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「タイパ」って何?

2024年02月13日 05時43分52秒 | デジタル

 

12日、TBSテレビのNスタというニュース番組を見ていたら、キャスターが「タイパ」について議論していた。聞き慣れない言葉で、何のことかよくわからないままニュースを見ていたが、会話からすると効率的に何かをすることを意味するらしいことがわかった。気になって、「タイパ」が何を意味するのかネットで調べてみた。

「タイパ」という言葉を耳にしたのは初めてであったが、どうもZ世代の若者がよく使う言葉で、「タイムパフォーマンス」のことで、費やした時間に対する満足度の度合いを示す言葉だという。日本語では「時間対効果」と訳され、短時間で高い効果満足度が得られた場合は、「タイパがよい(高い)」、反対に長時間を費やしても満足度が低いと「タイパが悪い(低い)」と表すのが一般的なようである。

似たような言葉で、「コスパ」(コストパフォーマンス)があるが、「費用対効果」と呼ばれ、よく使っているので、よく理解できる。投資した費用に対する効果や満足度を表す。また、「スペパ」(スペースパフォーマンス)という言葉もあり、これは「空間対効果」を指し、使用したスペースに対する効率や満足度を表すというが、馴染みは薄い。

日常生活でも「タイパ」を意識する人が増えているという。例えば、動画の倍速視聴や切り抜き動画、栄養価の高い冷凍・完全食、ネットスーパーの利用が「タイパ」が高いという。タイパが重視される理由は、①デジタル技術の発展と普及 ②時間に対する意識の変化 ➂環境や価値観の変化 ④Z世代の行動様式だという。Z世代にとって、「タイパ」はごく自然な行動様式だという。インターネットが広く普及した社会で成長しているため、日常的にデジタル技術を活用することが当たり前となっているという。そのため、大量の情報を効率的に取捨選択する行動様式が身についているという。ビジネスの世界でも「タイパ」意識が浸透してきているという。

「タイパ」のメリットは、①時間を効率的に活用できる ②多様な働き方が促進される ➂Z世代からの支持を得られることだという。また、デメリットは、①結果だけを重視する考え方になる ②プロセスを楽しめなくなる ➂手段と目的が曖昧になることだという。また、「タイパ」を高めるには3つの方法があるという。①優先順位を決めて取り組む ②完璧を求めすぎない ➂デジタル技術を活用することだという。

ネットでの解説を読んで、「タイパ」のことがよくわかってきたが、Z世代にとっては当たり前の行動様式でになっていることなどは意識をしたこともなかった。考えてみれば、自分自身、昔から「ながら族」で効率的行動を意識していたので、「タイパ」を実践してきたといえる。昔から「コスパ」もかなり意識していたので、あまり違和感はない。今後も、「コスパ」に加え、「タイパ」についても、デメリットも意識しながら、Z世代に負けず、引き続き実践していきたいと思う。

 


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