浪漫飛行への誘(いざな)い

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父の命日に思う

2020年02月29日 17時24分07秒 | 人生

昨日は父の命日で、はや21年の歳月が経ってしまった。85才であったが、当日まで普通の生活をしていたので、一報を受けた時は、びっくりした。何回か脳梗塞を患っていたが、その時まで現役で仕事をしていた。当日も、姪っ子と舞台を見に行く予定であったが、虚血性心不全という診断であった。最近では、野村克也氏と同じで、ほぼ突然死である。残されたものは、突然のことなので、準備と覚悟ができておらず、なかなか心の整理ができなかった。後妻がいたので、遺産相続は裁判をやる羽目になり、大変であったが、いろいろ勉強にもなった。85才まで仕事を続け、仕事に旅行に好きに生活できていたので、幸せといえば幸せであったと思う。

自分もその年にだいぶ近づいてきているので、終活は大きな課題となっている。相田みつをさんの「しあわせはいつも自分のこころがきめる」が一番好きな言葉なので、自分の好きなことをやり通し、今後も後悔のない人生を送りたいと思っている。ここにきて、親鸞聖人の教えも勉強し始めている。「どう生きる」ではなく、「なぜ生きる」の世界、絶対の幸福を得るため、誰でも救ってくれるという阿弥陀如来という大船に乗せてもらいたいところである。最近になって、卓球クラブの仲間が二人続けて旅立ち、大学時代や会社時代の先輩や同僚も次から次なので、意気消沈気味である。明日はどうなるかわからないという蓮如上人の「白骨の章」をしっかり受け止め、日々に感謝して生きていく必要性をひしと感じている。
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