花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

梅雨空 農業センターの大賀ハス 2023/06/30(鹿児島)

2023-06-30 17:21:23 | 
6月30日(金)梅雨前線が南下、明日にかけて大雨が心配されています。

花盛りのネムノキ 以下の画像は6月30日に撮影


雄しべの花糸が一杯出てきれいですが、雨が降ると萎れて見映えがしないため6時20分頃から撮影しました。

明日にかけて大雨が予想される中、今朝はごく短時間の通り雨が数回あった程度で傘を片手に撮影できました。

水生植物園 道路脇のアジサイ


他の所より少し開花時期が遅いものの、花が終わり始めていました。

右手はスイレン池 左上は大賀ハス


スイレン池の一部区画には小型のハス、茶碗ハスがあります。まだ蕾が小さく開花は10日ほど先になりそうです。

農業センターが開園した30年ほど前は、茶碗ハスの開花は8月の盆前頃でした。当時よりも一月ほど開花が早くなっています。

大賀ハス 今年は花が少なめ


黎明館(鶴丸城跡)のハスよりも少し小ぶりです。2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)です。

昭和26年(1951)大賀博士などによって千葉県の古代遺跡から3粒のハスの実が発掘され、翌年に開花。今では全国各地に広まり大切に育てられています。

花びらが散り始めたハス


ハス池は長年の栽培で水草に覆われやすく病害虫も発生します。花はきれいですが、広い栽培区画での管理は特に大変なことでしょう。

ここの大賀ハスも最初の頃は生育が悪く、一夏に一輪だけどうにか撮影できた年もありました。高温障害対策として水流を整備管理して、成長が良くなったとも聞きました。

黎明館のハスも年ごとに山手側からの水草増殖が目に付き、特に医療センター側では水草に圧倒され、生育不良で開花が少なくなっています。

スイレンはマイペースで開花続く


スイレンは増殖する一方で殆ど水面が見えません。勢いの強い品種が増殖し、希少な色合いのスイレンは淘汰されています。今日は南西風があり、蝶トンボの数は少なめでした。

今年はいちき串木野市の観音ケ池公園のスイレンがきれいです。スイレン池の周りを巡ってトンボも楽しめますのでおススメです。

葉に隠れたように咲く


花が小ぶりなため、葉に隠れるようにして咲くものも少なくありません。

雨と言えばカエル


雨を待つような感じでカエルが葉に乗っていました。時折パラパラと降る程度で傘もいらないくらいでした。

警報級の大雨が降るとハス葉に大きな雨粒が跳ねて、集まった水がこぼれ落ちて絵になりますが・・・撮影では人もカメラもずぶ濡れになって大変です。

湿った南西の風


ここは南北両側に林があり風の動きが少し複雑です。強めの風で葉が裏返る様子も面白いですが、花びらも散ります。

20年ほど前、水生植物園ではヤンバルクイナに似た野鳥のバンが巣を作って、池の中を動き回る様子が見られました。

今思えば人の姿が見える場所でよく巣を作っていたものです。大雨で巣が流されたことがあり、その後は全く見かけません。

四季の花園 ヒマワリが育つ


開花は8月上旬位でしょうか、まだ丈は20~30センチ程度。この先も雑草を取り除くなど管理に手間がかかることでしょう。

夏の花アメリカフヨウはまだ丈が低く、枝を伸ばして大ぶりな花を咲かせるのは大分先になりそうです。

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