浪漫飛行への誘(いざな)い

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よど号ハイジャック事件

2019年06月25日 11時25分09秒 | TV番組

 

6月24日、テレビ東京の「池上ワールド“昭和の大事件”SPで日本初のハイジャック!「よど号」事件が2時間近くにわたって詳細に放映された。まさにあの忌まわしき大事件が一気にフィードバックした。日本初のハイジャック「よど号」事件は1970年3月31日に発生した。赤軍派を名乗る9人の犯人グループが羽田発福岡行のJL351便(B727)をハイジャックし、北朝鮮に亡命しようとしたあの有名な事件であるが、個人的には大変印象的な事件であった。

 

まず、事件の起こった2日後、まさに事件が進行中の時に、沖縄⇒羽田の同じB727に搭乗したのである。本来は、3月31日で大学を卒業し、4月から就職予定であったが、学園紛争のあおりで、卒業が5月に延期されたため、約1カ月の卒業旅行の帰りが4月2日だったのである。ハイジャック事件直後だったので、大変不安を感じたことを覚えている。また、航空会社への就職が内定していたので、関心は人一倍であった。

 

今回の番組で、ハイジャックされた経緯、目的、機内の状況、身代わりの経緯、犯人グループの人物像などが詳細にわかったが、9人の内、4人がいまだに平壌で亡命者としてぬくぬくと生活していることがわかり、怒りと憤りを覚えた。このよど号事件以降、ハイジャック事件が多発した結果、手荷物の機内持込方式の導入が頓挫し、その後の航空会社の経営を圧迫する原因の一つとなったことは残念なことである。手荷物の機内持込方式については、次回に説明してみたい。


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