今日は札所12番慈恩寺と13番浅草寺を巡る。慈恩寺は埼玉県岩槻市にある。大宮から東武野田線に乗り豊春駅に降りる。駅から北西に40分歩くと12番の慈恩寺がある。慈恩寺は824年、慈覚大師円仁により開かれた寺院。最盛期には66ヶ所の坊を有し、地域を代表する天台宗の有力寺院となっていた。しかし江戸時代以降、数回の火災によって、現在は大寺の面影は薄れてしまった。
一方浅草の浅草寺(せんそうじ)は都内最古の古刹である。浅草寺は寛永の大火や昭和20年の東京大空襲で消失したが、昭和33年再建された。東武線の浅草駅や地下鉄浅草線の近くにあり、浅草寺を訪れる人は年間3000万人と今や日本を代表する観光地である。坂東札所12番と13番、その栄枯盛衰を対比して見ると、地域間格差が如何に大きいかが分るような気がする。

東武野田線 豊春駅




ハナミズキ


菜の花の黄色は温かさを感じる


慈恩寺

12番札所 慈恩寺

参拝者は一組



慈恩寺を出て弦奘塔へ向かう

弦奘塔(げんじょうとう)
弦奘は「西遊記」で馴染み深い三蔵法師のこと、昭和17年この
弦奘の遺骨が南京で発見され、その遺骨の一部が慈恩寺に
分骨奉安され、遺骨を安置した十三重石塔が建てられた。

三蔵法師の像と弦奘塔、塔の高さ18mの十三重石塔

弦奘塔からグーグルマップのナビを春日部駅にセット

グーグルマップは土手の上の桜並木を指令してくれた


長く続く遊歩道


埼葛斎場の白いハナミズキ


古利根川

東武野田線の踏み切り

春日部市街

本日のランチ

春日部駅西口
春日部から浅草まで、押上で乗り換えて約50分

東武浅草駅



お馴染みの雷門

外人の着物姿が目に付く



仲見世

お正月並みの混雑

お土産は箸が人気



6~7割は外人のよう




本堂


欧米系は漢字が好き




影向堂内
ご朱印を貰うのに20分待ち

13番浅草寺のご朱印

伝法院庭園からの眺め

伝法院の庭園は開園期間が限られていて、入園料300円
そのため観光客は入ってこず、比較的ゆったりと見て歩ける

秋は紅葉で綺麗だろうと想像できる

藤棚




シャガ

浅草寺を出て上野に向かう

浅草通り

上野駅