浪漫飛行への誘(いざな)い

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マスクが消えた? 

2020年02月06日 10時03分23秒 | 健康

新型コロナウィルスによる肺炎の感染拡大に伴い、ドラッグストアやコンビニ・スーパーの棚からマスクが消えた。インフルエンザ、花粉症の時期とも重なっていることもあり、テレビでも、マスクが手に入らない現象を大体的に取り上げている。大量に買い占めてネットオークションで高額で売りつける人がいるというよくない話から、大量に買い占めてマスクが不足している母国の人のために持ちかえようとする中国人旅行者の美談まで、マスクにまつわる様々なニュースが連日流れている。

マスクの売り切れ続出というニュースを見てから、近くのいくつかのドラッグストアを覗いてみたが、ものの見事にマスクは棚から消えていた。お店の人に訊いてみると毎日少しずつ入荷しているが、数が少なく、すぐ売れてしまうという。現時点では、連日入荷ゼロという非常事態までには至っていないようである。日本では、まだまだ、中国に比べるとそれほど深刻ではないといえる。オイルショックの時のトイレットペーパーの買い占め現象に似ているが、マスコミもあまり煽らないほうがいいかも知れない。あわてて、ネットオークションかなにかで、高額で買わないように気を付けたい。

この新型肺炎がどこまで拡大するのか予断を許さないが、マスクさえしていれば完全に防げるというものではないし、あまり慌てて買い占めないほうがいいかも知れない。3、4、5、6日とも開店時間あたりに近くのドラッグストアに行ってみると、一部列はできていたが、比較的簡単にマスクを買うことはできた。1家族1箱とか数は制限されているが、あまり慌てることはないような気もする。ふつうサイズと小さ目のサイズは手に入るが、子供用は、完全に消えている感がある。2才の子供用マスクって製品としてあるのだろうか?

マスクの国内生産は全体の2割で、8割は中国からの輸入だというから、国内で増産体制を取っても、焼け石に水の感もある。テレビによると、マスク用の取り換えシートも近く販売されるようである。シートさえ交換すれば、マスクと同じ効果を維持することができるという。また、何回も繰り返して使うタイプのマスクも販売されているようである。また、普通のマスクでも丁寧に洗えば、再利用しても十分効果があるとも紹介されていた。マスクは使い捨てという常識を改める必要があるかも知れない。

マスクといえば、日本では白色であるが、海外に行くと、白以外のもののほうが多いという印象がある。東南アジアを旅行した時、白以外のマスクをしている人がほとんどであった。また、欧米人は、マスクをする習慣はほとんどないようで、旅行中に見かけたことはほとんどない。ボランティアガイドをしていた時、外人観光客から、なぜ、日本人はマスクをしているのかという質問を何回も受けた経験がある。電車に乗っている時、日本人が皆、白いマスクをしている風景が非常に不思議に見えるようである。新型コロナウィルスによる肺炎がおさまるまでは、このマスク論議も続くような気がする。
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