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浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

韓国雑踏事故の犠牲者は留学生

2022年11月07日 08時57分20秒 | イベント

 

先日、韓国でハロウィーン時に痛ましい雑踏事故が起こったが、日本人犠牲者は二人とも留学生であることがわかった。留学は若者にとって人生を一歩前に進める上で大変勉強になる貴重な経験を意味するが、その途中で人生の夢が断たれたのだから、無念に違いない。自分自身、若い時の留学の経験はないが、定年前後にシニア留学を2度ほど体験したので、留学生の思いは嫌というほどよくわかる。

今回の事故でひょんなことで、留学時の思い出がよみがえってきた。最初の留学は、定年前の長期休暇を利用して、1カ月ほどオーストラリアのブリスベンにあるシャフストン・インターナショナル・カレッジで寮生活をしながら英語の勉強を行なったものである。寮で自炊をしながらの学生生活であったが、英語の上達はともかく、貴重な経験がいろいろできたことは収穫であった。若者が圧倒的に多かったが、色々な国からの留学生と知り合ったり、小旅行に出かけたり、楽しい留学経験であった。1人で生活しているので、今回のようなイベントがあれば、自分も進んで参加していたであろうと思うので、残念なかぎりである。

2回目は、定年直後に、カナダのビクトリアという街にあるビクトリア大学の3ヵ月の語学研修に参加し、全部で約半年の遊学生活を体験した。夫婦でコンドミニアムにロングステイし、若者に混じっての英語の勉強、ゴルフ、テニス、旅行と留学というより遊学といった半年であったが、大変貴重な経験ができ、現役時代より充実した半年であった。クラスメートは全員若い女性で、まさにハーレムの学生生活を楽しみ、当時知り合った人達とは今でも交流が続いている。犠牲になった若者二人も留学生活を満喫していたはずであり、悔しい思いであろう。コロナ禍で若者の留学数も大分減ってしまったようであるが、早く留学の環境が整うことを切に祈るのみである。

 

ブリスベンの思い出: https://youtu.be/v_6qqnUai4E

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安倍元首相の国葬は“なんちゃって国葬”?

2022年09月15日 06時00分26秒 | イベント

 

エリザベス女王の国葬が世界の注目の的になっているが、その1週間後に行われる安倍元首相の国葬がいかにしょぼい“なんちゃって国葬”になっているかが明らかになりそうである。同じ国葬でもこうも違うのかということを嫌でも目にする羽目になることは目に見えている。全世界から弔意が寄せられるエリザベス女王の国葬と国民の半数以上が反対する安倍元首相の国葬とでは、比較するのも不遜で、雲泥の差があることは明らかである。

白坂和哉氏もDAY WATCHで、そのあたりを痛快に解説しているが、基本的に同感である。どう考えても、勝手に国葬にしたことは岸田首相が確信犯であることは明らかである。日本の国葬は、エリザベス女王の国葬で弔問外交も吹っ飛んでしまったし、儀式としての尊厳性からしてもしょぼい国葬になることは目に見えている。また、多額の国民の税金を使うことになるので、今回の暴挙は看過してはならない。自民党の暴走を許す立憲民主党の弱腰の対応にもあきれ返るばかりである。

 

白坂和哉DAY WATCH(9/13):  https://youtu.be/oqpfnGsJ5YY

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五輪疑惑~電通の闇?

2022年08月02日 14時39分23秒 | イベント

 

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の高橋治之元理事と大会スポンサーのAOKIホールディングスの資金授受を巡り、東京地検特捜部の捜査が本格化している旨のニュースがマスコミを騒がしている。関係者によると、高橋氏は代表を務めるコンサルタント会社「コモンズ」を通じ、2021年の大会閉幕頃までの約4年間にAOKI側からコンサル料として月100万円、計4500万円超を受領したとされる。

電通は東京大会で、組織委からスポンサーの募集業務などを行う「マーケティング専任代理店」に選定されていたが、どうもうさんくさい印象が強い。先の世界陸上も電通がすべてを扱う公式の代理店として選任されているので、電通によって、すべてが仕切られているともいえる。現役時代に、世界陸上がらみで、電通の仕切り振りを横で見ていたが、いい印象はあまりなかった。東京五輪でも電通が大手マスコミを含め物凄い数のスポンサーを集め、問題山積であった印象が強い。今回の高橋氏の一連の報道を見るとさもありなんという印象である。

東京五輪招致の贈収賄事件で、竹田元JOC会長がフランス当局の捜査を受けているが、この金銭の流れにも、高橋氏の代理店が絡んでいるようである。主犯格のパパ・ディアック(ラミン・ディアク元世界陸連会長の子息)とは、名刺交換をしたこともあるが、当時からうさんくさい印象を持っていた。2007年の大阪世界陸上誘致の際、彼は同じようなロビー活動による裏金要求を仕掛けた前科があったので、東京の招致委員会は彼に騙されたのもさもありなんと感じている。

最近のニュースでは、安倍元総理の国葬も電通が仕切るような記事もでているが、もっと電通という会社にメスを入れるべきであろう。コロナ関連でも政府がらみの施策に電通が絡んでいるような報道もあったような記憶がある。安倍さんも亡くなったので、東京地検特捜部は、本来の仕事をちゃんとやってほしいものである。

 

読売オンライン(8/1): https://www.yomiuri.co.jp/national/20220731-OYT1T50133/

 

文春オンライン:: https://bunshun.jp/articles/-/56287

 

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祝!エリザベス女王のプラチナ・ジュビリー

2022年06月03日 06時01分23秒 | イベント

 

イギリスのエリザベス女王の即位70年を記念する祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」が6月2日から4日間の予定でロンドンはじめ全英で盛大に始まったというニュースが流れていた。この記念行事が行われるのはイギリス史上初めてで、街は祝賀ムード一色という。女王は現在96歳というから、おめでたい話である。今回は、どんなイベントが企画されているのであろうか?感謝の礼拝(セントポール大聖堂)、エプソムダービー(競馬)やライブコンサート(バッキンガム宮殿)、馬車による祝賀パレード等も行われるようであるが、女王がどのような形で参加するかが見どころである。体調もあると思うが、最後のビッグイベントなので、できるだけ姿を見せてほしいものである。

個人的には、10年前、即位60年のダイヤモンド・ジュビリーに合わせロンドン旅行を計画し、様々なイベントを生で見る機会を得た。2012年6月1~5日までロンドンに滞在して、3日には、テムズ川水上パレード、5日には馬車による街頭パレードも生で見ることができた。その時もロンドンは街中祝賀ムードいっぱいであったが、恐らく、今年はその時よりもっとおめでたいので、すごいことになっているものと思われる。テムズ川の水上パレードは、女王の乗ったロイヤルバージ(王室専用平底船)を中心に、物凄い数の船が航行していて圧巻であった。人混みがすごく、トイレ問題で苦労したり、地下鉄の出入口が閉鎖されたり、いろいろ大変であった。10年ひと昔というが、今となっては懐かしい思い出である。その時は、もう即位70年は無理だろうなという思っていたが、今年、無事、プラチナ・ジュビリーを迎えることができたということには驚きを隠せないが、おめでたい話である。チャールズ皇太子が可哀そうという気もするが、女王の健在を素直にお祝いしたい。

 

Yahooテレ朝ニュース(6/2):

https://news.yahoo.co.jp/articles/b4f698a5c7b1224189fff353aa52eabbfa80cee4

 

即位60年のダイヤモンド・ジュビリーの旅行アルバム(2012年):

https://youtu.be/XdG1vWvbWbw

 

 

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Happy Birthday~しあわせはいつもじぶんのこころがきめる

2022年03月06日 20時38分43秒 | イベント

 

6日、〇〇歳の誕生日を迎えた。6日は、卓球の区の団体リーグ戦で外出予定であったため、1日前に長男夫婦がお祝いに来てくれ、夕食を共にした。4人揃ったため、久しぶりにすき焼きのバースデーディナーとなった。Happy Birthdayの文字の飾りをしてくれ、誕生日ケーキから始まり、楽しいひと時を過ごさせてもらった。思いもがけず、アクアスキュータムのマフラーのプレゼントをもらった。

6日は、午後から卓球の団体戦で総合体育館に出かけた。地元のクラブのメンバー4人で参加した。年2回リーグ戦が行われているが、今回は、7部Lカテゴリーで4チームによるリーグ戦となった。ダブルス2試合、シングルス3試合の構成なので、個人的には合計6試合に出場したが、全勝という好結果で、チームとしても、3戦全勝(3-1 3-1 3-0)で見事優勝することができた。7部といえども、皆そこそこの実力があるので、3勝できたのは幸運であったといえる。賞品は、クオカードで一人当たり1500円分であった。たまたま誕生日であったので、大きなバースデープレゼントとなった。 

6の日は、家にある相田みつをの日めくりカレンダーの言葉が「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」となっている。日めくりカレンダーには1~31日まで31の言葉が書かれているが、6日のこの言葉が一番好きである。相田さん自身も一番好きな言葉の一つであったようであるが、個人的には、まさにそう実感しているので、座右の銘にしている。誕生月を含め、年12回この言葉に接することができる6の日は大切にしている。

 

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ワリエワのドーピング問題

2022年02月19日 10時14分07秒 | イベント

 

ウクライナ情勢からもわかるようにプーチンの独裁振りも目に余るが、北京五輪では、東京五輪同様、ロシアは国として組織的なドーピング関与から、国としては参加できず、選手は個人参加の資格で出場するという事態となった。そんな中での、フィギュアスケーターのワリエワのドーピング問題の勃発である。ドーピングで出場できないロシア選手のドーピング発覚であり、15歳という年齢を考慮し、出場を認める形となったが、どう見てもおかしい結末である。CAS仲裁裁判所が裁定しての結論であったが、何か変な力学が作用しているような気がする。

今回、ドーピングの制裁を受けたロシアのトップが五輪大会に来ること自体おかしいし、大問題である。IOCは、プーチンの北京訪問を認めるべきでないのに、バッハ会長は阻止するどころか演出に一役買っている感がある。バッハ会長は東京大会で馬脚を現したが、北京大会でも、人権問題、ドーピング問題について、統治能力の欠如が暴露されている気がする。失踪したテニス選手の彭帥選手への対応についても、中国を助ける形で積極的に動いていた感があり、世界中から顰蹙を買うことになった。プーチンを招待するという習近平による五輪の政治利用も問題だが、それを黙認するIOCも問題である。

結果的には、当のワリエワは、精神的動揺からかミスを連発して、4位に終わった。これをどう評価するかは人によると思うが、個人的には同情はなく優勝しなくてよかったという思いである。結果論であるが出場させない方がよかったといえる。回りの連中の責任で、彼女のスケート人生は15歳で終わったも同然である。ワリエワが4位に終わったことについて、バッハ会長はコーチを責めていたが、お門違いで、情けない話である。北京五輪は、本来来てはいけないプーチンを招待するなど、中国による政治利用はあきらかであるのに、それをいっしょになって盛り上げているIOCには、もはやつける薬はないともいえる。

 

 

 

 

 

 

 

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国威発揚北京冬季五輪が開幕

2022年02月05日 06時49分37秒 | イベント

 

世界中がコロナで苦しむ中、世界からは歓迎されない北京オリンピックが開幕し、4日開会式のテレビ中継を見た。式は習近平国家主席とバッハIOC会長の姿から始まり、まさに二人のためのオリンピックが強引に開催されたという印象が強い。中国国歌を聴いているとどうしても1936年のベルリンオリンピックと重なってしまう。中国共産党のビッグイベントとして位置づけ、オリンピックを国威発揚として利用しようとしていることが透けて見える。習近平主席は、五輪成功で自分の共産党体制を固めたい思惑が、バッハ会長は、IOCの商業主義を発展させ、五輪成功でノーベル平和賞を狙う思惑が見え隠れする。二人とも長期政権を狙うためにタッグを組んでいる印象である。

今大会の参加国は、91の国と地域のようで、自分自身の海外旅行訪問国数102ヵ国より少ないので、夏季五輪と違って、いかに限られた国しか参加していないことがわかる。冬の競技のみなので、当然といえば当然であるが、今回は、中国北京での開催ということで、恣意的な印象が強い。東京大会は、菅政権の横暴で国民の反対を押し切っての開催強行であったが、北京大会への中国国民の支持はどうだったのだろうか?無観客というのは東京といっしょだが、中国の場合は、裏口がすごいはずなので、見た目の観客数は少なくないのではないかと想像される。

開会式は、淡々と進行していたが、NHKの解説のアナウンサー等が浮かれている感じで印象が悪かった。しかし、選手入場行進のバックグラウンド音楽にクラシック音楽が使われていたのは意外で好印象を持った。バッハ会長の挨拶の長さが注目されたが、やはり10分の長きにわたったが、中国及び主席を称賛しただけの中味のないものであった。

個人的に、中国は嫌いではなく、その歴史にも興味があり、中国には何回も旅行している。中国語も、特に女性の喋る中国語は流れるようで美しい響きがあり大好きである。しかし、今の習近平率いる中国共産党は、人権を無視するほど専制的で好きではない。かってのドイツの専制体制と同じ印象を持つが、ドイツのバッハ会長とは相性がいいのかも知れない。ドイツも、駐在経験があり、大好きな国であるが、バッハ会長の言動や人間性は、ドイツ人の恥である印象が強い。個人的には、冬の競技にはあまり興味がないが、日本のマスコミも浮かれないで、コロナの現実を深刻に見つめた上での報道に徹してほしい。

 

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元祖山手七福神めぐり~福よ来い

2022年01月05日 18時48分10秒 | イベント

 

コロナも収束かと思いきやオミクロン株の蔓延でここにきてまたもや感染が拡大しつつあるが、今年も家内安全、健康長寿にコロナ収束を願って、七福神めぐリを行った。一昨年の東海七福神めぐり、昨年の荏原七福神めぐりに次いで、今年は「元祖山手七福神」をめぐることにした。目黒界隈ということで、歩いて行くにはちょっと遠いので、一部自転車を利用してのスピードめぐりとさせてもらった。

今年の元祖山手七福神めぐりは、コロナの影響で、残念ながら色紙の発行が中止されていたので、お参りと写真での七福神めぐりとなった。この山手七福神は、元祖という名前がついていることからもわかるように、江戸城の裏鬼門守護のため、将軍の鷹狩りの際に参詣した目黒の不動堂(瀧泉寺)の参詣道筋に設置された江戸時代から続く江戸最初の七福神めぐりだという。

七福神といっても、福禄寿と寿老人が1寺にまとまっているため、6か所ということになるが、めぐる順序でご利益が異なるということで、「無病息災・長寿祈願」のご利益があるという毘沙門天(覚林寺・清正公)からスタートするコースを取った。ちなみに、恵比須(目黒不動)から始まる反対のコースは、「商売繁盛祈願」のご利益があるという。

今回めぐった七福神は、順番に、

 1 覚林寺(清正公)- 毘沙門天

 2 瑞聖寺 - 布袋尊

 3・4 妙円寺 – 福禄寿・寿老人

 5 大円寺 – 大黒天

 6 蟠龍寺(岩屋弁天) – 弁財天

 7 瀧泉寺(目黒不動) - 恵比須

4日の平日だったこともあって、それほどの混雑がなかったのは幸いであった。大円寺と目黒不動には行ったことがあったが、その他は初めてのお参りであった。また、目黒不動の横にある五百羅漢寺が無料開放されていたので、ついでに見学させてもらった。今回も、「福よ来い」と願い、七福神めぐりのユーチューブを作成したので、覗いてみてください。今年も福が来ることを願う次第であるが、早速、七福神めぐりの効果か、同日、いつも食パンを購入するベーカリーで福引の抽選があり、見事、大吉を引き当て、500円相当のクオカードをいただいた。

 

元祖山手七福神めぐり: https://youtu.be/53QXV6VYWIs

 

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年末年始を迎えいつも~紅白の奇跡

2022年01月01日 00時19分22秒 | イベント

 

今年もついに大晦日を迎え、紅白歌合戦 ⇒ ゆく年くる年(除夜の鐘) ⇒ ニューイヤー駅伝というパターンがここ何十年と続いている。紅白が終わる寸前に近くの品川寺に行き、パリ万博(1867年)にも出展された名鐘で除夜の鐘を叩き、鐘餅(金持ち)のお土産をもらう。家に戻ってから、お風呂に入り、起きるとニューイヤー駅伝がテレビで始まり、駅伝を見ながらおせち料理をいただく。年賀状をチェックし、書いていない人に返信の賀状を書く。2日、3日は、沿道に出て、箱根駅伝の応援を行い、何となくずうっと駅伝のテレビ中継を見てしまう。しかし、残念ながら、今年も昨年に続いて、除夜の鐘突きは中止となってしまった。それでも、こんな平凡な年末年始をいつまで続けられるのかと不安にかられる。何も起こらないことが一番の幸せであるともいえる。

こんな平凡な日常が1999⇒2000年に嬉しいニュースで思いがけず、壊されることになった。ニューミレニアムを迎えるということで、日本のみならず世界中が大騒ぎをしていた時である。何とこの記念すべき年に大晦日恒例の紅白歌合戦のチケットが200倍の倍率の中、見事当選したのである。伊豆への家族旅行から急遽離脱し、一人だけ、NHIKホールに向ったが、そこには百メートル以上ににわたる長蛇の列ができていた。当選した人が席をもらうために列を作っているもので、早く並んだからといって、いい席が取れるわけではないが、そこは人情でつい並んでしまうのである。NHKホールには3000席位あるが、あまりに並んでいるので、恐らく1500番前後くらいだと感じた。無欲が功を奏したのか、何と1階席のチケットをゲットした。3000席のうち、2000席以上が2階席、3階席であるが、何と前から12番目の中央席というから、ダブルの奇跡が起こったともいえる。後でビデオを見ると何回も自分の姿がテレビに映っていたほどである。今こそ、当選者は2枚のチケットがもらえるが、当時は、1枚のみだったので、ほとんどがシングル観戦で、二人連れは、間違いなく裏口であったと思われる。あまりにいい席だったので、最後に勝敗決定のために会場に投げられたボールを2個もゲットすることになり、事後、NHKにいる知り合いに頼み、司会者のサインをもらうというオマケもあった。

1回当たるだけでも奇跡的であるが、その後、2011年にも再度当たるという奇跡が起こった。この時の競争倍率は約1000倍であったので、まさに奇跡の復活である。このチケット2枚は、子供にプレゼントしたが、残念ながら3.階席であった。紅白の観覧は従来は、ハガキによる応募であったので、一人で100枚以上出すのは当たり前であったようであるが、今年はWEBによる応募で一人1通となった。今年は、東京国際フォーラムでの開催で、5000人位収容できるが、コロナで間引いている感じだったものの、倍率は相当下がったものと思われる。その後も毎年(昨年は観覧中止)応募しており、今年も応募したが、残念ながら落選であった。

1999年の紅白は、50回目という節目であったこととニューミレニアムということもあって、紅白が終わっても出演者が全員残り、会場でいっしょにカウントダウンするというセレモニーもあった。こんな貴重は経験は絶対できないので、一生分のつきを使い果たしたともいえる。カウントダウンが終わってから、NHKホールから明治神宮に移動し、初詣を行った。明治神宮は超満員であったが、終わってから、品川に戻り、何とニューミレニアムにちなみ、2000番の切符をたまたまゲットするという更なる奇跡が訪れた。家に一旦戻ってから、その足で羽田空港に向かい、千歳行のニューミレニアムの初飛行便(5時50分発)に搭乗した。天気がよかったこともあって、富士山頂より早く、日本で最初のニューミレニアムの初日の出を上空から拝むことができた(6時44分)。ニューミレニアムで飛行機計器の誤作動も心配され、航空会社関係者も同乗していたが、何事も起こらなかったのは幸いであった。おまけながら、タレントの磯野貴理子さんも同乗していたことを後の新聞記事で知った。新千歳空港で1時間ほどステイし、折り返し、お昼頃には羽田に戻り、家で、ニューイヤー駅伝を見るという凄まじいスケジュールをこなす結果となった。この時は、唯一、除夜の鐘を叩くことができなかったが、贅沢な話であった。

紅白歌合戦は、年中行事なので、毎年何となくテレビで見ているが、最近は、半分以上が知らない歌手ばかりで、年寄りにとっては、興味が半減しているのも事実である。知らない歌手の時は、他のチャンネルに回してしまうことも少なくない。同じ歌でもテレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」の方がずっと親しみやすい。今回で一番よかったのは、朝ドラを見ているせいか、AIの「アルデバラン」であった。今年は紅組が勝ったが、最後のトリの演出をはじめ、仕組まれているような印象を持った。紅白の生観戦は、テレビとは雲泥の差があるので、買えるなら買えるなら10万円位の価値があると思うが、曲がり角に来ていることも事実であろう。

 

   第50回紅白歌合戦の紅組うちわ及び勝敗カウントで観客席に投げられたボール

 

               ニューミレニアム(平成12年1月1日)の2000番切符

 

        ニューミレニアムの初日の出(機内より 6時44分)

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結婚記念日イベント

2021年12月18日 18時53分50秒 | イベント

 

17日に44回目の結婚記念日を迎えたが、今年は、築地本願寺の「18品の朝ごはん」をメインイベントとし、前日に築地で記念日ディナー、築地のホテルに宿泊、朝食後映画鑑賞というセットメニューを計画した。朝食は朝8時スタートなので、築地のホテルに宿泊することにしたが、東京でのホテル宿泊は、1円のバースデープランで東京スカイツリーの目の前にあるホテルに泊まった2018年3月以来である。

築地のホテルは、「KOKO HOTEL築地銀座」という9月に開業したばかりのホテルで、本願寺から徒歩3分位のところにある。いろいろホテルサイトを比較してみたが、日本のホテルサイトよりAgodaのサイトが一番安く、25m2のデラックスツインが5237円と格安であった。すべてがブランドニューであるので、清潔感があって快適であったが、チェックイン手続きの際、タブレットにお客様自身に住所等の入力をさせるシステムは、非効率でサービス上もいただけない。

前日の夕食は、ホテルから5分ほどのところにある「魚月(なづき)」という日本料理レストランの個室を予約し、夜の御膳ワンドリンク+小付けつきというセットメニューの内、海鮮ちらし丼御膳と鮨・天ぷら御膳をいただいた。個室は、6人用の掘りごたつ式の座敷で側面の一部が大きな熱帯魚の水槽となっている豪華な部屋であったが、利用料はフリーであった。部屋の壁全体はプロジェクション・マッピングができるようになっており、コース料理を注文すると料理とプロジェクション・マッピングで日本昔話(竹取物語/鶴の恩返し)が進行し、物語の各シーンに合わせた料理が提供されるという。お店の話では水槽付きの個室は2部屋あるとのことであった。

当日は、メインである本願寺カフェTsumugiで名物の「18品の朝ご版」をいただいた。数に限りがあるため、予約制となっているが、テレビでも取り上げられているほどの人気メニューからかで8時にはほぼ満席状態であった。精進料理ではなく、鴨肉や魚等も入っているが、浄土真宗は、肉も食べるし、結婚もできるという大衆受けする仏教なので、メニューを見て納得した。18品というのは、深い意味があり、本願寺HPの解説によると、

『昔むかし、阿弥陀仏は、法蔵という菩薩でいらっしゃいました。ある時、法蔵菩薩は「いのちあるものをすべて救うことのできる仏になりたい」と決意され、五劫(ごこう)というとてつもなく長い間、考えをめぐらせて48の願いを立てられました。その願いの18番目が「本当に安心できる世界に、いのちあるものすべてを平等に生まれさせたい」という願いです。法蔵菩薩は、それからさらに長いながい間、大変に厳しい修行をされて、ついに阿弥陀仏になられたのです。この18番目の願いを阿弥陀仏の根い=本願(ほんがん)として私たちは大切にしています。』とある。よく誰にも負けない得意技のことを「18番(おはこ)」と言うが、この語源は、阿弥陀仏の18番目の願いである「本願」がずば抜けていることから来ているという。

18品とは、16皿の小鉢とお粥と味噌汁の計18品で、地元築地で仕入れた食材が使われている。「つきぢ松露の卵焼き」や「築地江戸一甘口昆布の佃煮」、「築地紀文のお魚とうふおぼろ揚」など、地元の有名店の料理も入っているという。お粥はお代わり自由で、三重県産と福岡八女産の茶葉をブレンドした「かぶせ茶」がついており、茶器のかわいさにも注目される。お茶もとても美味しくお湯の追加も自由であった。

現在、浄土真宗を学ぼうとしているが、築地本願寺を訪ねるのは初めてであった。境内には親鸞聖人像やいくつかの記念碑があり、本堂の中にパイプオルガンがあるのにも驚いた。築地本願寺は、もともと1617年に京都の西本願寺の別院として浅草に建立されたが火災で焼失し、そこでの再建はできず、当時は海上であった今の場所を埋め立てることにより、再建できたとのことである。この埋め立て工事が地名「築地」の由来だということも今回初めて知った。その後、1923年の関東大震災後の火災で本堂を消失し、現在の本堂は、1934年に宗教施設としては珍しい鉄筋コンクリート造で再建されたものだという。

朝食後、品川に移動し、「老後の資金がありません」という映画を見る予定であったが、映画館に行ったら、何とその時間の上映は前日までということで空振りに終わった。やむなく、リターンマッチで、19日に映画だけを見に行くことにした。東京都内の小旅行であったが、新発見がいろいろあったことは収穫であった。

写真は、レストランの個室と18品の朝ごはん

イベント写真集: 

https://youtu.be/nDQUR8rOVsA

 

44回目の結婚記念日イベントーHP

 

youtube#video

 

 

 

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