浪漫飛行への誘(いざな)い

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パソコンの買い替えに当たっての雑感

2017年11月11日 22時18分08秒 | パソコン

 

7年前に買ったHPのデスクトップパソコンがウィンドウズ10へのアップグレード後、調子がよくなかったが、ここにきて1日に何度もフリーズして電源のオフ・オンを繰り返すことが頻発し、いつ壊れてもおかしくない状況になってきたので、ついに新しいパソコンを買う決意を固めた。

HPのパソコンは23インチワイド画面で当時としてはとても性能がよく、テレビチューナー・ウェブカメラ・ブルーレイ再生マルチドライブ付き、タッチパネルOK,ハードディスクも1.5テラバイトで、ワード・エクセルのオフィスもグラフィック処理もでき、値段も17万円程度であった。特に気に入っていたのは、音声がよく、音楽も綺麗に聴けていたので、できればもっと長く使っていたかったが、なにせウィンドウズ10へのアップグレード後のフリーズトラブルが心配なのでやむを得ないところであった。

HP製品がよかったので、その後継製品がないかと探しはじめたが、なんとHPにはその後継となるようなスペックの製品がないことがわかった。似たようなものはあるが、機能ダウンが激しく諦めざるを得ない状況であった。係員の話によると、7年前のスペックは最高潮で、どんどん品質が下がっているとのこと。7年前としてはとてもいい買い物をしたともいえる。今となっては一体型は国内メーカーの方がすぐれているとのことで、やむを得ずNECのパソコンを買うことにした。

NECにした理由は、ヤマハのスピーカーが付いて音が綺麗だということやマルチドライブ・ウェブカメラ・オフィスが付いていたことによるが、ハードディスクが3テラバイト、CPUはi5で約14万円であったのでまあまあであった。とにかくこの7年間でパソコンのスペックレベルはむしろ下がっている感じで、値段も安くなっていないことに驚いた。これはスマホの普及が影響しているのではないかと直感した。今どきはパソコンの代わりにスマホを利用する若者が増えていて、パソコンの需要が減っているような印象を受けた。

新しいパソコンが届いたが、最大の問題は古いパソコンからのデータやアプリケーションの引越作業である。ワード・エクセルのデータ、画像・動画、ホームページのデータ、筆まめの住所録、メール・メールアドレスの引越、いろいろなソフト・アプリケーションの引越と考えるだけでもぞっとするような作業が伴うのである。よほどパソコンに強くないとまず無理な作業といえる。7年前は自分一人でやったが、今回は一人でやる自信もなく、ひとまず引越移行ソフト(約5000円)なるものを買って試してみた。

まず、移行ソフトはデータだけでなくソフトやアプリケーションも移行できるとあったので、期待していたが、あっさり裏切られた。一番がっかりしたのは、ホームペ-ジのデータ移行がきちんと行われなかったこと。最新のデータではなく、なんと2011年当時の古いデータ移行されていた。最新データがどこにあるのかよくわからなかったため、外付けのハードディスクに保存していたデータを自分自身で取り込む羽目になった。筆まめのソフトも移行されないし、メール関係もほぼ全滅であった。

ウィンドウズ10ではメールはOutlookで行われており、Windows Live Mail はサポートされていないため、Windows Live Mailで送受信した過去のデータは全く移行されなかった。やむなくマイクロソフトのアンサーデスクのスタッフの助けを得て、個別に一旦、ハードディスクに移行して、そこからさらに新しいパソコンに移行するというマニュアル作業を強いられた。今までは。Hotmail.co.jpというメールアドレスも利用していたが、ウィンドウズ10ではサポートされていないためか、全く使えず、Outlookで新しいメールアドレスを作る羽目になった。

移行ソフトはその移行作業時間が10時間近くかかった上、途中経過もわからず、エラーメッセージも出ない。それでいてちゃんと移行できていないので、使い物にならなかった。利用を考えている人は注意を要する。

パソコン購入後、1か月近く経つが、忙しさもあっていまだに移行は完了していない。筆まめの移行(アドレス帳も含め)、ムービーメーカー代替ソフトの入手等はまだ全くできていない。いつ壊れるかわからないが、古いパソコンも当分の間併用せざるを得ない状況となっている。

インターネットもマイクロソフト・エッジという新しいものがメインとなっているが、従来のインターネット・エクスプローラを使っていた者にとっては大変使いにくい。自分で作成しているホームページもエッジでは文字や画像の配置が乱れて使いものにならない。インターネット・エクスプローラでは綺麗にレイアウトされるので、従来通り、こちらをメインに利用している。新パソコンでは、インターネットを使おうとすると頻繁に空白のページという表示が出て、画面がフリーズする。ワイヤレスのルーター(ウィンドウズ8まで動作確認とある)が原因かも知れないが、しばらくすると復旧するので、いまだに原因不明である。

今回感じたのは、パソコンのメーカーはNECだが、中味はマイクロソフト、メールはグーグル、ルーターはバッファロー、セキュリティーソフトはノートン、プリンターはブラザー、その他のソフトメーカー等々関連する会社が多すぎて、トラブルがあってもどこが原因なのかどこが直してくれるのか皆目見当がつかないのである。各メーカーはユーザーを置き去りにして自分勝手にスペックを変更して自己満足しているような印象を受けた。我々素人ではお手上げ状態ともいえる。パソコンってこんなに難しいものだったのかと痛感している今日この頃である。


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