脈拍は普段は60~70回位であるが、ある時に140位まで急に速くなり、動悸のような症状が出たので、近くのハートセンターに行ったところ、不整脈の専門医から心房細動が起こっているとの診断で、不整脈を改善する薬と血液をさらさらにする薬を処方され、継続的に服用するよう言われた。昨年11月に同じような症状が出て、ホルター心電図や超音波検査等も行なったが、前回のデータを見た不整脈の専門医は、そのような診断を下したようである。不整脈の心房細動が起こると血栓ができる可能性があり、脳梗塞を引き起こす恐れがあるので、早急に対処が必要とのことである。但し、これはあくまで対処療法なので、根本的解決には、入院してカテーテルアブレーション治療が必要であるとも言われた。カテーテル治療の知識もなく、すぐに踏み切る勇気もないため、当面は、薬による対処療法を続けることにした。
運動をした後は、脈拍数が上がるのはある程度やむを得ないが、平常時に急に脈拍が早くなる場合は、心房細動が起こっている可能性があるので、要注意であるという。コロナがらみでオキシメーターを持っていたので、早速、酸素濃度と心拍数を頻繁に測り、そのデータを記録することにした。また、動悸の発作が出た時に抑える薬も処方してもらい、常に携帯することにした。医師の話によると、70代ともなると、10人に一人は不整脈を持っているようである。薬漬けは嫌だが、年とともにガタがきているので、やむを得ないと諦めている。先日も卓球やテニスの試合の後、脈が140を超える現象が現われたため心配であるが、無理しない程度に続けたいところである。