龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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宇多田ヒカルの新譜『ファントーム』のこと(前の書き込みの続き)

2016年09月29日 20時59分06秒 | メディア日記

録音のこととかよくわからないけれど、ボーカルの定位がとても近い感じがする。
間近で歌っているような感じ。

特に椎名林檎と宇多田ヒカルのデュエット「二時間だけのバカンス」がすごい。二人が耳の間近ってすごくないすか(笑)。

ポップなのは「人生最高の日」。安心して聴けますね。

でもバラード「人魚」もいいなあ。

「花束を君に…」はもう毎日聴きすぎて定番化している。でもいいすね。

「真夏の通り雨…」は、おなじみの宇多田ヒカルボーカル全開のしみじみいい声=歌です。

いやもう、じっくり秋の夜長にしみじみ聴くのにふさわしい「声」と「歌」そして「音」。

リアルタイムでこの歌手の歌を聴けることに感謝しつつ。

デジタルサウンドボードで聴く宇多田ヒカル『ファントーム』ががきれいすぎて切ない。

2016年09月29日 20時10分16秒 | 大震災の中で

音楽の享受は基本的に脳内変換して聴いているわけだから、想像力の問題だ、と長いこと思っていた。あの、植草甚一もそうだったし、なんてよく知らないくせに言ってみたりして。

でも、デジタルサウンドボードの霊験はあらたかだった。

今日、宇多田ヒカルの新譜『ファントーム』が届いて、それを聞いている。

最初、間違って別のPCのドライブにCDを入れて再生させたら、あまりに声に表情がなくてびっくり。

まあ、ディスプレイのスピーカーにHDMIでつなげてるだけだからこりゃまあしょうがない。しばらくこの音でも平気だったのは、小田和正しか聴いていなかったせいか(苦笑)。小田和正はもう43年も聴いているから脳内変換完璧なんですよね。
しかし、最近の宇多田ヒカルはお久しぶりだからそうはいかない。

で、デジタル側に切り替えてまた二度びっくり。

デジタルサウンドボードSE-90PCIkaraをPCに差し込んで、そこから光デジタルファイバーで
オンキョーの小型スピーカーWAVIOGX-100HD

に出しているだけなのだが、うわ、何にも知らないで聴いていても、椎名林檎の声が出た瞬間から生々しくて、「ありゃ、コラボしてたんだ」と気づかされる。
吉田美奈子とか宇多田ヒカルとか、ボーカルを聴きたいときはこれじゃなきゃダメだ、と思う。

植草甚一はどうした!?
音楽は脳内の想像力だ、はどうした?!

いえいえ。何十万もかける必要はないんです、私の場合。数万円で死ぬまで楽しめるんだから(笑)

というわけで、宇多田ヒカル、いいよ。