初めて海外旅行をしてから、51年も経つが、まさか、海外旅行が全くできなくなる事態が来ようとは想像もできなかった。自分の場合、”No Journey No Life”ではないが、「旅のない人生なんて」の感で旅行を続けてきた。1970年の台湾から始まり、2018年のモンゴルまで、今までに全部で海外102ヵ国を旅してきたが、コロナの関係で、残念ながらここ2年間は全く外に出ることができなくなってしまった。
ワクチンが普及し始めているが、全世界的にコロナの収束には、まだまだ数年かかるような気がするので、秀吉ではないが、もはや海外旅行は、「夢のまた夢」の感がある。これから海外旅行に出ようと計画していた若者にとっては、当分の間、自由に旅行ができなくなることは悲劇であるが、海外旅行を謳歌してきた我々世代は大変ラッキーであったといえる。ワクチンパスポートの発行も検討されているようであるが、従来通りの自由気ままな旅行は難しいような気もする。最終的には、煩悩の数の108ヵ国の海外旅行をめざしていたが、計画は頓挫している。年も年なので、これ以上は無理かもしれないが、100ヵ国を達成できたことだけでも、ラッキーであったし、感謝している。当分の間は、テレビの旅番組で、旅行気分を味わうことにしたい。
海外旅行102ヵ国の軌跡: https://youtu.be/Z9bgzyzLMSs