docomoのラインナップはずれて出てくるのだろうね。
世界的イベントにぶつけてもしょうがないし。
でも、正直iPhone5は、完成形というか洗練形という感じはしたけれど、
「ををっ!?」
というビックリはなかったですね。
それでもiPhoneユーザーとしては超処理速度が速くなった「5」の現物がほしいけれど(笑)。
やっぱり、iTuneとかiPhoneとかiPadとか、機能もそうだけれど、トータルバランスが本当に絶妙で、技術じゃなくて「哲学」というかライフスタイルを売ってる感じなんだよね。
その「哲学」が正しいかどうか、が問題なんじゃない。
技術があるからそれを進歩させました、でもない。
技術をなんのためにどれだけ使い、さらにいえば
「限られた資産の中で、どこに技術を用いないか」
の決定的な判断があるのが、ここでいう工業製品における「哲学」なんだと思う。
デザイン力といってもいいし、それはある意味では「政治」的でもあり「権力」的でもある。
顧客を心地よく「抑圧=教育」する方法、でさえあるのかもしれない。
基本スマホは、一度かったら二年は縛られるから、それに慣れてしまえば多少の操作性の差なんぞは気にしなくなる。
手順さえ分かれば、まあ使えるものだ。
だが、それは目的が限定された使い方になりがちだ。分かっている道筋しか使わななくなる。
若者だったり、情報強者だったりすれば、アンドロイドでもいろいろできるし、その方が面白くもあるのだろう。
それに対して、iPhoneはどのソフトでも安心して「普通」に使え、かつ高水準の楽しみや実用性をもたらしてくれるし、さらには一貫したライフスタイルの魅力までも提案してくれるのだ。
そこが違う。
そういう意味では、細部にまでゆきとどいた技術力で勝負、とやってきた日本の「箱庭」芸が、今少々押されているような気がしてならない。
アップル製品の方が、むしろ細部にまでゆきとどいた心配りがあるような気がしてきちゃうから不思議だ。
そして心配りと同時に、その製品を使う「世界観」の提示がある。
日本は、既に「箱庭」に入っている人へのもてなしは結構まだまだ行けているんだけれど、「箱庭」の外の人を招待するのは、いつのまにか苦手になってしまった。
ソニーでもトヨタでもパナソニックでも、相手にされない外国にいって、軽薄短小を「箱庭」的に実現できる「日本力」で、お客さんの心を掴んできたはずなのにね。
技術と思想、哲学の問題は、ただいま勉強中だけれど、いろいろ考えさせられます。
iPhone5リリースのお祭り騒ぎが一段落したら、アンドロイド系のスマホがそれにどう対抗していくのか、またアマゾンのタブレットがどんな形で日本でリリースされていくのか。
アメリカの方で起こっている雲の上の話ではあるけれど、それは同時に私たちの掌の中の大事件、でもある。
技術と哲学の関係は、原発事故だけの専売特許ではないはずだし。
世界的イベントにぶつけてもしょうがないし。
でも、正直iPhone5は、完成形というか洗練形という感じはしたけれど、
「ををっ!?」
というビックリはなかったですね。
それでもiPhoneユーザーとしては超処理速度が速くなった「5」の現物がほしいけれど(笑)。
やっぱり、iTuneとかiPhoneとかiPadとか、機能もそうだけれど、トータルバランスが本当に絶妙で、技術じゃなくて「哲学」というかライフスタイルを売ってる感じなんだよね。
その「哲学」が正しいかどうか、が問題なんじゃない。
技術があるからそれを進歩させました、でもない。
技術をなんのためにどれだけ使い、さらにいえば
「限られた資産の中で、どこに技術を用いないか」
の決定的な判断があるのが、ここでいう工業製品における「哲学」なんだと思う。
デザイン力といってもいいし、それはある意味では「政治」的でもあり「権力」的でもある。
顧客を心地よく「抑圧=教育」する方法、でさえあるのかもしれない。
基本スマホは、一度かったら二年は縛られるから、それに慣れてしまえば多少の操作性の差なんぞは気にしなくなる。
手順さえ分かれば、まあ使えるものだ。
だが、それは目的が限定された使い方になりがちだ。分かっている道筋しか使わななくなる。
若者だったり、情報強者だったりすれば、アンドロイドでもいろいろできるし、その方が面白くもあるのだろう。
それに対して、iPhoneはどのソフトでも安心して「普通」に使え、かつ高水準の楽しみや実用性をもたらしてくれるし、さらには一貫したライフスタイルの魅力までも提案してくれるのだ。
そこが違う。
そういう意味では、細部にまでゆきとどいた技術力で勝負、とやってきた日本の「箱庭」芸が、今少々押されているような気がしてならない。
アップル製品の方が、むしろ細部にまでゆきとどいた心配りがあるような気がしてきちゃうから不思議だ。
そして心配りと同時に、その製品を使う「世界観」の提示がある。
日本は、既に「箱庭」に入っている人へのもてなしは結構まだまだ行けているんだけれど、「箱庭」の外の人を招待するのは、いつのまにか苦手になってしまった。
ソニーでもトヨタでもパナソニックでも、相手にされない外国にいって、軽薄短小を「箱庭」的に実現できる「日本力」で、お客さんの心を掴んできたはずなのにね。
技術と思想、哲学の問題は、ただいま勉強中だけれど、いろいろ考えさせられます。
iPhone5リリースのお祭り騒ぎが一段落したら、アンドロイド系のスマホがそれにどう対抗していくのか、またアマゾンのタブレットがどんな形で日本でリリースされていくのか。
アメリカの方で起こっている雲の上の話ではあるけれど、それは同時に私たちの掌の中の大事件、でもある。
技術と哲学の関係は、原発事故だけの専売特許ではないはずだし。