に諏訪湖が見え始める

   

              大ケヤキ

   

            左手に諏訪湖が広がる

   

            右手の山は黄色一色

   

   

          西日でキラキラ光る諏訪湖

   

   

              茶屋橋本屋跡

   

   

          所々に諏訪湖に下る道がある

   

        

   

   

      湖までの狭い間に20号線と中央線が走る

   

            南信八名所石投場碑

  往時は諏訪湖は真下まで迫っていて、旅人は湖面に石を投げた

   

   

      

             冨部の一里塚

     江戸日本橋から五十三里目、甲州道中最後の一里塚

   

            旧承知橋の一枚岩

   

 この一枚岩の煉瓦模様は信玄の埋蔵金の隠し図とも言われている

      

          専女の欅(とうめのケヤキ)

   

            樹齢1000年

   

            諏訪大社 下社秋宮

   

           日本最古の神社の一つ

   

      

   

          七五三祝いの人もチラホラ

         

               御柱

   

       七年に一度の「御柱祭」は奇祭で知られる

   

   

   

              新鶴本店

      明治六年創業。下諏訪名物「塩羊羹」の老舗

   

   

   

   

          甲州道中中仙道合流之地碑

   

         中山道を通って下諏訪駅に向かう

        

   

              下諏訪駅

      

         東京から206.3km 標高767.5m

 

       これで甲州街道の街道歩きは終わります。

 

 


旧甲州街道(13)富士見~茅野

2020年11月10日 11時39分33秒 | 散歩(4)

 旧甲州街道もラス前、今回は富士見から茅野まで歩く。

 富士見町は海抜1000m近く、すでに秋も終わりのようで落ち葉が風に舞いながら間断なく落ちてくる。広々とした風景、澄んだ空気、ぽかぽかと温かい天気、三拍子そろった快適な街道歩きである。しかし甲州街道も終わりに近づき、少し感傷的な気分にもなっくる。

   

              JR富士見駅

   

               駅前

   

        前回甲州街道を離れた場所からスタート

   

   

   

       地元の人からここが分水嶺だと教わった。

   高まりの手前に降った雨は甲府盆地に流れ富士川になる

       向こう側は諏訪方面に流れ天竜川になる。

   

   

   

          この当たりで海抜961m

   

            明治天皇御膳水

      

   

   

   

      八ヶ岳みらい菜園(トマトの温室栽培の施設) 

        隣接してカゴメ富士見工場があった

   

   

   

   

   

            20号線に合流

   

             冠木門の旧家

   

              神戸八幡社

        

            神戸はGODOと読む

   

            旧街道は左に入る

   

            御射山 神戸の一里塚

   

          西塚 樹齢400年のケヤキ

   

   

   

   

   

   

   

              ゆるぎ石

   

       

       

            20号線と合流

   

   

              勝山そば店

   

   

             おろし蕎麦

       辛味大根のおろしとつゆをかけて食べる

         越前蕎麦の食べ方に似ている

   

   

              権現の森

   

           金山大権現を祀っている

   

             旧街道は左に入る

   

   

   

   

   

   

         この地域は冬の寒さから寒天の産地

   

   

   

       

   

   

              JR 中央線

   

          

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

            中央高速を潜る

   

          3階の建物は宮川寒天蔵跡

   

         信州味噌の醸造元 丸井伊藤商店

   

   

         上川(往時は茅野川と呼ばれた)

        上流に諏訪大社御柱祭の川越場がある

   

              茅野駅

          

           駅前広場にある姥塚古墳碑

   

              茅野駅

 

 

 

   


旧甲州街道12(台ケ原宿~富士見)

2020年11月04日 09時01分23秒 | 散歩(4)

 中央線北杜市の長沢駅から市民バスで台ケ原宿へ、ここから再スタートします。台ケ原には二軒の蔵元がありまた白州町にはサントリーの蒸留所があるなど、この地は水質の良い地域なのでしょう。

 今回は山梨県を抜け長野県へ入り富士見駅まで行った。旧甲州街道歩きは次回は茅野、そして次は終着下諏訪宿までと残り2回の予定になった。この先どんな景色が待っているか、歩き終わるのが名残惜しい気持ちになってくる。

   

              長沢駅前

   

              駅前歓迎幕

   

            市民バスで台ケ原へ

   

          台ケ原で下車 ここからスタート

   

          台ケ原宿には蔵元が2軒ある

   

   

               田中神社

         

   

   

   

   

   

   

   

   

            東側は崖が続く

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

               濁川橋

   

               濁川

   

              右が旧街道

   

              赤松並木

   

   

   

           ランチで入ったレストラン

   

    サントリーのウイスキーなど置いてあるが客は私一人

        

         サントリー白州蒸留所の案内      

   

          サントリー白州蒸留所への道

   

      

   

   

              八ヶ岳連峰

   

   

   

              そば畑

   

        

   

   

   

   

   

   

   

   

             20号線に合流

   

   

             右が旧街道

   

   

   

   

   

             20号線に合流

   

              新国界橋

           山梨県と長野県の境の橋

   

               釜無川

   

            長野県富士見町に入る

   

         通行止めになっている旧の国界橋

   

   

               旧道は右折

   

   

   

   

   

              応安の古碑

   

              庚申塔群

   

   

            蔦木(つたき)宿

   

   

         

   

       瀬沢大橋を渡って大きく右折して旧街道へ

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

             とちの木風徐林

   

   

     

             海抜950m

   

         この先行き止まりで迂回路へ 

        今日はここまでで富士見駅に向かう

   

             旧街道は左折の案内

   

   

              富士見駅