龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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4月23日(土)<「爆発の危険」は続いている>

2011年04月23日 17時18分35秒 | 大震災の中で
昨夜から雨が降り続いている。
桜の咲く頃の暖かい春の雨は心地よいものだが、今年はそうのんびりしたこともいえない。
いちいち原発と結びつけて考えなければならない状態が続いていて、それが相当なストレスになっている、と気づかされる。

考えてみれば、不信は、水素爆発の時に始まっている。あの爆発によって飛散した放射能の影響により、何のアナウンスもないまま、福島市や飯舘村は高い放射線量を記録した。
そういう状況を放置しておいて、十分な説明もないまま、IAEAの勧告があってさえ、現況安全だ、といいはっておいて、結局は避難の強要である。

今回の学校に対する国の活動基準も、大人の基準をそのまま当てはめ、何の対策も採らなくても学校が始められる程度に基準を設定して「安全」だと宣言して見せただけのことではないのか?

十分な説明なく大丈夫だといわれたあげくに避難させられることになった飯舘村の二の舞にならないと、どうやって信頼できるというのか。

真面目に、このストレスと日々向き合っている市民と真剣に向き合って対話してほしい。

例えば、原発事故がまだ落ち着いていない以上、もしあの水素爆発が再度起こったら、どうすればいいのか、せめてそのときの対応ぐらいシミュレーションして市民に示す義務が行政側なはあるのではないか?

学校は安全だ、とばかりいってこどもを学校に縛り付けるのは勘弁してほしいものだ。

もし、福島第一原発であの爆発がまた起こったら、また安全だといいはった挙げ句の果てに、やっぱりごめんなさいするのかしらね。
水温が上がれば、再度の爆発は避けられない。
懸念材料として検討・説明が必要だとは思わないのだろうか。
安全なはずのものが「想定外」に大事故をひきおこしたのであれば、それにふさわしい慎重さで事後の対応はなされてしかるべきだろうに。




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