浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

【老後生活】家族同居と一人暮らしはどちらが幸せか?

2023年06月13日 08時58分15秒 | 人生

「レベル0新聞」による「老後生活として家族同居と一人暮らしはどちらが幸せか?」という面白いテーマのユーチューブが目に留まった。一般的なイメージだと家族と同居の方が幸せだと良く聞くが、実はそうとも限らないようである。

【一人暮らしが幸せ】

内閣府の調査だと65歳以上の一人暮らし高齢者の増加は顕著だが、家族と同居している高齢者よりも一人暮らしの高齢者の方が老後の悩みが少なく満足度が高いという医師の調査結果が出ているという。65歳以上の一人暮らし率は昭和55年には男性4.3%、女性11.2%であったが、令和2年には男性15.0%、女性22.1%とそれぞれ2~3倍増加している。

一人暮らしの老後生活の方が満足度が高い理由は、同居している場合と比べ、家族への配慮が不要ということである。加えて満足度を高める条件が3つあるという。
  • 慣れ親しんだ土地に住んでいること 
  • 自由奔放に暮らせること
  • 同世代の親友や親類が何人かおり会話ができること
この3つの条件が幸せな一人暮らしのキモとなるという。逆に家族と同居する人の満足度が低い理由は、家族への対応に苦慮してしまう事が大きな要因となっているという。

【疑似一人暮らし】

家族と同居していても満足度を上げる方法として、「疑似一人暮らし」が注目されている。疑似一人暮らしとは、例えば夫婦二人での生活でも食事や洗濯を別々にしてみたり、お互いに依存せずに自立していくことである。子供と住む場合でも非常時以外は連絡せずになるべく顔を合わせないことで余計なトラブル等を起こさずストレスを回避できるという。動画では、具体的な例をあげて、「憧れだった独身生活」をエンジョイすることを薦め、同居生活の苦労等を紹介していた。

また、令和2年度の高齢者の意識調査によると、子供や孫といつも一緒に生活できるのがよいの割合が平成27年度に比べ、27.1%から18.8%に減少し、子供や孫とは、時々会って食事や会話をするのがよいの割合は、50.5%から56.8%と高くなっている。生きがいを感じる時は、「おいしい物を食べている時」が41.3%から53.8%、「テレビを見たりラジオを聞いている時」が38.6%から48.5%、「他人から感謝された時」が14.3%から28.2%、「収入があった時」が11.0%から22.8%と増加しているという。調査結果では、子供や孫とはある一定の距離を置きつつも、個人的な行動で生きがいを感じる割合が多くなっているという。

老後の一人暮らしのイメージは、孤独に怯えるのではないかという不安から、自ら孤独度をコントロールできる時代へと変化してきているという。また、老後の一人暮らしを充実したものにする為の4つの大事なことは、
  • 生きがいが大事
  • 健康状態の維持
  • 社会的活動への参加
  • お金が大事
という。この4点を意識し改善することにより高齢者の一人暮らしは、決して孤独ではなく充実した生活になるという。回りにも高齢者で一人暮らしを楽しんでいる人も少なくない。地元の卓球クラブでも一人暮らしの高齢者は皆、生き生きと卓球を楽しんでいる。同じ屋根の下で二人暮らしをしていても、それぞれ好きなことをして、一人暮らしのような生活をするのがストレスをためず理想的なような気もする。


家族同居と一人暮らしはどちらが幸せか?(約13分):https://youtu.be/ZzKAatvNkKs


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 心臓・不整脈セミナーに参加 | トップ | OB会報への「旅行の思い出」投稿 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

人生」カテゴリの最新記事